株式会社サンベルトパートナーズ（東京都港区 代表：佐武伸，以下：サンベルトパートナーズ）がファイナンシャルアドバイザー（以下：ＦＡ）として委任を受けております，民事再生手続中である第三セクター・木材加工会社「株式会社もくみ」（宮崎県西臼杵郡日之影町 以下：もくみ）について，事業再生のためにスポンサー選定を実施した結果、スポンサーが決定され、再生計画案が提出されたことに関し，次のとおりお知らせ致します。
第一 再生手続申立及びスポンサー選定の経緯
１ もくみは、平成２４年４月２３日，宮崎地方裁判所延岡支部に民事再生手続の開始申立て（申立代理人・弁護士法人衞藤法律特許事務所 衞藤彰弁護士，同牟田圭佑弁護士）を行い，同年５月１５日，宮崎地方裁判所（本庁）より再生手続開始決定を受けました。
２ その後，もくみの事業再生のためには，スポンサー企業から提供される資金により債権者に対する弁済を実施し，スポンサー企業の子会社として再出発するという再生型M&Aの手法をとるのが最も適切であるとの結論に至りました。
３ そこで，当社は，もくみからスポンサー選定のためにファイナンシャルアドバイザーとして委任を受け、全国よりスポンサーの候補企業を募り，スポンサー選定のために入札を実施しました。この入札の結果，もくみは、株式会社ユニックス（本社：熊本県熊本市 ツーバイフォー工法の木製パネル製造業）より支援を得ることとし，平成２４年９月１１日，合計８０００万円の資金援助を受け，もくみがその子会社となることを骨子とするスポンサー契約を締結しました。
４ その後もくみは，事業用資産等を確保するため，抵当権等の担保権を有する債権者（別除権者）との間で，被担保債権の弁済等に関する別除権協定の締結に向けて交渉を行い、平成２４年１０月９日までに，各別除権者との間で別除権協定書を締結し，平成２４年１０月１５日，宮崎地方裁判所に再生計画案を提出しました。
この再生計画案は，監督委員による意見申述を経て，平成２４年１０月２４日，宮崎地方裁判所により，再生債権者にその賛否を問うのため投票に付する旨の決定がなされています。
第二 スポンサー契約及び再生計画案の概要
１ スポンサー契約の内容
本件におけるスポンサー契約の概要は次のとおりです。
⑴ スポンサー会社名
株式会社ユニックス（本社：熊本県熊本市 以下：ユニックス）。尚，再生債権者による賛否投票がまだ行われていませんので，現時点でのユニックスに対する取材・問合せ等はご遠慮下さい。
⑵ 資金提供額
資本金など計８０００万円
２ 資本関係の変動
⑴ 現在のもくみの発行済株式総数６９０２株は，上記１⑵の資金の払込みと同時に消却され，資本金３億４５１０万円の全額を減資します（いわゆる１００％減資）。
⑵ また，もくみは，現在の株式の消却と同時に，ユニックスに対し普通株式４００株を発行し，同社の１００％子会社となります。
⑶ 尚，上記の１００％減資及び新株発行については，平成２４年１０月１０日，宮崎地方裁判所より，民事再生法１６６条１項及び同２項に基づき，これを認める旨の決定がなされています。
３ 再生債権者への弁済
もくみは，再生債権の総額４億０３８２万５４１３円に対しては，次のとおり弁済を行います。
①２０万円以下の部分については，その全額を一括弁済。
②２０万円を超える部分については，確定再生債権額（但し，再生手続開始決定後の利息・損害金を除く）の７．２％に相当する金額を一括弁済
４ 役員の処遇
上記２のとおり，もくみは今後株式会社ユニックスの１００％子会社となりますので，現在のもくみの役員は全員が退任し，株式会社ユニックスが新たな役員を選任することとなります。
もくみは，この再生計画案に対する再生債権者の賛否及び裁判所による認可決定を経て，平成２５年１月には，株式会社ユニックスの子会社として事業を再開する予定です。
当社は，中小企業金融円滑化法の期限切れが平成25年3月末に近づき，中堅中小企業の事業再生の必要性が高まっている経済情勢の中，引き続き，ファイナンシャルアドバイザーとして，全国の中堅中小企業の再生型Ｍ＆Ａの支援することにより，地域経済の発展に貢献していく所存です。
以上
■株式会社サンベルトパートナーズ（ (リンク ») ）
設立：2005 年1 月
本社所在地：東京都港区赤坂1-3-5 赤坂アビダシオンビル8F
代表取締役：佐武伸（公認会計士・税理士）
事業概要：
事業再生、再生型M&Aアドバイザリー、企業価値/事業価値評価、財務調査（財産評定）、その他コンサルティングサービス
■本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社サンベルトパートナーズ 担当者: 倉本大樹（税理士）
Email： info@sunbeltpartners.co.jp／TEL：０３－５５７４－８８５１／FAX： ０３－５５７４－８８５７
