MIC23158/9デバイスは、最大93%のピーク効率をPWMモードで、突然の負荷変動に対して超高速応答を提供する。マイクレル社独自のアーキテクチャはまた、連続PWMモードでは小型出力容量で非常に低い出力リップルを生成する。また、このソリューションには、出力が不十分な電圧時にシステムが動作をしないよう保護するパワーグッド(PG)信号などがある。また、デバイスの起動中に、突入電流を制限するプログラマブルなソフトスタートも搭載している。これらのソリューションに必要な基板面積は、わずか12mm x 12mm。
「MIC23158/9では、負荷範囲全体にわたって、最高の電力密度と放熱性能を確実に提供するために、非常に高い効率、優れた安定性、および過渡応答を、革新的なパッケージングと組み合わせることで、かつてない性能と柔軟性を、設計者に提供している。」と、マイクレル社LPS(Linear and Power Solutions)部門マーケティング部長のBrian Hedayati氏は指摘した。「マイクレル社独自のHyperLight Loadアーキテクチャはまた、ポータブルPOS (point-of-sale)端末、USB無線ハブおよびドングル、RFIDリーダカード、自動車エレクトロニクス、POL (point-of-load)などの機器に、部品コストの削減、世界トップクラスの過渡応答、メリットを提供している。」
MIC23158/9はどちらも、放熱性を強化した20ピン3mm x 4mm MLF(R)パッケージの形で、2.7V~5.5Vの2つの独立電源供給入力を提供する。これらは、1.0V~3.6Vまでの2つの調整可能な出力と、チャネルあたり最大2Aの出力電流を提供する。MIC23158/9はまた、非常に低い静止時消費電流(45uA/channel)を提供し、最低1mAの負荷電流で83%の効率を達成する。両ソリューションはまた、独立パワーグッド(PG)出力インジケータ、EN入力とプログラマブルなソフトスタート出力を提供している。これらのデバイスは、-40度~+125度の接合部温度範囲で動作する。MIC23159には、デバイス・ディスエーブル時に負荷容量を放電するための、アクテゥブ・プルダウン回路が搭載されている。
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マイクレル社はグローバルな半導体サプライヤーとして、アナログ、イーサネット、広帯域通信に使用されるICソリューションを世界市場に提供している。同社製品には最先端のミクスドシグナル製品、アナログ製品、パワー半導体、高性能通信用スイッチ、クロック管理スイッチ、イーサネット・スイッチおよびPHY製品がある。ユーザーにはエンタープライズ、民生、工業、モバイル、通信、自動車、コンピューター製品などの有力メーカーが含まれる。本社と最先端のウエハー製造設備は米国カリフォルニア州サンノゼにあり、米州、欧州、アジア全域に地域販売代理店とカスタマーサポートの拠点、先端テクノロジーのデザインセンターがある。さらにマイクレル社は世界に広範な流通販売網と代表事務所を保持している。詳しい情報は (リンク ») から入手可能。
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