ISID、アーキテクチャを統一し基幹システムを再構築  ウイングアークの「SVF」と個人認証印刷の連携で実現した、セキュアな帳票運用環境

汎用プリンタや複合機からの帳票出力で、オフコン専用プリンタを廃止  アーキテクチャの統一と帳票の電子化でシステム管理性が向上

ウイングアーク1st株式会社

2010-04-06 10:00

 Form&Dataのウイングアーク テクノロジーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:内野弘幸、以下 ウイングアーク テクノロジーズ)は、株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、以下 ISID)が基幹システムの再構築にあたり、ウイングアーク テクノロジーズの帳票基盤ソリューション「Super Visual Formade」(以下、SVF ※1)とキヤノンマーケティングジャパン株式会社の個人認証印刷システム「Personal ListPrint for MEAP(※2)」の連携によって、セキュアな印刷環境を実現する帳票運用環境を構築したことをお知らせいたします。この帳票システムは、ISIDとグループ会社3社で展開され、約80台のプリンタおよび複合機につながり、約2000名が利用しています。


 これまでISIDは、受発注や請求システムなど各業務システムを、順次構築してきました。しかしさまざまなアーキテクチャで開発された複数のシステム管理の作業負荷やグループ会社の急激な増加を背景に、グループ会社も含めた業務の一元化が望まれていました。そこでISIDは、システム管理の効率化とIT統制の確立を目的に業務システムを統合、アーキテクチャを統一した基幹システムを再構築し、2009年4月より本番稼動しました。


 同社の基幹システムから出力される帳票は、1枚の単票帳票から数百ページのボリュームがある管理帳票まで、管理部門だけでも月間3万部程度に及びます。以前は、オフコン専用プリンタに帳票が一括で出力され、これを仕分けして各部門に配布していたため、帳票が担当者に届くまで作業工数と時間がかかっていました。新たな帳票システムでは、70種類におよぶ帳票をSVFで開発し、帳票をPDF化してPCから確認・閲覧できるようになりました。また、「Personal ListPrint for MEAP」との連携によってICカードによる認証基盤システムを介して、帳票を手元のプリンタや複合機から、セキュアな環境で印刷することが可能になりました。この帳票印刷環境の構築によって、紙出力が削減されたほか、システム管理の作業負荷も大幅に軽減され、利用者からの要望にも短期間かつ柔軟に対応できるようになり業務の生産性が向上ました。


 同社 技術統括本部 システム推進センター プロジェクトディレクターの小池氏は、SVFについて「帳票開発では、SVFを利用した経験やノウハウ、実績があったことはもちろん、SVFの高い開発生産性と操作性により、スケジュールどおりにシステムを開発できました。SVFは、PDF出力が可能なほか、プリンタに依存しない帳票システムが構築できる点を高く評価しました。また、基幹システムはJavaで構築されているので、Javaに対応していることも重要でした」と話しています。


「SVF/RDE導入事例」詳細については下記URLをご参照ください。
  (リンク »)

<参考:システム構成>:添付資料参照


注1:Super Visual Formade(SVF)
企業システムに欠かせない帳票運用の短期構築をはかり、業務負荷軽減とパフォーマンスを備えた帳票作成を実現します。業務用途にあわせ、PDF・大量出力・Webからのクライアント印刷・メール・FAXなど、運用にあわせた幅広い帳票運用環境を提供いたします。


注2:Personal ListPrint for MEAP
認証システムと連携し、プリントサーバーを使わず複合機のみで個人認証プリントを実現するシステム。(キヤノンマーケティングジャパン株式会社)


[電通国際情報サービスについて]  (リンク »)
お客様の課題を見極め、お客様のビジネスをともに革新していくCustomer Business Innovatorとして、ISIDはさらに進化したトータルソリューションをご提供していきます。あらゆるビジネス領域において、コンサルティングからシステム開発、ソフトウェア・プロダクトの提供・サポート、ネットワーク構築、ハードウェアの選定・調達、インフラ構築・運用管理までフルラインメニューを提供することで、お客様の課題解決を支援しています。


[ウイングアーク テクノロジーズについて]
「Form&Data」のウイングアーク テクノロジーズは、大手SI企業や企業の情報システム部門が取り組むシステム開発と現場業務の効率化をはかるため、「帳票、レポート、ドキュメント」の分野に特化したツール・ミドルウエア製品、サービス、サポート、導入支援、トレーニング等のサービスを提供します。とくに、情報システムに共通する「データ」のINとOUTに対して、業務に見やすい「フォーム」を使ったユーザーインターフェイスによって、ソフトウエアの組み合わせによる短期システム構築と、わかりやすい業務の運用を実現しています。
・「SVF」【帳票出力】基幹系帳票システムの統合・共通化、帳票運用の効率的な一元化
・「Dr.Sum EA」【データ活用】業務に蓄積されるデータの高速な集計分析と可視化
・「StraForm」【帳票入力】業務にあるドキュメントのデータ化とWebシステム化


[会社概要]
社名:ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
代表取締役社長:内野 弘幸
設立:2009年11月
(※2009年11月2日、ウイングアーク テクノロジーズ株式会社は、持株会社体制に移行しました。)
資本金:1億円
売上高:81億円(2009年2月期)
従業員数:182名(2009年11月2日現在)
事業内容:帳票・レポート・ドキュメントの分野におけるソフトウエア製品の開発、販売、導入支援、保守サービスの提供。
URL: (リンク »)


<製品・サービス関するお問合せ先>
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社  
〒108-0075 東京都港区港南1-8-15 Wビル14F
TEL:03-6710-1700  FAX:03-6710-1701  
E-mail:tsales@wingarc.co.jp
Web: (リンク »)


※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。

このプレスリリースの付帯情報

参考:システム構成

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