イメーションと日立ソリューションズがセキュリティ分野で協業

DEFENDER USBフラッシュメモリと秘文でコピー制御メモリの提供を開始

株式会社日立ソリューションズ

2011-11-29 00:00

イメーション株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:松井国悦/以下、イメーション)と株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:林雅博/以下、日立ソリューションズ)はセキュリティ分野で協業することに合意しました。

 近年、USBフラッシュメモリ(以下、USBメモリ)の利用が一般化していますが、USBメモリの使用による情報漏えい事件は後を絶ちません。そこで、企業が安全に利用するためには、セキュリティを強化したUSBメモリを使用するなどの対策が必要です。
 記録メディアのグローバルリーディングカンパニーであるイメーションと、国内のセキュリティソフトウェア市場で多くの導入実績を持つ日立ソリューションズは、イメーションの高セキュリティ「DEFENDER USBフラッシュメモリ」と日立ソリューションズのUSBメモリからのデータの情報漏えいを防止するソフトウェア「秘文LE Personal Office」を組み合わせたコピー制御メモリの販売を2012年1月より開始します。両社が持つ販売チャネルの相乗効果により、日本のみならず海外を含めた情報セキュリティ市場でのビジネス拡大に向けて相互協力を図っていきます。

1. 両社からコピー制御メモリを販売

 コピー制御メモリは、暗号化によるデータの流出とUSBメモリからのデータのコピーを制御し、データの保護と情報漏えい対策を実現します。このたび販売を開始するコピー制御メモリは「秘文LE Personal Office」と「DEFENDER USBフラッシュメモリ」を組み合せたものです。「秘文LE Personal Office」はUSBメモリに保存するデータを自動的に暗号化し、また、出張先や取引先などの外部PCにおいてもセキュアにUSBメモリ内のデータを編集することができるソフトウェアです。一方、「DEFENDER USBフラッシュメモリ」は、FIPS140-2認定を取得済みの暗号モジュールを内蔵したハイエンドセキュリティUSBメモリです。本コピー制御メモリを両社で販売します。

2012年1月から日立ソリューションズより公共機関、一般民需向けに販売します(USBメモリの容量は1GB、2GB、4GBの提供を予定しています)。
2012年2月頃からイメーションより中堅、中小顧客向けに販売を開始します(USBメモリの容量は2GB、4GBの提供を予定しています)。

2. 「秘文AE Information Fortress」のデバイス個体識別機能の推奨製品としてイメーション製のセキュリティUSBメモリを認定

 日立ソリューションズは、デバイスの使用可否制御やUSBメモリの個体識別制御を行うことでPCからの不正な持ち出しを制御する「秘文AE Information Fortress」におけるデバイス個体識別機能の推奨製品としてイメーション製のセキュリティUSBメモリを検証し、正式な推奨製品と認定しました。デバイス個体識別機能とは、USBメモリの個体を識別することで管理サーバーに登録していないUSBメモリへの持ち出しを制御するものです。これにより会社などの組織から支給されたUSBメモリのみの使用を許可し、私物のUSBメモリの使用ができなくなります。

<「秘文AE Information Fortress」の推奨USBメモリ製品>

イメーション セキュリティUSBフラッシュメモリ 「DEFENDER F150」
イメーション セキュリティUSBフラッシュメモリ 「DEFENDER F200+BIO」
イメーション Flash Drive 「NANO-f」
TDK Life on Record USBフラッシュメモリ 「trans-it CHRONOS」

3. 両社で海外市場に向けての販売を強化

 今後、両社で協力して海外市場のセキュリティ分野の開拓に取り組んでいきます。両社は「秘文AE Information Fortress」とその推奨製品であるイメーションのUSBメモリを組み合わせて、イメーションの韓国と台湾のグループ会社を通して12月から販売活動を開始します。

対象製品:

