AsiaNet 51917
共同JBN 76(2013.1.24)
【オスロ2013年1月24日PRN=共同JBN】モダニズム絵画の先駆者の1人、エドバルト・ムンク(1863年-1944年)が生まれてから今年は150周年に当たる。記念すべき年を祝うため、オスロで過去最大の展覧会が開かれるほか、ノルウェーと世界各地でムンクとその芸術をたたえる記念行事が催される。
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「イベントがいよいよ始まる。私たちは第一にエドバルト・ムンクを祝福するが、 同時にムンクの人生と芸術に関する知識、好奇心、情熱を地域的、全国的、国際的に深めたい」と、ムンク美術館(Munch Museum)ディレクターのスタイン・オラフ・ヘンリクソン氏は語った。
記念行事のハイライトは、2013年6月2日から10月13日までオスロの国立絵画館とムンク美術館で開催される「ムンク150年」展覧会だ。250点を超える作品が展示されることになっており、これはこれまで一度に展示された作品数としては最大になる。展示されるのは有名な作品ばかりでなくあまり知られていないものも含まれ、公的機関や個人が所蔵するコレクションからも出展される。
それに加えて、記念行事のプログラムにはそれ以外の展示会や研究会、映画制作、コンサート、舞台制作、足跡をたどるウオーキング、書籍出版、それに青少年向けのイベントも含まれている。
ムンクの代表作の一つである「タバコを持つ自画像」は巡回展示される。他に例を見ない巡回展示は「ムンク・オン・ツアー」としてノルウェー国内7会場を回る。
国立美術館のディレクター、オーダン・エックホフ氏は「記念行事によってエドバルト・ムンクがより一層身近になること、その偉大な業績についての知識を深めること、われわれの国際的な文化遺産の中にしかるべき位置を占めることを期待している」と述べた。
記念行事はオスロ国立美術館(National Museum of Art, Architecture and Design)とムンク美術館が、多数の個人や公的機関の協力を得て共催する。
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▽ムンク150年(MUNCH 150)
*ムンク生誕150年記念行事はノルウェーと世界各地で120件のプロジェクトを開催
*1月23日に、後援者の国王ハラルド5世の臨席で公式にオープン
*「ムンク・オン・ツアー」はムンクの代表作の一つをノルウェーの北から南まで巡回展示
*記念展示会は6月2日から10月13日までオスロ国立絵画館とムンク美術館で開催
*映画4本、書籍18点、舞台制作、コンサート、会議そのほか
▽問い合わせ先
Jean-Yves Gallardo,
Director of Communications, National Museum,
jyg@nasjonalmuseet.no.
ソース:Nasjonalmuseet (The National Museum, Norway)
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