AsiaNet 50641
共同JBN 1176 (2013.1.8)
【シカゴ2013年1月8日】ウッドからグラファイトへ、オーバーサイズのフレームへ、テニスのラケットの設計ははっきり変化し、ゲームを変えた。ウィルソン・スポーティング・グッズ社(Wilson Sporting Goods Co.、www.wilson.com)は8日、2013年の次のマイルストーンは「スピン効果技術(Spin Effect Technology)」(商標)で、同社が特許申請中のこのラケット技術はスピンを劇的に増加させると発表した。これはプレーヤーがスイングを変えずにそのショットに毎分約200回転以上を付け加えられる初めてのラケット・システムである。Steam 99S(商標)とSteam 105S(商標)の2タイプのラケットがスピン効果技術を採用し、今月デビューする。
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ウィルソン・ラケット・スポーツのジョン・ミューア・ゼネラルマネジャーは「このラケット設計は大きな突破口だ。わが社の研究開発、製品チームはテスト、技術分析、スピンとプレーのしやすさを強化する異なるラケット設計の開発に多くの時間を費やした。Steam 99SとSteam 105Sには本当に特別なものがある。結局はプレーヤーにスピン増加の程度がわかる。要するにネットが2インチ(約5センチ)低くなり、コートが1フィート(約30センチ)長くなるのと同じことなのである。重要なのはより多くのショットがネットを越え、プレーが続くということだ」と語っている。
最先端の技術革新センターでウィルソンはストリングのパターン、ラケットの設計、スピンの間の相互関係を調べており、独自のモニタリング技術を使ってスピンの回転、スピード、高さを測定している唯一のテニス・ブランドである。ウィルソンはより少ないクロスストリングがストリングの動きを最大化するカギとなる要因であり、より速いスナップバック・スピードがより多くのスピンを生み出すことを発見した。これが全体的なプレーのしやすさを強化しながらこの新しいストリング・パターンをサポートする完全なラケットの再設計をもたらす結果となった。これはこのプレースタイル向けに特につくられた最大で3.3倍のストリングの動き、69%速いスナップバック(*)を提供する初めてのラケットである。
スピン効果技術付きのSteam 99SとSteam 105Sは、パワーを劇的に増大させながら優れたフィーリングを提供するウィルソンの強化ハンドル技術のAmlifeel 360(アンプリフィール360、商標)を使っている。
ミューア・ゼネラルマネジャーはさらに「現在のゲームは劇的に変化しており、すべてはアグレッシブなスピンにかかっている。ウィルソンは引き続きこの変化をリードする。この前進はより幅広い人々にスピン能力の増加をもたらし、そのゲームを向上させるだろう」と述べている。
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(*)ウィルソンの内部試験に基づく。
▽ウィルソンについて
ウィルソン・ラケット・スポーツ(Wilson Racquet Sports)は、シカゴに本社を置く世界の有力なスポーツ用具メーカーの一つで、Amer Sportsが所有しているウィルソン・スポーティング・グッズ社(Wilson Sporting Goods Co.)の1ディビジョンである。ウィルソンは全世界でスポーツ用具を設計、製造、販売しており、あらゆるレベルのプレーヤーがよりよくプレーするのを助ける技術的に進んだ製品を作ることに集中している。詳しい情報はwww.wilson.comへ。
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ソース:Wilson Racquet Sports
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