(大阪府箕面市)余野川ダム負担金精算案に合意する旨の回答をしました~約3億3千万円の還付~

箕面市役所

2011-03-30 00:00

箕面市では、水と緑の健康都市(箕面森町)及びその周辺のまちづくりの水源確保のため、余野川ダム建設に対し、約11億円負担してきました。ところが、国は平成20年度に余野川ダムの建設中止を確定。その後、国土交通省から余野川ダム事業の精算として、本市に5千万円の追加負担が求められました。 これに対し平成21年10月5日、国土交通大臣に、約11億円の返還を求める意見書を直接提出。以後、国土交通省(近畿地方整備局)及び関係機関と協議を重ねた結果、平成23年3月17日、近畿地方整備局から本市に、実質地方負担分約5億5千万円に対して、約3億3千万円還付する精算案が示されました。精算案にはこれまでの本市の主張が取り入れられていることから、3月30日、近畿地方整備局に対し精算案に合意する旨の回答を行いました。
1 余野川ダム関連経過 
箕面市では、水と緑の健康都市(箕面森町)及びその周辺のまちづくりの水源確保のため、余野川ダム建設に対し、平成3年度から平成14年度の間、約11億円負担してきました。
国は平成20年度に余野川ダムの中止を確定。その後、国土交通省から余野川ダム事業の精算として、本市に5千万円の追加負担が求められました。
これに対し平成21年10月5日、国土交通大臣に、約11億円の返還を求める意見書を直接提出していました。

  ○平成3年度  国が余野川ダムの基本計画を策定
          箕面市として負担金支払いを開始(~平成14年度)
  ○平成17年度 国が「余野川ダム当面実施せず」の方針発表
          「箕面森町」の水道水源を変更(余野川ダム→大阪府営水道)
  ○平成20年度 淀川水系河川整備計画で余野川ダム中止確定
          箕面市は5千万円の追加徴収を求められる
  ○平成21年度 国土交通大臣に約11億円の返還を求める意見書を提出

2 平成21年10月5日の意見書での箕面市の主張
  ○水源変更(余野川ダムから大阪府営水道)は本市の都合によるものではなく、ダム工事の遅れ・休止によるもの
  ○本市が負担してきた水源確保のための二重負担(余野川ダム+府営水道)について、市だけが負担するのではなく、ダム事業全体で負担すべき
  ※箕面市では、上記2点の主張を現在まで行ってきました

3 平成23年3月17日に示された近畿地方整備局の精算案
  ○事業費精算の方法として、約11億円のうち、実質地方負担分約5億5千万円に対して、約3億3千万円を箕面市へ還付する

4 箕面市が平成14年までに支払った負担金(約11億円)の内訳
  ○国の補助金 約5億5千万円
  ○大阪府   約4億7千万円
  ○箕面市   約8千万円 

5 還付後の配分
   還付後の配分については、本市と大阪府とで協議を進めていきます。

問い合わせ先
上下水道局総務課 TEL 072-724-6755(直通)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]