こんなことを申し上げたら関係者から叱られそうだが、「受験=大学進学実績」といったお考えのご家庭にはあまりご興味が沸く学校ではないかもしれない。実際、進学実績は「日東駒専」に毎年一桁といったところである。しかしながらこの学園には他校にはない大変ユニークな特色がある。
それは、生徒個々の環境、目標に合わせた指導ができるよう、総合・スポーツ・芸能の三つのコースを設定していることである。また、通信制課程もありスタンダードコース・芸能・プロフェッショナルコースが用意されている。さらには、皆さん驚かれるかもしれないが昨年までは制服もなく髪を染めることやアクセサリーもある程度自由であった。
「今どきどんな学校だ」とお思いになるかもしれない。手のつけられない生徒が勝手し放題の学校というようにお思いになるかもしれない。ごもっともの部分も全くないわけではないが、実際は生徒と教師の関係は逆に他校より良い部分も目に付く。
挨拶をしてくれる生徒も多いし、何より明るく伸びやかで、先生側からも生徒側からも、また、ご家庭側からも様々な場面で遠慮なく意見が言える土壌が出来ているように感じる。
その日出中学校・高等学校が大きく変化しようとしている。新しく校長に着任された井上 敦雄先生の号令の下、制服が出来、校則が変更され補習授業や大学進学に向けての夏期・冬期講習、日出塾(高校生対象勉強合宿)、大手予備校との連携等、学習環境の大幅なてこ入れがなされた。
だからと言ってこれらは全て学校側からの押し付けではない。制服一つにしても在校生全ての意見が盛り込まれており、また、日出塾の参加学年を高3生にも拡大したのも生徒さん達の校長先生への直談判からである。
現在、改革を進めている学校は数多ある。「時代の要請」という言葉だったり、「生徒の夢の実現」のためであったり、改革の「錦の御旗」はそれぞれであり、どれもが間違ってはいない。その学園のこうありたいという将来像である。
だが、その改革に生徒の意見を直接的に反映させている学校はほとんどあるまい。生徒の意見に耳を傾けるということは、それがどんなに些細なまた幼稚な発想であったとしても、学校の極めて大切な姿勢だと考える。それは学校の主役があくまでも生徒であるからに他ならない。
日出中学校.高等学校にはこれからも改革に当たって生徒にとってより良い答えが見つかるように教師、生徒が一丸となって進んでいって欲しいと願っている。
総合コースは勿論、スポーツや芸能活動と学業の両立でお悩みのご家庭は是非一度学園をお尋ねいただければと思う。
* 終了後、個別相談があった。
* 参加者は、約100名であった。
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