「農業メインバンク」機能の一層の強化に向けたJAバンクの取組みについて

農林中央金庫

From: 共同通信PRワイヤー

2013-01-22 16:55

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平成25年1月22日

農林中央金庫


「農業メインバンク」機能の一層の強化に向けた
JAバンクの取組みについて
 

 JAバンク(JA・信連・農林中金)では、現行JAバンク中期戦略(平成22~24年度)において、「農業メインバンク」機能強化を柱とし、組合員・農業者に対する農業金融サービスの強化に取り組んでまいりました。
 農業を取り巻く厳しい環境、農業経営の大規模化の進展等のなか、地域農業を支えていく担い手の確保・育成をサポートし、持続可能な農業を支えていくために、次期JAバンク中期戦略(平成25~27年度)においても「農業メインバンク」機能強化を最重要テーマとし、新たな施策も含め、JAバンクの総合力を発揮して取組みを一層強化して取組んでまいります。なお、主な取組みは下記のとおりでございます。

1    農業者ニーズの把握とそれに対応するための態勢構築
   正組合員を中心とした中小個人農業者への農業金融サービスの適切な提供に加え、
  JAバンク全体で、大規模個人農業者・農業法人等の多様なニーズに応えていきます。

(1)JAバンク一体となった農業者への対応(県域「農業金融センター機能」の拡充)
    農業者への融資相談等のより一層の充実を図るために、県域の信連等における
   「農業金融センター機能」の拡充を図ります。
    地域の実情に合わせたJA農業融資商品の企画推進・提供、農業法人等の資本増強
   ニーズに応えるべく各種ファンド等の資本供与の枠組みの提供、加えて
   「JAバンク農業金融プランナー」等資格制度奨励、各種研修会開催などを通じて、
   多様化する農業者ニーズに応える農業融資担当者の育成にも注力してまいります。

(2)JAグループの総合力を活かした農業者への対応(事業間連携体制の構築・拡充)
    総合事業体として、信用部門と営農・経済部門との連携をより緊密にし、
   事業横断的に担い手経営体や多様な担い手をサポートしてまいります。

(3)農業関係資金の対応力強化
    営農計画段階からの農業者の資金ニーズを的確に把握し、各種商品等の提案・
   提供、資金対応時の適切なアドバイスにより、農業者の健全な営農・経営の
   サポートを行います。
    引き続き、JAバンク利子助成(最大1%)を実施し、農業者の支援に取り
   組んでまいります。また、担い手経営体等の金融サポートとして24年度に実施
   した農業近代化資金への利子助成につきましても継続いたします。


2 大規模個人農業者・農業法人等への対応力強化
  現行、JAバンク中期戦略において、地域農業の中核を担っていく大規模個人農業者・
 農業法人等に対して、グループをあげて農業金融サービスの提供を行ってまいり
 ましたが、引き続きこの訪問活動を徹底し、多様化・高度化するニーズに
 応えてまいります。

(1)大規模個人農業者・農業法人等への対応力強化
    引き続き、JAバンクとして、大規模個人農業者・農業法人等に対して、確実な
   訪問活動、ニーズ補足、金融を中心とする各種サービス提供を実施してまいります。
    とりわけ、現行JAバンク中期戦略において、技術力がありながら資本が僅少な
   農業法人等の育成・支援のための資本供与の枠組みとして新設した「アグリシード
   ファンド」に加え、農業法人等の規模拡大ニーズ(農地取得・集積化、販売加工等
   への進出による設備投資等)が高まることが予想されることから、これに応える
   「担い手経営体応援ファンド」(仮称)の創設を検討してまいります。
    なお、JA・信連・農林中金の役割分担のなかで、農林中金においても、
   日本政策金融公庫の資金・機能を活用しつつ、既往資金メニューを見直し運転
   資金等への対応を図ってまいります。

(2)農商工連携推進・6次産業化促進
    農畜産物の販売力強化等をサポートするために、引き続き、売り手・買い手の
   マッチング機能を強化し、県域・ブロック域の商談会・セミナー等を開催して
   まいります。
    (株)農林漁業成長産業化支援機構法を踏まえて取りまとめられたJAグループに
   おける6次産業化促進にかかる方針に基づき、農林中金による機構への出資、
   他全国連と連携した6次産業化事業体へ直接出資するサブファンドの立上げ等に
   より、今後、JAバンクとしても6次産業化促進に取り組んでまいります。

3 地域・社会貢献
   平成19年度より実施している、JAバンクの一体的な社会貢献の取組みである
  「JAバンクアグリサポート事業」を継続してまいります。
   また、地域(農村)の活性化の観点から、農林中金における他の全国連との
  連携によるノウハウ蓄積、JA等へのコンサル機能や資金ツールの提供等を通じ、
  今後、JAバンクとしての再生可能エネルギー取組支援を行ってまいります。

(1)JAバンクアグリサポート事業
    長期的視点に立ち、子どもに対して農業や食の大切さを教える観点から、
   「教材本贈呈事業」および「教育活動助成事業」を継続してまいります。

(2)再生可能エネルギーにかかる取組支援
    再生可能エネルギーの利活用等にかかるニーズの高まり等を踏まえ、
   太陽光発電事業等の資金ニーズを踏まえた全国要項資金の創設検討、融資・
   事業ノウハウの蓄積を進めてまいります。

                                 以 上

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