最近、携帯端末メーカーのHTCが記録的な好調さを見せてます。
同社は2010年10月29日に行われたWall Street Journalとのインタービューで、今年7月~9月期の売上高が758億5000万台湾ドルを記録し、前年同期の338億8000万台湾ドルを2倍以上上回ったと発表しました。また、今年の10月~12月期の売上高は過去最高の1000億台湾ドルに達するとの見通しを示しました。
このようなHTCの急成長について、各メーカーはHTCの成長における原因や理由の分析に忙しい姿を見せています。
しかし、HTCの成長は偶然ではなく、必然なものであり、同社は独自的な戦略構築および積極的な投資でこのような成果をあげています。
本レポートでは、HTCのスマートフォン戦略のキーポイントを提示します。
■目次
1 HTC, スマートフォンの代表プレイヤーに浮上
2 HTC成長の原動力…技術力や投資、マーケティング
2-1 研究開発への集中的な投資
2-2 若者をターゲットにしたマーケティング戦略
2-3 グーグルなどグローバル企業との提携
3 示唆点
図目次
[図 2-1] HTC Desireの使用画面
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