「グリーン建築技術は、ますます建築業界で一般的なものとなってきている。グリーンビルディング評価制度には3つの推進要因がある。環境への責任、エネルギー効率化による光熱費の削減、エネルギー効率化や認定制度などの法規制の要求である」とパイクリサーチ社のアナリストEric Bloom氏は語る。
2020年には、グリーン認証ビルのうちの商業ビルの占める割合は、現在の73%から上昇して約8割となるだろう。ビジネス分野では、グリーン認証の多くが、新築ではなく既存の建築に対して与えられるだろう。対照的に、住宅市場ではグリーン認証のほとんどが新築不動産であるだろう。
さらに、米国のEnergy and Environmental Design (LEED)や英国の Building Research Establishment Environmental Assessment Method (BREEAM)など、世界中で20以上の環境性能評価プログラムの団体が確立しており、今後1、2年の間に40以上の国規模の団体が同様のものを模索している。北米ではLEED、英国ではBREEAMがグリーン建築市場を支配しているだろうが、パイクリサーチ社は、新しいプログラムが始まる中国やインドが、2020年にグリーン認証による新築の30%を占めるだろうと予測している。
この調査レポートは、グリーン認証建築プログラムに関する最新の市場動向と法規制を分析し、その成長と予測を記載している。グリーン建築の促進要因と阻害要因と、建築市場に起こるだろう変化を分析している。商業ビルの不動産業者、業界団体、グリーン建築団体などの関連企業や団体の詳細と、世界の多くのグリーン建築認証プログラムについて詳述している。
【調査レポート】
世界のグリーンビルディング評価制度の市場分析と予測:商用と住宅の新築と既存建造物の環境性能
Green Building Certification Programs
Global Certification Programs for New and Existing Buildings in the Commercial and Residential Sectors: Market Analysis and Forecasts
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