1. 認定制度について
『タイムビジネス信頼・安心認定制度』とは、総務省が公表した「タイムビジネスに係る指針~ネットワークの安心な利用と電子データの安全な長期保存のために~」を踏まえ、財団法人日本データ通信協会が定める基準を満たした技術・システム・運用体制により、業務が厳正に実施されていることを認定する制度です。
認定の対象となる業務には時刻配信業務と時刻認証業務の2つがあり、弊社はこの度、時刻認証業務認定事業者(TSA)として財団法人日本データ通信協会より認定されました。
時刻認証業務とは、電子データに対して信頼できる時刻情報をタイムスタンプとして付与し、そのデータの「存在証明」と「非改ざん証明」を提供するサービス業務をいいます。
タイムスタンプは今後、e-文書法(*1)対応、電子契約・電子商取引、知的財産保護等に活用されるなど、その重要度がますます増してゆくものと期待されています。
2. 今後のサービス展開について
弊社では今後、財団法人日本データ通信協会『タイムビジネス信頼・安心制度』認定のタイムスタンプサービスとして、『S.T.E.P Time Carve 時刻認証サービス』の提供を2011年12月に開始する予定です。
『S.T.E.P Time Carve 時刻認証サービス』は、次世代暗号アルゴリズム「SHA-2」(*2)に対応したタイムスタンプサービスとして提供致します。「SHA-2」は現在主流の「SHA-1」よりも高い安全性を持ち、次世代の方式として期待されているものです。
3. 参考情報
財団法人日本データ通信協会 タイムビジネス認定センター (リンク »)
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本件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
S.T.E.Pソリューション部セールス・マーケティンググループ
担当 : 宮澤・門脇・中田・一戸
TEL 011-590-6640
弊社ホームページよりメールフォームからでもお問い合わせいただけます。
(リンク »)
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用語解説
*1: e-文書法
2005年に施行された『e-文書法』では、従来は紙で保存することが義務付けられていた文書・帳票の電子化保存が、一部例外を除き認められるようになりました。
この中には、一部省令により、タイムスタンプの付与を義務付けているものがあります。
*2: SHA-2
SHA(Secure Hash Algorithm)認証や電子署名などに利用されているデータ暗号化アルゴリズム。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。