Xtera社とGlobal Crossing 社との契約では、20 Gbit/sの差動位相偏移変調技術(DPSK)搭載のXtera NXT次世代海底終端装置(SLTE)を使用して、新たな容量拡大を行います。
Xtera社のNXT海底終端装置により、既存機器と円滑に統合しながら、既存海底システムの最新技術へのアップグレードが可能になります。これにより、元々導入されていた機器より波長あたりのコストをかなり低く抑え、機能性をアップしつつ、既存海底ケーブルへの新たな容量を追加できます。海底終端装置(SLTE)は、ケーブルの終端に設置されており、海岸の地上局の中にあります。
2009年にXtera社は、セグメントA+B2 (米国ニューヨーク州ブルックへイブン、ドイツのジルト島、オランダのアムステルダムの間を接続)およびセグメントCのアップグレードの他、パナマのアマドールと米国カリフォルニア州グローバー間の汎アメリカ横断(PAC)エキスプレス・ファイバペアへの容量追加を完了しました。
「Xtera社ソリューションにより、オリジナルのシステム設計容量を超えた効果的なアップグレードが可能になりました。」と、Global Crossing社輸送およびインフラエンジニアリング担当副社長James H. Wattsは述べました。「2009年以来のアップグレードにより、Xtera社の20 Gbit/s技術を使用して、AC-1の容量を1テラバイト以上追加する予定です。これらのアップグレードにより、AC-1ユーティリティの最大化を行い、お客様に堅牢なサービスポートフォリオを提供できます。」
「この既存プロジェクトで、Global Crossing 社に採用いただいたことを光栄に感じています。このことは、従来の置換オプションコストの何分の一かで、既存ケーブルネットワークの寿命を延ばすという、Xtera社が通信事業者に提供する価値のもうひとつの実証です。費用のかかる海底プラント置換不要で、導入済みのケーブル資産の伝送容量とコスト効果を大幅に増大することができるというXtera社のメッセージを、通信事業者はよくご理解くださっていると感じています。」と、Xtera社社長兼最高経営責任者のJon Hopperは述べました。「当初N x 2.5 Gbit/sとして設計されたネットワークにN x 20 Gbit/sを追加でき、AC-1のような大規模ネットワークの始点から終点までのソリューションを実装できる弊社の能力は、弊社製品やXteraチームの専門知識の素晴らしさについてのさらなる実例です。」
概要:Global Crossing社
Global Crossing社(NASDAQ:GLBC)は、世界初の統合グローバルIPベースネットワークを持つ大手グローバルIPおよびイーサネット・ソリューション・プロバイダです。同社は、データ、音声およびコラボレーションのフルサービスと業界トップのお客様エクスペリエンスを提供しており、フォーチュン500社の約40%、通信事業者・携帯電話会社・ISPの700社にサービスを提供しています。コンバージドIPサービスを、世界70か国以上700都市以上に提供しています。Global Crossing 社について詳しくは www.globalcrossing.com をご覧ください。
概要: Xtera Communications社
Xtera Communications社は、最大の容量・到達度・価値を提供するネットワークインフラの専門企業です。大企業や電気通信会社にソリューションを提供しているXtera社は、海底、長距離、リージョナル、メトロ、エンタプライズなどのアプリケーション向けに、多種多様な光およびIPのネットワークソリューションを提供しています。五大陸をまたがり展開をしているXtera社の光伝送ソリューションは、サービスプロバイダが新規展開により市場到達度を拡大・促進し、既存ネットワーク資産をコスト効果の高いアップグレードで拡張します。弊社のWANトラフィック管理向けIPネットワーキングソリューションは、効率的かつ柔軟にネットワークを最適化します。Xtera社の革新的な技術は、画期的な品質とパフォーマンスを提供し、お客様の成功を推進します。詳しい情報は www.xtera.com をご覧ください。
お問合せ先:
プレスお問い合わせ先
Lily Mak
Xtera Communications
Tel: +1 972 649 5138
Email: Lily.Mak@xtera.com
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。