AsiaNet 51257
共同JBN 1354 (2012.12.11)
【ドレスデン(ドイツ)2012年12月10日PRN=共同JBN】ドイツ・ドレスデンにあるエネルギー効率ソリューションの実現を専門とする半導体企業ZMD AG(ZMDI、 (リンク ») )は10日、DC/DC同期スイッチング・リチウムイオン(Li-ion)バッテリーチャージャーであるZSPM4551のリリースを発表した。車載、産業、医療、IT、民生アプリケーション向けアナログ/ミックスドシグナル・ソリューションのグローバルサプライヤーであるZMDIは、ZSPM4551などの小型で高効率製品ファミリーの開発に注力している。
ZSPM4551は終端電圧、充電電流、追加可変値が設定可能であり、広範なLi-ion電池を最適な状態で充電することが可能となる。同製品の1MHzスイッチング周波数によって、小型フィルター・コンポーネントの使用が可能となり、その結果、ボードスペースの小型化とシステムコストの軽減につながる。
ZSPM4551はI2C(商標)(NXPの商標)インターフェースを集積化しており、これによってユーザーはアプリケーション特有の温度補償型終端電圧を設定し、充電電流をコントロールすることが可能となる。
ZSPM4551は電源スイッチ、インターナルコンペンセーション、フォールトプロテクションの機能を集積化している。ZSPM4551は過電流、温度過上昇、バッテリー・フロート電圧(VBAT)過電圧、充電タイムアウトのためのLi-ion固有のプロテクションを提供する。ZSPM4551には、システム内の他のコンポーネントとインターフェースするためのNFLT(インバーティッド・フォールト)オープンドレイン出力を通じた監視リポートも盛り込まれている。
高密度集積に関してはZSPM4551に勝る製品はなく、標準負荷と超低消費電力で最大92%の効率を誇っている。レギュレーターが動作停止の状態では、デバイスは10マイクロアンペアの零入力電流を消費する。
ZMDIのエドワルト・ラム副社長(製品マーケティング&事業開発担当)は「ZMDI ( (リンク ») )は当社顧客のさまざまな要求をかなえるために最新鋭の高効率ソリューションの開発にコミットしている。当社のスマートチャージャーであるZSPM4551はポータブルなアプリケーションを目指す当社顧客の方針をサポートしており、この製品はエネルギー意識が高い当社顧客にとって最善のソリューションを提供するというZMDIのコミットメントを象徴するもう一つの実例である」と語った。
▽スマートチャージャーの機能
*1.5Aの連続出力電流
*VBAT逆電流ブロック
*プログラマバブルな温度補償終端電圧
*ユーザープログラマブルの充電電流
*NFLTピンでリポートされるVBAT用のVBAT過電流および充電タイムアウト監視
*入力部アンダーボルテージ・ロックアウト
*過電流および温度過上昇に対するフルプロテクション
*充電状態表示
*EEPROMレジスターとのI2C(商標)プログラム・インターフェース
*温度(ジャンクション)幅はセ氏マイナス40度から125度まで
*パッケージ:16-L PQFN(4mm×4mm)
▽出荷と価格
ユニット価格は1000個当たり1.65USドル、1.22ユーロ。
▽ZMDIについて
Zentrum Mikroelektronik Dresden AG(ZMDI、 (リンク ») )は、車載、産業、医療、IT、民生アプリケーション向けのアナログ/ミックスドシグナル半導体ソリューションのグローバルサプライヤーである。これらのソリューションによって、同社顧客はパワーマネジメント、照明、センサー向けに最もエネルギー効率に優れた製品を製造することができる。
ZMDIは50年以上前からドイツのドレスデンに本社拠点を置く。従業員数は世界で320人以上にのぼり、ドイツ、イタリア、ブルガリア、フランス、英国、アイルランド、日本、韓国、台湾、米国にあるセールスオフィスとデザインセンターを通じて世界中のさまざまな顧客にサービスを提供している。
詳細はウェブサイトwww.zmdi.comを参照。
さらに詳しい情報は以下を参照。
Daniel Aitken
ZMDI Global Director of Corporate Marketing and Communications,
T +001-514-831-6722
daniel.aitken@zmdi.com
このニュースリリースのURLは以下の通り。
(リンク »)
ソース:ZMDI
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。