AsiaNet 52930
共同JBN 0517 (2013.5.8)
【ミュンヘン(ドイツ)2013年5月8日PRN=共同JBN】ノルウェー南西部に本拠を置き、エネルギーとテレコミュニケーションの大手企業Lyse Groupはこのほど、同社のスマートエネルギー・イニシアチブLyse Smart ASを稼働させるためにAxirosを選定した。この協力関係によって15万以上の世帯が利益を受けることになる。
今回の動きは欧州連合(EU)が域内諸国に対してエネルギー分野におけるエネルギー安全保障の増大、炭素排出量削減、競争力向上を要請した「Smart Meter Mandate」を受けたもの。Smart Meterイニシアチブによって域内の公益事業者はエネルギー使用量、コスト、温室効果ガス排出量をモニターすることが可能になる。
Axirosは先端的なサービスおよびデバイス管理の技術リーダーと認められ、Lyseとのテレコム分野におけるバリューチェーンの協力の結果、選定された。Axirosのソフトウエア・プラットホームAXPERIENCEを使うことで、Lyse Smartは以下のことが可能になる。
*設定、アクティベーション、問題解決の自動化
*現場での据え付け、進行中のメンテナンス、サポートのコスト削減
*付加価値サービスの提供が可能になる。最初に提供されるサービスはホーム・オートメーション、警報、福祉サービスになる
Axirosプラットホームを使うことで、Lyseは複数のバックホール・ネットワーク(ファイバー、セルラー、無線など)を管理できるようになり、その結果、一つのシステムがダウンしても、コミュニケーションは他のシステムにリルートされるようになる。結論を言えば、サービス品質の向上、顧客の維持、運用効率などにつながる。
Lyse Smart最高技術責任者(CTO)オッドビョルン・ソルセス氏は「Axirosシステムは当社のリモート管理システム、サービス最適化の基準を満たしており、感銘を受けている」と述べた。
Lyseのスマートメーターは、組み込み機器用のソフトウエアAxiros AXACTを搭載したスマートゲートウエーとペアになって使われる。Lyse Smartを使えば、顧客はスマートフォンやタブレットを使って、離れた場所からアクセスし、複数の電気製品を動作させることができる。
さらに、Axiros製品はオープンアーキテクチャーであるので、同社プラットホームはLyses ITアーキテクチャーに容易に統合することが可能で、迅速な展開、製品化までの時間の短縮という他のメリットをもたらす。
Axirosのクルト・ペーターハンズ最高経営責任者(CEO)はスマート製品でLyseと提携できて喜んでいると述べた。同CEOは「Lyseはスマート・メータリングのイニシアチブに対して先端的なアプローチで臨んでいる。Lyseが同社の目標達成のために当社製品を選んでくれたことを喜んでいる」と語った。
Lyse Groupは新システムを年内に展開する予定。
Lyseはノルウェーの企業グループで、エネルギーとテレコミュニケーション分野で活動している。詳しい情報はウェブサイト( (リンク ») )を参照。
Axirosは家庭、企業、マシンツーマシン市場で固定、モバイルネットワークを横断した機器およびサービス管理ソリューションを提供している。詳しい情報はウェブサイト( (リンク ») )を参照。
ソース:Axiros
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