RFaxis社、世界初の5GHzシリコンベースのパワーアンプの道を拓く

JCN株式会社

2010-09-10 13:11

Irvine, CA, Sept 10, 2010 - (JCN Newswire) - ワイヤレスおよび接続市場向けの革新的な次世代RFソリューションを専門とするファブレス半導体企業のRFaxis社は、世界初のシリコンベースの5GHz広帯域リニアパワーアンプを、本日発表しました。この新型シリコンベース・パワーアンプ、RFP5001は、次のような要件の厳しいデータインテンシブな802.11a/n/pワイヤレス接続機器の、受信可能範囲とスループットを大幅に増大するように、設計されています。


- ノートPC、ネットブック、スマートブック、および電子書籍リーダーなどのウルトラモバイル生産性デバイス
- 携帯電話機およびスマートフォン
- アクセスポイント、ルータおよびゲートウェイなどのWLANサーバデバイス
- 高解像度(HD)マルチメディアストリーミングおよびWHDI(TM)(Wireless Home Digital Interface)サポート
- WiMAX/4G基地局
- 車車間/路車間インフラWAVE機器
- 5GHz ISMバンドで作動する他のシステム


「大手ODM(Original Design Manufacturer)、マルチチップモジュール(MCM)メーカー、および5GHz機器向けRFaxis社シリコンベース・パワーアンプの他の大口顧客の切実なニーズに応えるため、RFaxis社は、特許申請中のRF Front-end IC(RFeIC(TM))アーキテクチャの汎用性と堅牢性を実証する製品をもうひとつ実現しました。」と、RFaxis社社長兼CEOのMike Neshatは述べました。「次世代3D HDTVやHDマルチメディア・ストリーミング・デバイスや、信頼性の高い高速インターネットアクセス、および高パフォーマンスのゲームプレイなどを利用するために、住宅全体でデータ転送速度の高いワイヤレス接続を利用したいというニーズは、急速に高まっています。そのため、弊社のお客様も、大容量の高速ワイヤレスデータをさらに離れた場所から確実に提供する5GHz周波数のサポートを促進しようとしています。このような広帯域幅5GHz周波数へのマイグレーションがさらに促進されている原因として、最新のワイヤレス接続用インフラ強化のために現在行われているWiMAX/4GおよびWAVEプロジェクトが、ますます大容量化していることもあげられます。弊社の完全統合シングルチップ/シングルダイWLAN 5GHz RFX5008 RFeICチップに対するニーズの急拡大に対応するために、弊社のワイヤレス接続用RFeICソリューションの製品群に、RFP5001スタンドアローン・パワーアンプを追加することは、理にかなっています。」


RFP5001は、高度に統合されたプラグアンドプレイRF対応シリコンベース・リニア・パワーアンプで、802.11a/n/p全周波数帯(4.9~5.95GHz)をカバーし、すべての5GHzシステムに最適です。RFP5001は、19dBm以上の最大リニアパワーと、3.3Vのバイアス電圧で20 dBm以上のゲインを提供します。たった2.3Vの低電力でも、RFP5001は、54Mbps OFDM信号用に15dBm以上の最大リニアパワーを、3.5%以下のEVMで提供できます。そのため、RFP5001は電池電圧の低いウルトラモバイル機器にも最適です。さらに、CMOS互換制御ロジックやオンチップ高調波フィルタにより、デザインイン業務の大幅な簡素化や、BOMコスト全般の削減ができます。RFP5001パワーアンプは現在サンプル提供中で、標準3x3x0.5mm QFNパッケージで、大口価格1ユニット当たり$0.40で市販される予定です。


WHDI(Wireless Home Digital Interface)は、高画質動画の非圧縮ワイヤレス配信を可能にするワイヤレスHDTV接続用家電規格です。WHDIにより消費者は、住宅内でどんな動画コンテンツソースをどんな表示装置にも接続させることができます。WHDIはAMIMON社、日立製作所、LG Electronics社、モトローラ社、サムスングループ、シャープ社、ソニー社などでサポートされています。


WAVE (Wireless Access in Vehicular Environments)は、5.9GHz(5.85~5.925GHz)のライセンス取得済みITSバンドで高速車車間および路車間データ交換を可能にする802.11pワイヤレスプロトコルです。WAVEは、IEEE 802.11規格改正として認可されており、高度交通システム(ITS)アプリケーションをサポートするのに必要な拡張を定義しています。


RFaxis, Inc.について
2008年に設立されたRFaxis, Inc.は、米国カリフォルニア州アーバインに本拠を置く企業で、RF半導体およびアンテナソリューションの設計・開発を専門にしています。特許出願中技術により、同社は、何十億米ドルもの規模のBluetooth、WLAN、802.11n/MIMO、ZigBee、WiMAX、およびWHDI市場向けに設計された次世代無線ソリューションで、主導的役割を果しています。自社の革新的アプローチと技術とともに、ピュアCMOSおよびBiCMOSシリコン技術を活用して、RFaxisは世界初のRFフロントエンド集積回路 (RFeIC)の拠点となっています。詳しい情報は www.rfaxis.com をご覧ください。


メディア問い合わせ先:
Kevin Mayberry
Lages & Associates
Tel: (949)453-8080
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