腎臓病の食事療法、正しく理解していますか?食事のポイントと継続するコツとは?

NPO法人 腎臓サポート協会

From: Digital PR Platform

2012-08-27 10:49


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 食事療法の目的は、腎臓病の進行を遅らせることと、体調を良好に保つことにあります。腎臓の機能が低下していくと、健康なときは何の問題もなく排泄されていたものが排泄されにくくなり、体全体に悪い影響を及ぼします。
 たとえば、たんぱく質を多く摂り過ぎると、腎臓からしか排泄されない尿素や窒素、クレアチニン等が多くなって身体に大きな負担をかけます。また、ナトリウムの排泄機能も弱まり、塩分を抑えることも大切になってきます。だるさやむくみ、高血圧などの原因になるからです。
 但し、すべてを制限すれば良いというものではありません。必要な栄養が不足してしまうと、これも体調不良の原因になります。日常生活や病気に向き合っていく元気も出ません。制限すべきは制限し、摂るべきものは摂る。基本をきちんと押さえて、自分に合った献立で毎日続けることが、腎臓を長持ちさせる、最良の治療となります。
食事療法の内容は、患者さん一人ひとりの状態によって大きく異なりますので、具体的な食事療法については、主治医と管理栄養士の指導を必ず受けましょう。
 腎臓病なんでもサイトでは、食事療法の基本的な知識やポイントとともに、皆さんの日々の食事作りに役立つレシピを提供しています。是非、毎日の食事管理にご活用ください。

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■食事療法のポイントとコツ
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【1】 食べたものを書きだすことから始めましょう
 記録するだけで、偏食や食べ過ぎなど、自分の食生活の問題点がわかります。1食毎ではなく、1日3食で制限内になるように調整すると、少し自由度が広がります。また記録しておくことで、日をおいて同じ献立を作るときの参考にもなります。

【2】 塩分制限は正確な計量が肝心
 肉や魚など食材に含まれる塩分、調味料や加工品に含まれる塩分の合計で計算します。食塩小さじ一杯が約5g、醤油小さじ一杯が約1g、などと調味料の目安を覚えておきましょう。新鮮な食材を使い素材の味を生かしたり、だしの利用、香辛料や酢を使い、薄味でもおいしくする工夫を。かまぼこやインスタント食品など加工食品は 塩分が多いので要注意です。

【3】 各食品に含まれるタンパク質の量を把握しておきましょう
 1日のタンパク質が40gと指示された場合、肉や魚などの食品のタンパク質を40gではなく、米や野菜なども含めて、食べたものに含まれるタンパク質の合計量が40gということです。タンパク質は体に必要な栄養素ですから、治療用食品などを利用し、なるべく主食からではなく、おかずからとるようにしましょう。

【4】 カリウムを制限するよう言われたら
 野菜などのカリウムは、水にさらしたり、茹でこぼすことで減らすことができますが、蒸しても減りません。イモ類は茹でてもカリウムは抜けにくい食品です。果物は生よりも、缶詰などを利用し、缶詰の汁は飲まないように。

【5】 リンを制限するよう言われたら
 リンはタンパク質食品に多く含まれているため、タンパク質制限を実行していれば、リンの摂取量も少なくなります。カルシウム源となる食品にもリンが多いので、カルシウム不足に注意しましょう。

【6】 エネルギー(カロリー)を十分とりましょう
 食事制限をしていると、エネルギー不足になりがち。エネルギー補給を意識し、少量でも高カロリーのサラダ油やバター、粉飴などを利用すると効果的。しかし脂肪のとりすぎで、肥満や血中コレステロールが上昇すると逆効果です。

▼詳しくは『腎臓病なんでもサイト』にてご紹介しております。
「腎臓病の食事」
(リンク »)
「具体的な食事基準」
(リンク »)
「そらまめ通信バックナンバー vol.62」
(リンク »)

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 どの食品にどのくらいの栄養成分が含まれているのかを知ると、何をどれだけ食べて良いのかが分かるようになります。食品成分表や食品交換表を利用すると、献立を立てやすくなるので、利用してみましょう。
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