腎臓病に関する無料健康相談が好評!医療従事者にオンライン相談ができるサービス実施中

NPO法人 腎臓サポート協会

From: Digital PR Platform

2011-12-20 15:43


腎臓サポート協会では、腎臓病患者さんやご家族の方々の疑問や不安にお答えするため、オンライン上で腎臓病に関するご相談を受け付けるサービスを行っております。個別のご質問に対して、医療の専門家からアドバイスを差し上げます。
ご相談には、ホームページ『腎臓病なんでもサイト』にて会員登録が必要ですが、会員に登録するのも、健康相談を受けるのも全て無料です。
ご相談の方法は、まずWEBサイト上で受け付けし、メールにてお返事をお送りせていただきます。また、ご対応につきましては腎臓サポート協会の理事、およびサポーターの医療従事者の方々のご協力によってご回答を差し上げております。

◆腎臓病に関する健康相談◆
(リンク »)
※このサービスは、「診療」ではなく「相談」です。回答は誠意をもって行いますが、一切の責任は負わないことをあらかじめご了承ください。その他ご注意がございますので、利用の際は必ず健康相談ページ内の注意書きをお読みください。


実際にオンライン健康相談に寄せられたご質問や、病気の段階別の一般的な質問とその回答を『腎臓病なんでもサイト』に公開しています。

<オンライン健康相談、これまでの相談例>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【クレアチニンが急にあがりショックを受けています】
●相談者:保存期患者、58歳、女性
●相談内容 :20年前にIgA腎症と診断され、現在薬物療法と食事療法を行っています。最近急にクレアチニン値が3.2に上がり、ショックを受けています。どのような原因が考えられるでしょうか?また、これ以上悪くならないようにするにはどうすればよいでしょうか。

●回答:
IgA腎症は少しずつ進行する腎炎と考えられていますが、20年の間に、10人のうち4人は透析が必要になっています。その点あなたは、20年が経過しても透析が必要なレベルになっていないのは、薬物療法と食事療法の効果だと思います。
腎機能に影響を与える要因、つまり、風邪などの感染症、夏場の脱水症状、非ステロイド消炎鎮痛薬の服薬などによって、クレアチニン値が急に上がる場合もあります。また、尿タンパクが多い方、血圧が高い方は進行が早いようです。適切な食事管理(たんぱく質の制限、適切なエネルギーの摂取、塩分制限)と血圧のコントロールを引き続き行ってください。
またクレアチニンおよび尿素窒素が上昇してきたときは、尿毒素を吸着してクレアチニンの上昇を抑える活性炭の吸着薬(クレメジンなど)の服用により上昇が抑えられることがあります。また腎性貧血が考えられるときは、エリスロポエチンの皮下注射薬などもありますので、貧血を改善しておくとよいと思います。血液が酸性に傾いた場合は、重曹などでPHを調整しておいたほうがよいでしょう。主治医とよく相談してください。

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【高齢でもタンパク制限をした方が良いのでしょうか?】
●相談者:保存期患者、71歳、男性
●相談内容:糖尿病があり12年前からインスリンも使っています。糖尿病の主治医から腎臓病専門医を紹介してもらい、たんぱく制限の食事を指導されました。しかし、70歳以上の場合、タンパク制限をしない方が良いという情報も聞き、迷っています。

●回答:
ご質問は、低タンパク食療法に対する懸念があるということかと思いますが、あなたの指示されている制限は、理想体重あたり約0.8g/日という比較的穏健なタンパク制限ですので、経験ある主治医の管理の下で試してみる価値はあると考えます。
あなたの場合、推算糸球体ろ過値(eGFR)は、28.9ml/分で、CKDステージ分類ではステージ4の入り口に相当します。日本腎臓学会が発行している「CKD診療ガイドライン2009」では、この時期のCKDにおいて、タンパク制限が進行を抑制するのに有効としています。そのことは、70歳以上の患者さんにおいても、あてはまるものと考えられます。
ただ、低タンパク食事療法においては、タンパク質の制限を守ろうとするあまりにエネルギー(カロリー)摂取量が足りなくなることがあり、そうすると、体重が減ったり、かえってデータが悪化したりする可能性もあります。
ですので、主治医や管理栄養士の指導のもとで行うことが大切です。

<<↓その他の質問と回答をご覧になるにはこちら↓>>
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◆『腎臓病なんでもサイト』
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【本件に関するお問い合わせ先】
NPO法人 腎臓サポート協会
info@jin-support.org
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