ソーラーウィンズ、2013年度にITプロフェッショナルが直面すると予測される問題解決のための10のヒントを発表

ネットワーク構造にインパクトを与えるクラウド、仮想化、 ビッグデータ、脆弱性に効果的なソリューション

ソーラーウインズ・ジャパン株式会社

2013-01-15 11:00

費用対効果の高いIT管理ソフトで業界をリードする米ソーラーウィンズ(SolarWinds(R)、NYSE:SWI)は本日、2013年度のIT領域の拡張により、ITプロフェッショナルが直面すると予測される問題の解決となるヒントを発表しました。


ソーラーウィンズ ビジネスデベロップメントマネージャーの橋本政巳は、2012年度にIT業界のニュースを賑わせたクラウドコンピューティング、仮想化、ビッグデータ、ネットワーク脆弱性などは、引き続き2013年度のIT管理における大きな課題となると予測しています。


これらに対し、ITプロフェッショナルが自動化ツールを使う際のヒントを以下に紹介します。これらは、コスト削減やダウンタイムの軽減、さらなる効率アップにつながるヒントとなり、会社から命ぜられた任務を、担当者がスムーズに遂行できるよう考案されたものです。


1. ネットワーク・トラフィックの管理
ネットワークが成長するにつれ、ネットワーク・トラフィックも増大します。これはネットワークのパフォーマンスや、ビジネスに不可欠なアプリケーションのパフォーマンスに多大な影響を及ぼします。ネットワークの成長に合わせ、高額なルータやWANへアップグレードする前に、企業のIT部門はネットワーク・トラフィックが効率よく使用されているか否かを確認する必要があります。企業サイズに適したネットワークパフォーマンスとトラフィック監視ソフトウェアを選択することにより、2013年度にネットワークが大きく成長した際にも、ネットワークを効果的に管理することができ、ピーク時のパフォーマンスを確保することができます。


2. サーバーとアプリケーションを監視
ビジネスに不可欠なアプリケーションが障害を起こした際、ITプロフェッショナルは直ちに原因究明を迫られます。しかし、ハードウェア、OS、アプリケーションサービスなどをチェックし、問題を判別するには適切なツールがないと時間を要する場合があります。こういった事態を想定し、サーバーとアプリケーションの監視ソフトウェア(※1)は、不可欠な機能がダウンすることを未然に防ぐために欠かせないコンポーネントといえます。企業の生産性や利益、顧客サービスの低下へつながるような大規模なシステム/ネットワーク障害が近年頻発していますが、高度な監視ツールへの投資により、これらの問題を回避することができます。


3. バーチャル・リアリティ
サーバーの仮想化は、増大するサーバーへの負荷に比例して成長してきました。ITプロフェッショナルは仮想化パフォーマンスの監視と管理、VMスプロール制御、許容管理、設定管理、チャージバックの自動化などにより、効率よく仮想マシンを管理できます。


4. リスク軽減
ネットワークが成長するにつれ、ネットワークへの脅威も増大します。ITプロフェッショナルは、ネットワークの効率を保ちつつ、高いリスクの中、ネットワークセキュリティを確保するソリューションを導入する必要があります。リアルタイムのセキュリティ情報を入手し、イベントとログ管理を行うことにより、IT管理者は規模に関わらず、ネットワークの安全性を確保できます。セキュリティ侵害が起こった際、費用面だけでなく企業の評判も含め、あらゆる規模の企業にとって回復しがたいものになりかねません。したがって、そうと分かっていながら危険に身をさらすことは賢明ではありません。


5. IPアドレスをコントロール
IPv4アドレスの枯渇により、速やかにIPv6への移行の必要があることや、BYODの要求が増大していることなどを踏まえると、エクセルなどの表計算ソフトによるIPアドレスの追跡はもはや適切ではないといえます。IPアドレスのコンフリクトはダウンタイムや生産性のロスにつながり、直/間接的にも費用がかかります。コンフリクトの発生は未然に防ぐことができます。中央管理と監視、 警告やレポートなどをIPインフラ全体で行う(※2)ことにより、IPアドレスのコンフリクトを防ぎ、アドレスの割り当てを効率的に行うことができ、IPv6移行やBYOD対応への負担を軽減します。


