テクトロニクス、業界最速のコヒーレント光信号アナライザを発表

テクトロニクス

From: Digital PR Platform

2011-12-15 11:00


報道発表資料
2011 年12月14日

テクトロニクス(代表取締役 米山 不器)は、本日、33GHz帯域をサポートする業界初のコヒーレント光信号アナライザであるOM4106D型を発表します。OM4106D型の卓越した性能はDPO70000Dシリーズ・オシロスコープと組み合わせることによって実現されています。独自のアルゴリズムによる優れたリアルタイム性能、レーザ位相耐性、制約のないパターン長、ディスプレイ性能により、高性能光設計の高速な解析/デバッグを可能にします。

高品質の映像/コンテンツの爆発的な増加により、長距離ネットワークでは、その帯域対応に苦慮しています。 しかしながら、新規の光ファイバの敷設は巨額な投資が必要になることから、多くの場合、既存の光ファイバを利用して大容量データの転送を可能にする新しい変調技術に注力されています。コヒーレント光信号アナライザは、より高速の方式/設計を研究室から製造へ効率的に移行させるという重要な役割を担っています。また、より高速になるにつれて、テスト機器もそれに追従する必要があります。

米テクトロニクス、パフォーマンス・オシロスコープ、ジェネラル・マネージャのブライアン・ライク(Brian Reich)は、次のように述べています。「長距離光伝送技術では、その容量と性能が非常に重要になっています。OM4106D型とDPO70000Dシリーズ・オシロスコープを密接に組み合わせることで、光研究の技術者が光システムを設計するために必要となる正確で再現性の高いテスト結果が得られ、製品のいち早い市場投入が可能になります」

従来、光変調アナライザはさまざまなオシロスコープと組み合わされることを想定して設計されてきました。OM4106D型は、特定のオシロスコープと密接に統合された初めての製品であり、市場にある最高速度のコヒーレント光システムのテストに必要な性能を備えています。DPO73304D型オシロスコープは、33GHzのリアルタイム帯域性能、2チャンネルで100GS/s、4チャンネルで50GS/sのサンプル・レート性能を備えています。さらに、DataStoreパブリック・インタフェース機能により、オシロスコープからOM4106D型の解析アルゴリズムを処理するMATLABアプリケーションへ2倍のデータ転送速度を実現しています。

OM4106D型は、業界トップクラスの性能だけでなく、Qプロット、アイ・ダイアグラム、BER(ビット・エラー・レート)など、コヒーレント変調解析のための総合的な解析ソフトウェアも装備しています。これにより、より深いレベルでのデバッグとさまざまなプロット/テスト結果が得られ、設計問題の原因をすばやく特定することが可能になります。

さらに、他社製、あるいはカスタムのレシーバ用に、優れた校正/検証システムを備えており、既存の光研究室の環境への統合も容易です。 校正済みで実績のある解析ツールと同じ測定結果が得られるため、研究室から製造現場への移行が容易になります。

<製品価格>
OM4106D型 コヒーレント光信号アナライザ 1千870万円(税別)

<販売について>
OM4106D型、およびその他のOMシリーズ光信号計測機器に関しては、テクトロニクスの直接販売に加え、株式会社ハイテックでも販売、サポートを行います。

<テクトロニクスについて>
テクトロニクスは、計測およびモニタリング機器メーカとして、世界の通信、コンピュータ、半導体、デジタル家電、放送、自動車業界向けに計測ソリューションを提供しています。65年以上にわたる信頼と実績に基づき、お客様が、世界規模の次世代通信技術や先端技術の開発、設計、構築、ならびに管理をより良く行えるよう支援しています。米国オレゴン州ビーバートンに本社を置くテクトロニクスは、現在世界22カ国で事業を展開しています。詳しくはウェブサイト(www.tektronix.com/ja )をご覧ください。

<株式会社ハイテックについて>
株式会社ハイテックは、主に光通信、レーザ、マイクロ波関連・部品販売を行う商社として、世界の先端技術製品を日本のお客様へ提供しています。また、光通信測定器メーカの国内技術サポートとしての一面もあります。 詳しくはウェブサイト(www.high-tech.co.jp)をご覧ください。株式会社ハイテックは2011年7月にテクトロニクスが買収した光通信測定器メーカ Optametra社の販売代理店でした。

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TEL 03(3229)7351 Fax:03(3229)7361
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