[主席アナリストStephane Teral氏の注目点]
2009年にモバイルインフラ市場で起こった移行によって、世界の市場が3Gへ向かっていることや、すべてのセグメントで収益が落ちているにもかかわらず、W-CDMA RANは前年比59%上昇、パケットコア機器は7.4%上昇と成長していることから、3Gが主にW-CDMAベースになるということが明確になった。NTTドコモが最近、LTE対応、RRHベース、分散型W-CDMAアーキテクチャへと転換したように、アジアのキャリアはリモート無線ヘッドギアを増強しており、W-CDMAは更に加速している。3Gは、モバイル分野での注目技術であり、GSM以降の世界に急速に拡大している。
[WIMAX市場のハイライト]
●世界の2Gと3Gのモバイルインフラ市場(無線接続ネットワーク、モバイルスイッチングサブシステム、パケットコア、ホームロケーションレジスター機器などを含む)は、2008-2009年に9%下落し、509億ドルから465億ドルとなった
●W-CDMAとモバイルパケットコアセグメントは成長し続け、モバイルインフラ市場は2009年第3-4四半期にわずか1.6%の下落であった
●GSM機器の販売は2009年第3-4四半期に2.5%下落したが、2008年第4四半期と比べれば56%の下落であった。これは、インドの大規模なアップグレードが延期されたこと、アフリカ、中欧・東欧、ラテンアメリカの減速による
●既存のW-CDMAネットワークをスムーズにLTEにアップグレードし、高価なeNodeBsを回避する、リモートラジオヘッド機器の利用という新しいトレンドがある
●Ericssonは、NortelのCDMA部門を買収し、モバイルマクロセルRAN機器の市場シェアを拡大し、2009年40%を超えた
◎2009年暦年は、Nokia Siemens Networksが2位、Huaweiが3位であった
[調査レポートの概要]
この調査レポートは、RAN機器(基地局コントローラ、マクロセル・ピコセル受信基地局、リモートラジオヘッド)、モバイルスイッチングサブシステム機器(モバイルスイッチングセンタ、ソフトMSC、無線メディアゲートウエイ)、モバイルパケットコアネットワーク機器(GPRSゲートウエイサポートノード、サービングGPRSサポートノード、パケットデータサービングノード)、HLR機器の世界と地域毎の市場規模、市場シェア、市場分析、市場予測と、加入者数を記載している。
加入者数とほとんどの機器は、技術毎(GSM、W-CDMA、CDMA2000、TD-SCDMA、cdmaOne)に記載している。
調査対象企業は、Alcatel-Lucent、Apertio、Cisco (Starent)、Ericsson、GENBAND、HP、Huawei、Motorola、Nokia Siemens、Nortel、UTStarcom、ZTEなどである。
【調査レポート】
2G/3Gモバイルインフラと加入者 - 調査レポート(年4回出版)
2G/3G Mobile Infrastructure and Subscribers
Quarterly Worldwide and Regional Market Size, Share, and Forecasts
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