マイクレル社、HDTVチューナー機器向けの最新薄型ブーストレギュレータを発表

JCN株式会社

2010-06-08 11:40

Yokohama, June 8, 2010 - (JCN Newswire) - 米アナログ、高帯域通信、イーサネットICソリューションの業界のリーダーである米国マイクレル・セミコンダクタ社の日本法人マイクレル・セミコンダクタ・ジャパン株式会社は、本日、1.2MHzで作動し、350mAの最大スイッチ電流を供給可能な、スイッチ統合ブースト・レギュレータ、MIC2619を発表した。
Yokohama, June 8, 2010 - (JCN Newswire) - 米アナログ、高帯域通信、イーサネットICソリューションの業界のリーダーである米国マイクレル・セミコンダクタ社の日本法人マイクレル・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(以下:マイクレル社、横浜市西区みなとみらい 代表取締役社長:山本一博)は、本日、1.2MHzで作動し、350mAの最大スイッチ電流を供給可能な、スイッチ統合ブースト・レギュレータ、MIC2619を発表した。MIC2619には、プログラマブル過電圧保護(OVP)、非常に低いシャットダウン電流、およびソフトスタートなどの機能がある。このデバイスは、マイクレル社のMIC2601/2およびMIC2605/6ブースト・レギュレータ・ファミリを拡充したもので、対象機器は、デジタルTVチューナー、光ネットワーク機器、LCDバイアス電源、SEPICコンバータ、および正電圧出力レギュレータなどである。このデバイスは現在、量産品の発注が可能で、価格は1000個ロットでの単価が$0.40から。


「プログラマブルOVP機能を搭載したマイクレル社の最新高集積スイッチ・ブースト・レギュレータは、今日のHDTVのチューナーチップの電源として最適である。」と、マイクレル社アナログマーケティング部長、Doyle Slack氏は述べた。「高いPWMスイッチング周波数と、薄型パッケージにより、LCD、LED型式3D-HDTVの設計コストが削減される。」


MIC2619の最大出力電圧は35V、スイッチ電流は350mA以上であり、TVチューナーなどの最も高電圧のバイアス応用機器でも容易に電力供給ができる。MIC2619では一定した周波数の1.2MHz PWM電流モード制御方式を実装している。高周波PWM動作によって外部コンポーネントサイズを小さくでき、基板面積が節約できる。一定周波数のPWM制御方式によるもうひとつのメリットは、可変周波数制御方式と比べて出力ノイズが小さく、電源入力側に戻されるリップルが小さいことである。MIC2619には、故障した際に確実に出力保護を行うための、プログラマブル過電圧保護機能がある。


MIC2619は、薄型のThin SOT-23 6ピンパッケージに収められており、接合部動作温度範囲は-40度~+125度である。


新製品の画像データはこちらから入手可能。
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製品詳細、データシートはこちらから入手可能(英文)。
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マイクレル・セミコンダクタについて
マイクレル社はグローバルな半導体サプライヤーとして、アナログ、イーサネット、広帯域通信に使用されるICソリューションを世界市場に提供している。同社製品には最先端のミクスドシグナル製品、アナログ製品、パワー半導体、高性能通信用スイッチ、クロック管理スイッチ、イーサネット・スイッチおよびPHY製品がある。ユーザーにはエンタープライズ、民生、工業、モバイル、通信、自動車、コンピューター製品などの有力メーカーが含まれる。本社と最先端のウエハ-製造設備は米国カリフォルニア州サンノゼにあり、米州、欧州、アジア全域に地域販売代理店とカスタマーサポートの拠点、先端テクノロジーのデザインセンターがある。さらにマイクレル社は世界に広範な流通販売網と代表事務所を保持している。詳しい情報は (リンク ») から入手可能。
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