■日本国内トラフィック対策市場規模予測(2012~2016年)
・2012~2013年は、喫緊のトラフィック対策として無線LAN設備投資と3.9G投資が並行的に行われ、またパケット交換機の交換等、ネットワークやサーバ周りの機能強化策も含め、約9,000億規模の市場になると予想
・2014年以降は、無線LAN投資に一服感が出る形で設備投資費が減少
オフロードは、逼迫する通信インフラにおいて早急な対応が求められる問題ですが、特に昨今の通信障害を改善する上で既存のメインインフラに影響を与えず最も効果的に解決できる手法でもあるため、主要通信キャリア3社をはじめ、既存の公衆無線LAN事業者も含めて喫緊の対応が進んでいます。
一方で、LTEなど3.9Gの次世代インフラの整備が進むことで、トラフィックの多くを3.9Gに移行することが中長期的な対策となっています。そのため、オフロード戦略としては短期的には無線LAN(もしくはフェムトセル)、および中長期的には3.9G(LTE)に段階的に移行していくことが予想されます。
本レポートは単にスマートフォン急増による通信障害やその周辺の課題に焦点を定めた内容ではなく、今後のトラフィック対策として大きく「監督官庁対処」、「キャリア対処」、「ユーザートラフィックコントロール」の3つに分類し、キャリアや関連プレイヤーが推進していくべき具体的な施策やヒントに焦点を絞ってまとめています。
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【目次】
エグゼクティブサマリー
1 トラフィック対策の概要
1-1 スマートフォンによるトラフィック問題提起
1-2 トラフィック対策の定義
1-2-1 キャリア対処
1-2-2 ユーザートラフィックコントロール
2 事業分析
2-1 バリューチェーン
3 ロードマップ分析
4 各社の取り組み
4-1 移動体通信事業者
4-1-1 NTTドコモ
4-1-2 KDDI
4-1-3 ソフトバンクモバイル
4-2 ネットワーク機器ベンダー
4-2-1 NEC
4-3 新規通信参入事業者
4-3-1 セブン&アイ・ホールディングス
4-3-2 アサヒビール
4-3-3 イオン
4-3-4 MVNO
5 市場成長性
6 インプリケーション
6-1 通信キャリア
6-2 デバイスベンダー
6-3 ネットワーク機器ベンダー/エンジニアリング
【図表目次】
図目次
[図 1-1] Global Mobile Data Traffic(2011~2016年)
[図 1-2] 増加し続ける日本のモバイルトラフィック量
[図 1-3] 急増する日本スマートフォン市場(2011年~2012年)
[図 1-4] トラフィック対策分類
[図 1-5] 新技術の基地局のイメージ
[図 1-6] ユーザー視点のオフロード戦略
[図 1-7] High Capacity RNC
[図 1-8] 韓国SKテレコムのHeterogeneous Network
[図 1-9] 韓国KTのLTE超過データプラン(オプション)
[図 2-1] トラフィック関連事業のバリューチェーン
[図 3-1] トラフィック対策ロードマップ
[図 4-1] NTTドコモのパケット交換機処理能力総点検
[図 4-2] au Wi-Fi SPOTによるオフロード利用
[図 4-3] ソフトバンクモバイル基地局設置推移(2010年3月~2011年9月)
[図 4-4] セブン&アイとNTT東日本の買い物支援サービス
[図 4-5] ヨドバシSIMの月額料金
[図 5-1] 日本トラフィック対策市場規模予測(2012~2016年)
表目次
[表 1-1] 主要キャリアの最近の通信障害
[表 1-2] オフロード先の各種3.9Gサービス
[表 1-3] 日本におけるWi-Fiサービスのアクセスポイント数(2012年1月現在)
[表 1-4] 日本国内主要キャリアの速度制限
[表 1-5] AT&T データプラン
[表 6-1] トラフィック対策におけるユーザー依存度
【レポートの概要】
発行:株式会社ROA Holdings
発刊:2012年3月
判型:ワードA4 カラーコピー印刷 ページ数 56頁
調査・製作 : 株式会社 ROA Holdings
価格:(税込・送料込)
- 99,750 円(印刷版)
- 99,750 円(PDF(CD-ROM))
- 102,900 円(印刷版+PDF(CD-ROM))
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■会社概要
社名 : 株式会社ROA Holdings
所在地 : 東京都新宿区新宿1-10-5 岡田ビル4F
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その他支店 : ソウル支社
代表者 : 代表取締役社長 李 承 勲 (Steve Lee)
事業内容 : 受託調査、調査レポート発行、年間サービス
専門研究分野 : アジアを中心とした通信産業及びデジタルコンバージェンス産業
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株式会社ROA Holdings レポート・マーケティングチーム 担当:木村
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