実践女子学園、渋谷キャンパスに大学棟建設、渋谷と日野の2キャンパスへ―創立120周年記念整備事業が本格的にスタート

実践女子学園

From: JCN Newswire

2012-03-02 19:30

Tokyo, Mar 2, 2012 - ( JCN Newswire ) - 学校法人 実践女子学園(東京都日野市、理事長 井原徹)は、3月2日(金)、創立120周年記念整備事業の大学・短期大学棟着工にあたり、本学園渋谷キャンパスにて地鎮祭式典をとりおこない、本学園第2世紀に向けての整備事業を本格的にスタートいたしました。

渋谷キャンパスには、地下1階、地上17階の実践女子大学・実践女子短期大学の新校舎が建設され、竣工は2014年1月の予定で、同年4月から大学の文学部と人間社会学部、短大の日本語コミュニケーション学科、英語コミュニケーション学科を日野(日野市大坂上及び神明)から渋谷に移転し開学いたします。この整備事業により、本学園の高等教育は都心型の渋谷と地域中核型の日野との2キャンパスによる教育環境・体制となります。

本学園は、近代女子教育の先駆者である下田歌子により1899年(明治32年)に創立され、来る2019年の創立120周年に向け、新たな教育環境・体制づくりに取り組んでまいりましたが、渋谷キャンパス整備事業はその第1期事業となるものです。

また現渋谷の地は1903年(明治36年)に実践女子学園創立の地・麹町より移転し、現在の発展の基礎を築いた場所であり、本学第2世紀に向け、学祖下田歌子の建学の精神に基づいた教育を新たに実施していく目的で、教育環境・体制の整備を図るものです。

今日の女子大学を取り巻く環境は、少子化、大学設置数の増加、一部大規模大学への志願者集中など厳しいものがありますが、一方、学生の都心志向や女子大ならではの新しい役割「企業や地域で活躍できる女性リーダーの育成に対するニーズに対応することが、日本の社会、時代の要請に応え、女子大の存在意義を高めていくことと確信しています。

湯浅茂雄学長(大学・短期大学)は「本学は、2014年に実践女子大学文学部・人間社会学部と実践女子短期大学の日本語コミュニケーション学科、英語コミュニケーション学科を渋谷キャンパスに移転することにより、都心型キャンパスとして周辺施設や人的ネットワークを最大限活用した教育展開を計画しています。また日野キャンパスは地域中核型キャンパスとして大学の生活科学部の施設・設備を整備し、短期大学の食物栄養学科を大坂上キャンパスへ移転し、修学環境および教育内容をより充実させることを予定しています。時代の要請に応え、実践女子大学・短期大学の“第2世紀”として積極的な改革を行い、社会に貢献し得る人材を輩出し続けます」と述べています。

【計画概要】
建築面積:2,485.67m2(751坪)
法床面積:26,128.20m2(7903坪)
容積対象床面積:25,721.98m2(7780坪)
建物高さ:69.250m
地下1階、地上17階、塔屋2階
建物用途:学校(博物館相当施設/図書/事務/情報ゾーン、特大講義室1室、大講義室7室、中講義室23室、小講義室21室、ゼミ室6室、研究室88室、演習室/資料室5室)
*渋谷キャンパスには、大学棟建設に先立ち中学校高等学校体育館を建設いたしました(2011年12月竣工)。

実践女子学園概要

実践女子学園は、1899年(明治32年)、学祖下田歌子により東京市麹町区に、帝国婦人協会実践女学校並びに女子工芸学校として創立され、その後、1903年(明治36年)に現地渋谷校地に移転、1908年(明治41年)両校を合併して私立実践女学校と改称して以来、今日まで学園は拡大と発展を続けてきました。

現在は、学校法人実践女子学園の下に中学校高等学校、短期大学、大学・大学院を擁しています。またキャンパスも渋谷校地に中学校高等学校を、日野市大坂上校地に大学・大学院並びに法人本部を、日野市神明校地に短期大学を設置するなど3か所で充実した教育を展開しています。

学祖が掲げた建学の精神は、「わが国固有の道徳心を啓発し、日進の学理を応用し、勉めて現今の社会に適応すべき実学を教授し、自立し行動力ある女性を育成する」というものです。校名の「実践」は、その精神を端的に表したものです。

変化が激しく、そして知識労働が中心となる「知識基盤社会」と言われる21世紀社会において、学園は上記の建学の精神を堅持しながら、自立して創造性と実践力を発揮し、様々な分野で社会に貢献することができる、品格ある女性の育成を目標として教育を行っています。また、これまでも各種の改革を行ってきましたが、「教育内容のさらなる充実と質の向上」を目指し、設置全学校挙げての改革に取り組んでいます。

2014年には、高等教育(大学、短期大学)を日野校地と渋谷校地の2拠点で展開することとし、本日、着工の地鎮祭式典をとりおこないました。

これからも存在感のある学園として、創立以来112年の歴史と伝統を重んじて、充実・発展し有為の人材を社会に送り出すべくさらに努力を続けていく所存です。

実践女子学園理事長 井原 徹

プレスリリースおよび本件の取材に関するお問合せは下記へ

■実践女子学園 総合企画室広報担当/林 鶴代
電話 (042)585-8804
E-mail:hayashi-tsuruyo@jissen.ac.jp

■井之上パブリックリレーションズ/山口義憲、天坊智子
電話 (03)5269-2301
E-mail:yamaguchi@inoue-pr.com

概要:実践女子学園

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