マイクレル社、高電流・超低入力電圧のLDO電源 次世代低電圧コアの新ファミリを展開

JCN株式会社

2010-12-15 12:40

Yokohama, Dec 15, 2010 - (JCN Newswire) - 米アナログ、高帯域通信、イーサネットICソリューションの業界のリーダーである米国マイクレル・セミコンダクタ社の日本法人マイクレル・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(以下:マイクレル社、横浜市西区みなとみらい 代表取締役社長:山本一博)は、本日、MIC61150およびMIC61300を発表した。この製品は、1.5Aおよび3AのLDOで、単一の低電圧源から生成する低電圧、大電流の供給を必要とする機器向けに設計されている。このデバイスは、POL (point-of-load)、ASIC、FPGA、マイクロプロセッサ、ネットワーキングカードおよび低電圧ポストレギュレーション機器を対象にしている。MIC61150およびMIC61300は現在、量産品の発注が可能で、価格は1000個ロットでの単価が、それぞれ$1.58と$2.53から。


「MIC61150およびMIC61300は、入力電圧が1.1Vから、最低出力電圧を0.5Vまで調整可能で、最大3Aの出力電流の供給が可能なので、低入力電圧で低出力電圧の機器向けの、非常に柔軟性の高いソリューションとなっている。」と、マイクレル社アナログマーケティング部長のDoyle Slack氏は述べた。「MIC61150およびMIC61300には、追加のバイアス電源が不要なので、供給/入力電圧源はひとつで済み、電源設計者はBOMコストを削減しながら、設計をさらに大幅に簡素化することができる。」


新型大電流LDOは、1.1V-3.6Vの入力電圧範囲で作動する。MIC61150およびMIC61300では、最大負荷時に全温度範囲にわたって、それぞれ200mVと350mV未満の超低ドロップアウト電圧を保証している。レギュレータは、1Vの固定出力電圧オプションまたは調整可能な出力電圧オプション(最低0.5Vまで調整可)で販売される。MIC61150およびMIC61300は、低ESRセラミック出力コンデンサにより安定が保たれ、サーマルシャットダウン、電流制限、および論理イネーブルなどの機能が搭載されている。MIC61150およびMIC61300は、薄型無鉛10ピン3mm x 3mm MLF(R)、および10ピンePad MSOPの、2種類のパッケージで提供される。MIC61150およびMIC61300の、作動接合部温度範囲は-40度から+125度。
注:MLFはAmkor Technology社の登録商標である。


新製品の画像データはこちらから入手可能。
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製品詳細、データシートはこちらから入手可能(英文)。
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概要: マイクレル・セミコンダクタ
マイクレル社はグローバルな半導体サプライヤーとして、アナログ、イーサネット、広帯域通信に使用されるICソリューションを世界市場に提供している。同社製品には最先端のミクスドシグナル製品、アナログ製品、パワー半導体、高性能通信用スイッチ、クロック管理スイッチ、イーサネット・スイッチおよびPHY製品がある。ユーザーにはエンタープライズ、民生、工業、モバイル、通信、自動車、コンピューター製品などの有力メーカーが含まれる。本社と最先端のウエハ-製造設備は米国カリフォルニア州サンノゼにあり、米州、欧州、アジア全域に地域販売代理店とカスタマーサポートの拠点、先端テクノロジーのデザインセンターがある。さらにマイクレル社は世界に広範な流通販売網と代表事務所を保持している。詳しい情報は (リンク ») から入手可能。


お問合せ先:
マイクレル・セミコンダクタ・ジャパン株式会社
〒220-6014 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA 14F
TEL:045-224-6616
FAX:045-224-6716
E-mail:info14@micrel.co.jp
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