第一 再生手続申立及びスポンサー選定の経緯
１ もくみは、平成２４年４月２３日，宮崎地方裁判所延岡支部に民事再生手続の開始申立て（申立代理人・弁護士法人衞藤法律特許事務所 衞藤彰弁護士，同牟田圭佑弁護士）を行い，同年５月１５日，宮崎地方裁判所（本庁）より再生手続開始決定を受けました。
２ その後，もくみの事業再生のためには，スポンサー企業から提供される資金により債権者に対する弁済を実施し，スポンサー企業の子会社として再出発するという再生型M&Aの手法をとるのが最も適切であるとの結論に至りました。
３ そこで，当社は，もくみからスポンサー選定のためにファイナンシャルアドバイザーとして委任を受け、全国よりスポンサーの候補企業を募り，スポンサー選定のために入札を実施しました。この入札の結果，もくみは、株式会社ユニックス（本社：熊本県熊本市 ツーバイフォー工法の木製パネル製造業）より支援を得ることとし，平成２４年９月１１日，合計８０００万円の資金援助を受け，もくみがその子会社となることを骨子とするスポンサー契約を締結しました。
４ その後もくみは，事業用資産等を確保するため，抵当権等の担保権を有する債権者（別除権者）との間で，被担保債権の弁済等に関する別除権協定の締結に向けて交渉を行い、平成２４年１０月９日までに，各別除権者との間で別除権協定書を締結し，平成２４年１０月１５日，宮崎地方裁判所に再生計画案を提出しました。
この再生計画案は，監督委員による意見申述を経て，平成２４年１０月２４日，宮崎地方裁判所により，再生債権者にその賛否を問うのため投票に付する旨の決定がなされています。
第二 スポンサー契約及び再生計画案の概要
１ スポンサー契約の内容
本件におけるスポンサー契約の概要は次のとおりです。
⑴ スポンサー会社名
株式会社ユニックス（本社：熊本県熊本市 以下：ユニックス）。尚，再生債権者による賛否投票がまだ行われていませんので，現時点でのユニックスに対する取材・問合せ等はご遠慮下さい。
⑵ 資金提供額
資本金など計８０００万円
２ 資本関係の変動
⑴ 現在のもくみの発行済株式総数６９０２株は，上記１⑵の資金の払込みと同時に消却され，資本金３億４５１０万円の全額を減資します（いわゆる１００％減資）。
⑵ また，もくみは，現在の株式の消却と同時に，ユニックスに対し普通株式４００株を発行し，同社の１００％子会社となります。
⑶ 尚，上記の１００％減資及び新株発行については，平成２４年１０月１０日，宮崎地方裁判所より，民事再生法１６６条１項及び同２項に基づき，これを認める旨の決定がなされています。
３ 再生債権者への弁済
もくみは，再生債権の総額４億０３８２万５４１３円に対しては，次のとおり弁済を行います。
①２０万円以下の部分については，その全額を一括弁済。
②２０万円を超える部分については，確定再生債権額（但し，再生手続開始決定後の利息・損害金を除く）の７．２％に相当する金額を一括弁済
４ 役員の処遇
上記２のとおり，もくみは今後株式会社ユニックスの１００％子会社となりますので，現在のもくみの役員は全員が退任し，株式会社ユニックスが新たな役員を選任することとなります。
もくみは，この再生計画案に対する再生債権者の賛否及び裁判所による認可決定を経て，平成２５年１月には，株式会社ユニックスの子会社として事業を再開する予定です。
当社は，中小企業金融円滑化法の期限切れが平成25年3月末に近づき，中堅中小企業の事業再生の必要性が高まっている経済情勢の中，引き続き，ファイナンシャルアドバイザーとして，全国の中堅中小企業の再生型Ｍ＆Ａの支援することにより，地域経済の発展に貢献していく所存です。
以上
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設立：2005 年1 月
本社所在地：東京都港区赤坂1-3-5 赤坂アビダシオンビル8F
代表取締役：佐武伸（公認会計士・税理士）
事業概要：
事業再生、再生型M&Aアドバイザリー、企業価値/事業価値評価、財務調査（財産評定）、その他コンサルティングサービス
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株式会社サンベルトパートナーズ 担当者: 倉本大樹（税理士）
Email： info@sunbeltpartners.co.jp／TEL：０３－５５７４－８８５１／FAX： ０３－５５７４－８８５７
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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。
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