「WisePoint」は、画像をパスワードに用いる「イメージングマトリクス認証」や携帯電話の固体製造番号を用いた「携帯電話ID認証」などのワンタイムパスワード認証機能を装備した、Web対応の認証システムです。国内の主要モバイルキャリアの携帯電話によるデバイス認証はすでに対応しておりましたが、前述のビジネス環境の変化を踏まえ、また、お客様のご要望に応じ、iPhoneの法人ユーザ様向けにiPhoneによるデバイス認証機能をオプションとして追加いたしました。これまで、固体製造番号を持たないiPhoneにおいてデバイス認証を行うことは難しいとされてきましたが、iPhone3Gに搭載されている「UDID(Unique Device Identifier)」を利用することで、デバイス認証が可能となります。WisePointサーバに、あらかじめユーザ名と「UDID」をひもづけて登録し、このUDIDをユーザIDとして利用します。
このiPhoneデバイス認証機能の追加による特徴は次の通りです。
iPhoneのデバイス認証とWisePointのワンタイムパスワード認証を組み合わせることで、物理と記憶という二要素認証を実現。
デバイス認証がユーザIDの代わりとなるため、利用者はユーザIDを入力する必要がなくなる。WisePoint認証のみで、社内のWebシステムへアクセスができ、入力作業が軽減されながらも、セキュリティを確保でき、利便性とセキュリティの両立を実現。
セキュリティ面でのサポートがより強固になり、ビジネスの機動力・生産性向上への貢献が可能。
なお、iPhoneデバイス認証機能は、「WisePoint」のオプションとなっております。
本機能の販売ターゲットとしましては、「desknet's」や「サイボウズ」などのiPhoneに対応しているビジネスアプリケーションにおいて、主にセキュリティ強化の側面で利用を見込んでいる企業全般、医療分野や大学などを想定しております。販売開始予定時期は2010年7月末、販売元はソフトバンクBB株式会社となります。今年度の年間目標出荷数は、10,000ユーザライセンス。出荷開始に伴いまして、WisePointの既存ユーザ様向けに9月末までのキャンペーンとして、1ライセンス通常価格1,000円のところ500円でご提供させていただきます。
【製品参考価格】
iPhone利用オプション価格 1,000円/ユーザ
(別途、WisePointライセンス3,000円/ユーザが必要です。)
【イメージングマトリクス認証利用時の認証例】
1.指定されたURL(WisePointサーバ)にアクセス
2.登録済み端末IDが自動的にWisePointサーバへ送信される
3.デバイス認証完了
4.続けてイメージングマトリクス認証のイメージ表が表示される
5.パスワードとして事前に決めた画像を順番に指でタッチするだけで認証が完了
■ファルコンシステムコンサルティングについて
ファルコンSCは、2000年の設立以来、先進のセキュリティ技術とコンサルティング手法に基づき、利便性と安全性を考慮した、認証特化型セキュリティシステムの開発・販売を行っています。2003年4月にリリースしたWeb認証システム「WisePoint」を軸に、Radiusプロトコル対応「WisePoint Authenticator」等、認証強化ソリューションを展開しています。
■本件に関するお問い合わせ
ファルコンシステムコンサルティング株式会社 営業本部 山下/伊藤
Tel:044-814-2512 Mail:sales@falconsc.com URL: (リンク »)
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