この国際会議の主催はBSACパンパシフィック(本部:大阪市北区、総裁:橋谷典昌)で、同会議には、BSACインターナショナル、BSACジャパン、BSAC韓国、BSAC中国、BSACタイの各国代表をはじめダイビング関係者など約100名が参加する。会議では、各国の有識者の学術報告、沖縄県宮古島の砂川富増氏による同島サンゴの現状報告などが行われる予定。
会議終盤ではBSACパンパシフィックの橋谷総裁が、海洋環境保護を目的とする、オニヒトデ駆除、ビーチクリーン活動など、サンゴ保全に関する活動方針を説明。続いて各国代表の賛同スピーチがあり、宣言文が採択され、各国代表による署名がおこなわれる予定である。
橋谷総裁(BSACパンパシフィック)コメント:
BSACは、スキューバダイビングの普及だけでなく、海洋環境保護という重要な使命をもっています。とりわけ海中環境については、ダイバーの専門領域であり、海の限りない恵みを次世代に引き継ぐためにも、私たちが率先してこの保護を行っていかなくてはならないと考えています。
私たちは、これまでの経験とアジア諸国におけるBSACなどを通じたネットワークを生かし、日本国内および環太平洋地域におけるサンゴ礁の保全活動とその啓蒙活動を推進して参ります。サンゴの保全は、CO2削減や海水温の上昇を抑える効果が期待されており、海洋生態系の保護にも繋がってきます。
また美しい海洋環境を保護していくことは、派生的に現地の観光業や漁業にも好影響をもたらし、 地域の発展にも貢献するものと信じております。
私たちは、来る6月19日、サンゴ保全のための国際会議を京都で開催いたします。この会議において各国の協力体制を確認し、一丸となって海洋環境保全に寄与して参る所存です。
「BSAC」とは
「BSAC」は、The British Sub-Aqua Clubの略で、1953年に英国で設立されて以来発展を続けてきました。「BSAC」が設立された目的は、水中スポーツや探検についての科学的興味を深め、それに関連した研究を進めることで、知識と経験の幅広い交換を行うことにあります。また、「BSAC」はダイビング活動を統括する団体として、最高レベルの安全基準を設定し維持することにより、水中の安全性を高めるためにも活動を行っています。また水中資源を次世代のダイバーのために保護する活動も意欲的に行っています。「BSAC」は現在、世界中で86カ国以上、40,000名を越える正式メンバーによって構成される世界最大のダイビングクラブに成長を遂げています。BSACはスポーツダイビングの規準を設定し監督する世界中で認知された権威のあるダイバー教育組織として知られています。そのため英国王室とも縁が深く、王室よりロイヤルブランド(王室御用達)の証でもあるロイヤルマークを賜っています。
「BSAC」ホームページ: (リンク »)
「BSACパンパシフィック」と「BSACジャパン」について
「BSACパンパシフィック」は環太平洋地域(アジア、ミクロネシア、ハワイなど)にBSACのダイビング指導方法とそのブランドを発展させるため、設立から20余年の歴史を持つ「BSACジャパン」を中心にして2007年10月に日本で設立されました。「BSACパンパシフィック」と「BSACジャパン」の運営は、ダイビング業界で売上高世界一を誇る(株)エヌズ(代表取締役会長:橋谷典昌、本社:大阪市北区)が、英国にあるBSAC本部から委託を受けて担当しています。
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■株式会社 井之上パブリックリレーションズ
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