時刻監視装置「Time Monitor TM-2110」は、NTP/SNTPプロトコルを使い、ネットワーク経由で時刻情報を同期させているサーバやネットワーク機器等が、常に正しい時刻で動作しているかどうかを監視し、時刻のズレを検知するとメールやSNMP(Simple Network Management Protocol)で通知を行うアプライアンス製品です。
システム機器はNTPサーバを利用して時刻を補正することが一般的です。しかし、時刻を維持する精度が低い機器が多く、補正頻度によってはNTPサーバとの時刻にズレが出てしまうという問題があります。また、正確な時刻同期が必須であるシステムでは、NTPサーバとの時刻同期状態が確認できるということが大きな意味を持ちます。
「TM-2110」は、NTPサーバとシステム機器の時刻誤差と、最後に同期をとった時刻を監視して、あらかじめ設定した許容範囲を超える時刻のズレや、予定された時刻に同期をとっていないなどの異常を検知すると管理者に通知しますので、安心してシステム運用を行うことができます。
セイコープレシジョンは、今後もタイムサーバを中心にネットワークの時刻をトータルでサポートする製品ラインナップを拡充し、セキュアな時刻運営の実現に貢献してまいります。
なお、「Time Monitor TM-2110」は、「Interop Tokyo 2011」(2011/6/8~10幕張メッセ)セイコープレシジョンブースにて展示を行います。
◎発表製品:時刻監視装置
◎製品名 :Time Monitor TM-2110
◎販売価格:980,000円(税別) 2011年9月20日発売予定
◎販売見込:初年度50台
【Time Monitor TM-2110の主な特長】
・時刻誤差確認
・時刻同期状態確認
・異常状態通知(SMTP・syslog・SNMPトラップ)
・時刻監視状態が一目で確認できる前面LEDランプの装備
・監視データ管理機能(時刻誤差グラフ表示機能/監視データダウンロード機能)
・19インチサイズ/高さ1Uのボディ
・IPv6にも対応
【Time Monitor TM-2110の主な仕様】
・プロトコル :UDP/IP、TCP/IP、HTTP、SNMP、NTP、SNTP
・LANインターフェイス :10BASE-T / 100BASE-TX 1ポート
・内蔵水晶精度 :日差最大±10ms(+25ºC)
※時刻修正方式:NTPサーバと同期する必要があります。(GPSタイプ推奨)
【Time Monitor TM-2110の主な諸元】
・外形寸法 :430(W)×280(D)×44(H)mm
・定格電圧 :AC100V±10%、50/60Hz
・定格電流 :0.11A
・消費電力 :7W
・発熱量 :25kJ/h
・質量 :3.7kg
・温度条件 :0~40℃
・湿度条件 :20~80%RH(結露しないこと)
・設置方式 :ラックマウント
以上
●この件に関するお問い合わせ先
<報道機関>
セイコープレシジョン株式会社
経営企画部 経営企画課 広報担当 安達(あだち)
TEL:047-470-7028 E-mail:icenter@seiko-p.co.jp
<お客様>
セイコープレシジョン株式会社
システム事業部 営業統括部 営業部 営業四課 海野(うんの)
TEL:03-5620-6814 E-mail:support@seiko-p.co.jp
<Webでの情報>
(リンク »)
このプレスリリースの付帯情報
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。