マイクレル社:モバイルおよびハンドヘルド市場向け新型電源管理IC、柔軟なシンケーシングと効率向上を提供

JCN株式会社

2010-04-28 11:20

Yokohama, Apr 28, 2010 - (JCN Newswire) - 米アナログ、高帯域通信、イーサネットICソリューションの業界のリーダーである米国マイクレル・セミコンダクタ社の日本法人マイクレル・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(以下:マイクレル社、横浜市西区みなとみらい 代表取締役社長:山本一博)は、本日、MIC23060を発表した。
Yokohama, Apr 28, 2010 - (JCN Newswire) - 米アナログ、高帯域通信、イーサネットICソリューションの業界のリーダーである米国マイクレル・セミコンダクタ社の日本法人マイクレル・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(以下:マイクレル社、横浜市西区みなとみらい 代表取締役社長:山本一博)は、本日、MIC23060を発表した。このデバイスは、同社の高効率DC/DCコンバータに、HyperLight Load(TM)技術とポストレギュレータとして使える低電圧対応LDOを組み込んだ高効率電源管理ICである。このソリューションには柔軟なシーケンシング機能が搭載されており、ユーザーはこのデバイスを発売中の各種最新プロセッサ向けに構成することができる。対象機器は、携帯電話、PDA、デジタルカメラ、DSP電源などである。このICは、現在量産品の発注が可能で、価格は1,000個ロットでの単価が$2.20から。


「ハンドヘルドおよびモバイル機器ではバッテリー寿命の長さが重要なため、電源の効率的管理のニーズは、設計における最優先事項のひとつとなっている。」と、マイクレル社ポータブル事業部長Andy Khayat氏は述べた。「マイクレル社のMIC23060は、今日のポータブル機器に、非常に高い効率と完全に柔軟なシーケンシングを提供している。」


MIC23060の動作周波数は4MHzと高いため、小型の外付け部品を使用でき、出力リップルも減らすことができる。このデバイスでは、GPIOを1本使用するだけで、DC/DCおよびLDOをイネーブル・ディスエーブルにする。この際、MIC23060の2本の設定ピンをH/Lに接続しておくことで2つの出力の電源オン・オフ時シーケンシングで可能なすべての組み合わせを提供できる。このLDOは、システム効率の向上を目的として、バッテリーからの直接電力供給や、DC/DCコンバータの出力からのポストレギュレーティングを切り替えられる。DC/DCの前にLDOが使用可能になっている機器では、システム入力電圧(通常バッテリー電源)によりLDOに最初に電力供給される。DC/DC が使用可能になると、LDOへの入力がDC/DCコンバータのポストレギュレーティング式出力に、シームレスに切り替わる。MIC23060はMicro Cap設計の為、小型のセラミック出力コンデンサと超小型インダクタを使用して安定作動する。このソリューションは、基板面積とコンポーネントコストを削減する。パッケージは、小型の2.5mm x 2.5mm Thin MLF(R)で提供されている。


注: MLFはAmkor Technology社の登録商標である。HyperLight Loadはマイクレル社の商標である。


新製品の画像データはこちらから入手可能。
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製品詳細、データシートはこちらから入手可能(英文)。
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概要: マイクレル・セミコンダクタ


マイクレル社はグローバルな半導体サプライヤーとして、アナログ、イーサネット、広帯域通信に使用されるICソリューションを世界市場に提供している。同社製品には最先端のミクスドシグナル製品、アナログ製品、パワー半導体、高性能通信用スイッチ、クロック管理スイッチ、イーサネット・スイッチおよびPHY製品がある。ユーザーにはエンタープライズ、民生、工業、モバイル、通信、自動車、コンピューター製品などの有力メーカーが含まれる。本社と最先端のウエハ-製造設備は米国カリフォルニア州サンノゼにあり、米州、欧州、アジア全域に地域販売代理店とカスタマーサポートの拠点、先端テクノロジーのデザインセンターがある。さらにマイクレル社は世界に広範な流通販売網と代表事務所を保持している。詳しい情報は (リンク ») から入手可能。


お問合せ先:


マイクレル・セミコンダクタ・ジャパン株式会社
〒220-6014
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1
クイーンズタワーA 14F
TEL:045-224-6616
FAX:045-224-6716
E-mail:info14@micrel.co.jp
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