6. 設定のチェック
ネットワーク上で起こる問題の多くは、デバイス設定のミスによるもので、設定上の問題は生産効率、利益、顧客サービスのロスにつながります。変更や設定管理を自動化するツールを導入することにより、設定に起因する問題検知までの時間短縮が可能になります。


7. 音声はクリアであるか
規模にかかわらず、VoIPを導入している企業では、電話の音質に対する苦情を受けた経験があると思います。VoIP電話の音質は、ネットワークパフォーマンスに直結しています。したがって、ネットワークパフォーマンスを監視・測定できない企業は、VoIP電話のトラブルシューティングや問題解決はほぼ不可能です。監視ソフトウェアがあればVoIPパフォーマンスを担当者に通知し、それに関連するネットワーク上のトラブルシューティングもスムーズに行うことができます。


8. ウェブのパフォーマンスはどうか
顧客が直接目にするウェブサイトや、ビジネスに不可欠なウェブアプリケーションのパフォーマンスの監視も重要です。ウェブパフォーマンスツールを使用することにより、処理時間がどのくらいかかっているかなど、エンドユーザーの使用状況を常に監視することができます。


9. 遠隔で働くスタッフもお忘れなく
オンサイトのスタッフ同様、遠隔で働くスタッフも同レベルでネットワークの監視やレポートを提供するという、一見不可能に見えるタスクも、エンドユーザー・サポートツールにより可能になります。単一のロケーションからすべてのエンドユーザーをサポートする機能により、技術者がサイト間を移動する手間が省かれ、一両日中に対応可能なサービス数を増やすことが可能となります。


10. 携帯性を容認
問題がいつ起きるか分からないといって、テクニカルスタッフが机に縛られ、次の問題が発生するまで待ち続けるわけにはいきません。携帯電話やタブレットなどのモバイル端末から、初期診断、解決することができるソリューションの導入をお勧めします。


さらに橋本は次のように述べています。
「当社は、予算がタイトもしくは全くない小規模企業のお客様のために、IT環境をスムーズに実行する無料サポートツール を用意しています。ネットワーク、サーバー、アプリケーション、IPアドレス管理なども含め、管理を自動化するツールへの投資如何を問わず、ピーク時のパフォーマンスを確保し、2013年度のビジネスを成功に導くため、ITプロフェッショナルのお客様へはこうしたサービスの導入を真剣にご検討いただきたいと考えています」


(※1)ソーラーウィンズ製品では「Server & Application Monitor」が該当:
(リンク »)


(※2)ソーラーウィンズ製品では「IP Address Manager」が該当:
(リンク »)


SolarWinds について

ソーラーウィンズ(SolarWinds、NYSE:SWI)は、費用対効果の高いパワフルなIT管理ソフトをフォーチュン500企業から小規模企業まで多岐にわたる世界の顧客に提供しています。同社はその市場領域のすべてにおいて一貫性のあるアプローチをとっています。特にITプロフェッショナルフェッショナルを対象とし、従来の企業向けソフトウェアの課題を軽減します。あらゆるスケールのIT管理における問題に対処する機能を提供し、見つけやすく、簡単に購入ができ、使用やメンテナンスまでが容易な製品によって、「意外にシンプル」であることをお約束します。ソーラーウィンズ・ソリューションはユーザベースへの深いつながりに根ざしており、オンラインコミュニティ 「thwack ( (リンク ») )」では問題の解決策の提示、技術やベストプラクティスの共有、 また、ソーラーウィンズ製品の開発に直接参加する場となっています。 詳しい情報は (リンク »)  をご覧ください。


SolarWinds、SolarWinds.comおよびthwackは、ソーラーウィンズの登録商標です。記載されたその他すべての企業名および製品名は識別目的のためだけに使用されており、商標または登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。
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