イメーション セキュリティUSBメモリ 「DEFENDER F150」および「F200+BIOシリーズ」
[製品の特徴]
米国政府の暗号モジュール調達基準FIPS 140-2レベル3認証を取得したセキュリティ強度の高いUSBメモリであり、欧米の政府および金融機関で多数の販売実績があります。
(リンク »)

日立ソリューションズ「秘文 AE Information Fortress」
[製品の特徴]
持ち出し制御機能や持ち出しログの取得、デバイスの使用可否制御、USBメモリの個体識別制御、読み込み制御を行うことでPCからの不正な持ち出しを制御し、情報漏えいを防止します。
(リンク »)

日立ソリューションズ「秘文LE Personal Office」
[製品の特徴]
USBメモリに保存するデータを自動的に暗号化し、また、出張先や取引先などの外部PCにおいてもセキュアにUSBメモリ内のデータを編集することができるソフトウェアです。外部PCで編集したデータはUSBメモリ内だけに保存が可能であり、外部PCからオフィス内の社内PCへリモートアクセスも可能です。
(リンク »)

イメーションについて
 イメーションは、リムーバブルデータストレージのリーディングカンパニーとして1996年に3M社から分離独立、設立されました。その後、2006年にMemorex社を買収、2007年にはTDK Life on Recordブランドの記録メディア販売事業を買収、そして2008年にはXtremeMac Accessories社を買収しています。現在では、アメリカを核に世界60の国と地域で事業を展開しており、Imation、TDK Life on Record、XtremeMac、Memorex(日本は除く)、IBM、Oracle、Exabyte、HP等のブランドの下、磁気メディア、光メディア、フラッシュメモリなどの記録メディア、オーディオ機器、各種アクセサリなど、多彩な製品やサービスを提供しています。
 イメーションは2010年より、Store(保存)、Protect(セキュリティ)、Connect(コネクト)をスローガンとして掲げており、パーソナルからビジネスに至るまで、デジタル情報を確実に保存し、セキュリティ性を高め、信頼関係の構築をサポートする 「グローバルテクノロジーカンパニー」を目指します。

日立ソリューションズについて
 日立ソリューションズは、2010年10月1日に日立ソフトウェアエンジニアリングと日立システムアンドサービスが合併して誕生した新しいソリューションプロバイダーです。お客様の業務ライフサイクルにわたり、オンプレミス・クラウド連携を始めとする豊富なソリューションを全体最適の視点で組み合わせ、ワンストップで提供する『ハイブリッドインテグレーション』を実現します。セキュリティシステムの導入に向けたコンサルティングから、「秘文」に代表される独自の情報漏洩防止ソリューションや導入・運用が容易なアプライアンスを活用したソリューションの提供まで、企業の情報セキュリティに関するライフサイクルを全てカバーし、お客様に最適なセキュリティソリューションを提供します。秘文シリーズは、2011年3月末時点で、国内外含め5700社、600万ライセンス以上の販売実績があります。

<本件に関するお問い合わせ先>
■日立ソリューションズ 問い合わせ窓口
 URL: (リンク »)
 Tel:0120-571-488

<報道機関からのお問い合わせ先>
■株式会社日立ソリューションズ
 担当部署:コーポレート・コミュニケーション本部 広報・宣伝部
 担当:槇田、鈴木
 TEL:03-5479-5013  E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※ 秘文、秘文LE Personal Office、Information Fortressは、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。
※ Imation、Imationロゴ、DEFENDER COLLECTION、DEFENDER COLLECTIONロゴ、XtremeMac、XtremeMacロゴはImation社の商標です。
※ TDK Life on Recordロゴは、TDK株式会社の商標です。
※ IBMは、IBM Corporationの商標です。
※ Oracleは、Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
※ Exabyteは、Tandberg Data社の登録商標です。
※ その他、記載されている会社名、システム名、製品名は各社の商標、又は登録商標です。
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

株式会社日立ソリューションズの関連情報

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]