本ガイドは、日本、中国、香港、シンガポールの1,000以上の役職の給与動向の調査結果を基にまとめたものです。今年期待できる昇給率を3%以下と回答した社員は70%、3~6%は17%、6%以上は2%、ゼロ昇給と回答した社員は11%でした。
ヘイズ・ジャパン代表取締役のクリスティーン・ライトは次のように述べています。「企業の人材採用は保守的ですが、今後採用は活発化するものと当社は見ています。特定の職種では人材不足が続き、64%の企業は、今後1年の間に企業活動が拡大するだろうと予想しています。しかし日本における報酬増は、世界的な水準から見て大幅に低いため、社員は業界の給与レベルをリサーチしできる限りの報酬増を確保して下さい」。
次回の人事考課に向け、社員が準備すべきポイントは以下の通りです。
1. 達成目標を超えた仕事についてリストを作ります。当初の職務説明に照らして、現在の仕事量や内容、職責に変化があればリスト化し、あなたが関わったプロジェクトも含めます。
2. あなたが達成した仕事は、会社の業績にどのような貢献をしたのか一覧にします。これはあなたの価値を立証する強固な証拠となりますので、あなたが達成したことを中心にまとめてください。
3. あなたが達成した結果や成果がどのくらいの価値に値するのかサラリーガイドを見てリサーチします。それによって、あなたが希望する給与が、現在の市場に見合うものである事を裏付けできます。
4. 上司と給与の見直しのミーティングを持ちます。具体的な希望昇給額にはふれず、生活費の高騰や家のローンの話も避けて下さい。終始冷静に、プロフェッショナルな態度で臨みましょう。
5. もし昇給が認められなかった場合の代替案について考えておきます。3~6か月後に再度昇給についてミーティングを持つ事を交渉できますか?昇給ではなく、他の福利厚生の付加はどうですか?
ライトはさらに次のように述べています。「給与交渉で一番大切なのは、あなたの達成成果であり、会社にもたらした価値なのです。あなたの価値を立証できれば、今年の給与増は確実なものとなるでしょう」。
2012年度ヘイズ給与ガイドの詳細はウェブサイトをご覧下さい。
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