OKI、改正省エネ法に対応した次世代型環境情報収集ASPサービス「Webセンシング(TM) Ver.2」を提供開始

JCN株式会社

2010-05-31 11:00

Tokyo, May 31, 2010 - (JCN Newswire) - OKIグループでネットワーク関連のソリューションおよびサービス事業を展開するOKIネットワークインテグレーションは、このたび2010年4月に施行された「エネルギーの使用の合理化に関する法律」(以下、改正省エネ法)にあわせ、大幅な機能強化を行った環境情報収集サービス「Webセンシング(TM) Ver.2」を本日より提供開始します。
Tokyo, May 31, 2010 - (JCN Newswire) - OKIグループでネットワーク関連のソリューションおよびサービス事業を展開するOKIネットワークインテグレーション(社長:原 説秀、本社:埼玉県蕨市、以下OKINET)は、このたび2010年4月に施行された「エネルギーの使用の合理化に関する法律」(以下、改正省エネ法)にあわせ、大幅な機能強化を行った環境情報収集サービス「Webセンシング(TM) Ver.2」を本日より提供開始します。本サービスにより、改正省エネ法への対応はもちろんのこと、オフィスや店舗などにおける環境情報の「見える化」に加えて「見せる化」「見てる化」「見えた化」を実現し、お客様の最適な環境経営ライフサイクルマネジメント*1を支援します。

現在、地球温暖化などの地球環境問題が深刻化し、改正省エネ法や東京都をはじめとする各自治体における地球温暖化対策の推進に関する条例など、環境に関する法整備が進んでいます。このような状況の中で、企業は「環境情報の見える化・測定・評価」「CO2の削減」などの環境対策に向けた具体的な取り組みを迫られています。また、2010年4月に施行された改正省エネ法では、従来の「工場・事業所単位」から「事業者単位」への規制対象が拡大されたため、企業は各拠点の電力やガスなどのエネルギー使用量を集中管理することが必要となりました。

従来、提供してきた「Webセンシング」は、オフィスや店舗などに電力やガスなどの環境情報を計測するため、必ず専用機器を設置する必要がありました。新しく提供を開始する本サービスでは、お客様自身が管理画面からエネルギー情報を入力できる機能を新たに追加することにより、エネルギー使用量の少ない拠点には専用機器を設置せずとも計測データの記録・保存ができるようになりました。これにより、導入にともなう初期費用を抑えながら、企業全体で環境情報の一元管理を行え、改正省エネ法で義務付けられている環境報告書に必要な情報についても、すぐに参照できるようになります。

また、各拠点で収集したエネルギー使用量をお客様が設定した延床面積や生産数量などの単位で、表示することが可能となり、各拠点のエネルギー効率を正確に把握することができます。これによりエネルギー消費効率が良くない拠点への省エネ対策を集中的に行えます。さらに、各拠点から収集したデータをもとに、お客様が詳細な分析を行えるよう各種分析機能も提供するため、より具体的な省エネ対策を行うことが可能となります。

OKINETは、今後も環境情報活用コンセプト「EcOnestop*2」に基づき、環境に配慮した各種ソリューションの提供とともに、次世代への安心できる環境の橋渡しのため、お客様の環境経営戦略に貢献していきます。

【販売計画】
標準価格: 初期費用:個別見積もり、サービス利用料:月額3,700円(税別)~
バージョン2 サービス提供開始時期: 2010年5月31日
販売目標: 今後3年間で12億円(Webセンシングとして)

【「Webセンシング」の新しい主な機能】

1. エネルギー情報の手入力機能
電力・ガス会社などの請求明細をWeb画面から登録することができるため、電力やガスなどの測定センサを導入しなくても、改正省エネ法で必要なエネルギー管理を行えるようになります。

2. 延床面積などを基準とした拠点別のエネルギー消費効率ランキング機能
各拠点のエネルギーデータを任意の延床面積や生産数量など、エネルギーの使用量と密接な関係を持つ値で除算して、ランキング表示することができるため、各拠点のエネルギー効率を把握し、エネルギー効率のあまり良くない拠点から、優先的にエネルギー使用の改善策を実行することができます。

3. 測定データの各種分析機能
電力センサに関しては、デマンドを意識したピーク電力のトレンド分析や各電気系統別の使用量などを比較分析することができるため、具体的なエネルギーの削減策を検討することができます。

4. エネルギーのレポート機能
各店舗のエネルギーデータを集計して、エネルギー系統別に月間、年間のレポートを表示することができるため、改正省エネ法の定期報告書で必要な各エネルギーの集計が可能となり、エネルギーの削減効果などが一目で把握できます。

【用語解説】
*1: 環境経営ライフサイクルマネジメント
企業の環境経営に関するすべてのプロセスを管理する手法や取り組み。環境情報の把握するところから共有および抑止を経由して、最終的な効果を見出す。この一連のプロセスの中で、市場の状況や流れに適応して、「見える化」→「見せる化」→「見てる化」→「見えた化」というサイクルを管理し、トータルでライフサイクルをマネジメントする。
「見える化」: オフィスや店舗などにおける環境情報の把握
「見せる化」:「見える化」で得られた環境情報を従業員同士が共有
「見てる化」:「見せる化」で共有された環境情報が見られていることで働く抑止力
「見えた化」:「見てる化」での抑止力によって見出された効果

*2: EcOnestop
OKINETが提唱する、従業員の快適なワークスタイルと環境に配慮した経営戦略を両立させる、環境情報活用コンセプト。

【「Webセンシング」の主な特長】
Webセンシングは、オフィスなどの環境情報(温湿度、電力量など)を計測し、収集したデータをインターネット上のサーバで提供するASPサービスです。本サービスにより、環境情報の「見える化」を実現し、お客様の待機電力などの無駄なエネルギーの削減や、電気料金のコストダウンを支援します。また、CO2の排出量や快適度などをアニメーション表示することにより従業員の環境に対する意識改革やCSRの向上にも役立ちます。
「Webセンシング」
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【OKIネットワークインテグレーションについて】
社名: 沖電気ネットワークインテグレーション株式会社
本社: 埼玉県蕨市中央一丁目16番8号 OKIシステムセンター
社長: 原 説秀
資本金: 1億円(2010年4月1日現在)
設立: 2005年7月21日
従業員数: 234人(2010年4月1日現在)
主な業務: ネットワークインテグレーション・サービス事業(コンサル/設計/構築/運用保守サービス)

概要: 沖電気工業株式会社
OKIは米国でグラハム・ベルが電話機を発明したわずか5年後の1881年に創業した、日本で最初に電話機を製造した情報通信機器メーカーです。先見性と勇気をもって果敢に挑戦・行動するという、創業以来の「進取の精神」を連綿と受け継ぎ、ブランドスローガン「Open up your dreams」のもと事業展開しています。現在、「金融システム」「通信システム」「情報システム」「プリンタ」「電子部品・モジュール他」の5つの分野において、OKIグループは社会の発展に寄与する最先端技術の商品・サービスをお客様にお届けし、世界の人々の快適で豊かな生活の実現に貢献しています。詳細はこちらからご覧ください。 (リンク »)

お問合せ先:

本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
OKI 広報部 山本
電話:03-5403-1247
e-mail:press@oki.com

OKIネットワークインテグレーション
ビジネス開発本部 田籠
電話:048-420-7030
e-mail:okinw-info@oki.com

本件に関するお客様からのお問い合わせ先
OKIネットワークインテグレーション
ビジネス開発本部
電話:048-420-7030
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