箕面市では、水と緑の健康都市(箕面森町)及びその周辺のまちづくりの水源確保のため、余野川ダム建設に対し、約11億円負担してきました。ところが、国は平成20年度に余野川ダムの建設中止を確定。その後、国土交通省から余野川ダム事業の精算として、本市に5千万円の追加負担が求められました。
これに対し平成21年10月5日、国土交通大臣に、約11億円の返還を求める意見書を直接提出。以後、国土交通省(近畿地方整備局)及び関係機関と協議を重ねた結果、平成23年3月17日、近畿地方整備局から本市に、実質地方負担分約5億5千万円に対して、約3億3千万円還付する精算案が示されました。精算案にはこれまでの本市の主張が取り入れられていることから、3月30日、近畿地方整備局に対し精算案に合意する旨の回答を行いました。
1 余野川ダム関連経過
箕面市では、水と緑の健康都市(箕面森町)及びその周辺のまちづくりの水源確保のため、余野川ダム建設に対し、平成3年度から平成14年度の間、約11億円負担してきました。
国は平成20年度に余野川ダムの中止を確定。その後、国土交通省から余野川ダム事業の精算として、本市に5千万円の追加負担が求められました。
これに対し平成21年10月5日、国土交通大臣に、約11億円の返還を求める意見書を直接提出していました。
○平成3年度 国が余野川ダムの基本計画を策定
箕面市として負担金支払いを開始(~平成14年度)
○平成17年度 国が「余野川ダム当面実施せず」の方針発表
「箕面森町」の水道水源を変更(余野川ダム→大阪府営水道)
○平成20年度 淀川水系河川整備計画で余野川ダム中止確定
箕面市は5千万円の追加徴収を求められる
○平成21年度 国土交通大臣に約11億円の返還を求める意見書を提出
2 平成21年10月5日の意見書での箕面市の主張
○水源変更(余野川ダムから大阪府営水道)は本市の都合によるものではなく、ダム工事の遅れ・休止によるもの
○本市が負担してきた水源確保のための二重負担(余野川ダム+府営水道)について、市だけが負担するのではなく、ダム事業全体で負担すべき
※箕面市では、上記2点の主張を現在まで行ってきました
3 平成23年3月17日に示された近畿地方整備局の精算案
○事業費精算の方法として、約11億円のうち、実質地方負担分約5億5千万円に対して、約3億3千万円を箕面市へ還付する
4 箕面市が平成14年までに支払った負担金(約11億円)の内訳
○国の補助金 約5億5千万円
○大阪府 約4億7千万円
○箕面市 約8千万円
5 還付後の配分
還付後の配分については、本市と大阪府とで協議を進めていきます。
問い合わせ先
上下水道局総務課 TEL 072-724-6755(直通)
箕面市では、水と緑の健康都市(箕面森町)及びその周辺のまちづくりの水源確保のため、余野川ダム建設に対し、平成3年度から平成14年度の間、約11億円負担してきました。
国は平成20年度に余野川ダムの中止を確定。その後、国土交通省から余野川ダム事業の精算として、本市に5千万円の追加負担が求められました。
これに対し平成21年10月5日、国土交通大臣に、約11億円の返還を求める意見書を直接提出していました。
○平成3年度 国が余野川ダムの基本計画を策定
箕面市として負担金支払いを開始(~平成14年度)
○平成17年度 国が「余野川ダム当面実施せず」の方針発表
「箕面森町」の水道水源を変更(余野川ダム→大阪府営水道)
○平成20年度 淀川水系河川整備計画で余野川ダム中止確定
箕面市は5千万円の追加徴収を求められる
○平成21年度 国土交通大臣に約11億円の返還を求める意見書を提出
2 平成21年10月5日の意見書での箕面市の主張
○水源変更(余野川ダムから大阪府営水道)は本市の都合によるものではなく、ダム工事の遅れ・休止によるもの
○本市が負担してきた水源確保のための二重負担(余野川ダム+府営水道)について、市だけが負担するのではなく、ダム事業全体で負担すべき
※箕面市では、上記2点の主張を現在まで行ってきました
3 平成23年3月17日に示された近畿地方整備局の精算案
○事業費精算の方法として、約11億円のうち、実質地方負担分約5億5千万円に対して、約3億3千万円を箕面市へ還付する
4 箕面市が平成14年までに支払った負担金(約11億円)の内訳
○国の補助金 約5億5千万円
○大阪府 約4億7千万円
○箕面市 約8千万円
5 還付後の配分
還付後の配分については、本市と大阪府とで協議を進めていきます。
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