平成25年3月期の連結業績および次期連結業績予想

日本製粉株式会社

From: 共同通信PRワイヤー

2013-05-14 15:01

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2013年5月14日

日本製粉株式会社

日本製粉(株)、平成25年3月期の連結業績および次期連結業績予想
- 増収・増益、経常利益4期連続100億円超、年間12円配当 -

 日本製粉(株)(社長 小寺春樹)の平成25年3月期の通期連結業績は、売上高2,710億円(前期比100.7%)、営業利益97億円(同100.8%)、経常利益109億円(同106.8%)、当期純利益70億円(同112.4%)となりました。

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 連結業績の概要
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 (※)当社Webサイトでご覧ください
  >  (リンク »)

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 連結業績のポイント
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 ● 売上高は、製粉事業の減収を食品事業がカバーして増収
 ● 経常利益が4期連続で100億円を超えて増益
 ● 前期の創立115周年記念配当2円を普通配当に織り込み、年間12円配当実施

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 連結業績の概況1 ~ 「SG130フェーズII」で持続的成長への収益力強化策を推進
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 当期におけるわが国経済は、東日本大震災の復興需要等により緩やかに持ち直す傾向が見られたものの、欧州債務問題等をはじめとする海外経済減速の影響を受けて、個人消費や雇用など景気浮揚のための材料が乏しい状況で推移しました。しかしながら、昨年末の政権交代に伴い、新たな経済政策への期待感から金利の低下、円安の進行、株価の上昇など景況感改善の兆しも見られました。食品業界においては、デフレが継続する中で消費が冷え込み、販売競争が激化するなど厳しい事業環境が続きました。
 このような状況の下、当社グループは事業環境の変化に柔軟に対応し、更なる業容の拡大と収益力の強化により持続的成長(Sustainable Growth)を確かなものにするため、昨年4月から新たな2ヵ年の「中期経営計画SG130フェーズII」(以下、「SG130フェーズII」)をスタートしました。その中で、当年度を事業環境の変化を見極める一年と位置付け、基礎的な収益力の強化に努めてまいりました。
 「SG130フェーズII」の初年度においては、総額200億円を超える収益改善のための大型設備投資案件のすべてが完工し、稼働・戦力化しております。製粉事業では、当社神戸甲南工場の原料穀物サイロ新設および製粉ライン増設工事が9月に完成し、本格稼働しております。また、さらなるコスト競争力強化のため、当社の原料小麦保管能力を現状の20万トンから50%増の30万トンに引き上げる計画の一環として、当社千葉工場の保管能力を2万5千トン増強する原料穀物サイロ増設工事を10月に着工いたしました。食品事業では、ニップン冷食(株) 高崎工場の竜ケ崎工場への生産設備移転・集約工事とタイの洪水で被災したニップン(タイランド)社のプレミックス工場の復旧工事を完了させて、いずれも昨年4月からフル稼働しています。これにより、当社商品の品質向上や供給能力拡大、生産性改善によるコスト競争力強化等が図られ、経営基盤の強化は確実に進んでいます。

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 連結業績の概況2 ~ 厳しい事業環境ながら増収・増益で持続的成長を継続
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 外国産小麦の政府売渡価格が昨年4月から5銘柄平均で15%引き下げられたことを受け、当社は7月10日出荷分から業務用小麦粉販売価格の引き下げ改定を行いましたが、昨年10月には外国産小麦の政府売渡価格が5銘柄平均で3%引き上げられたことから、昨年12月20日より業務用小麦粉の販売価格の引き上げ改定を実施しました。
 こうした中、売上高全体では19億円の増収でした。製粉事業の売上は、副製品のふすまが前年を上回ったものの、業務用小麦粉の価格改定による売値の低下もあり減収となりました。食品事業の売上は、各種展示会への出展や料理講習会をはじめとする積極的な販促活動により、パスタ・プレミックス・冷凍食品および中食事業等が前年を上回り、増収となりました。その他事業の売上は、アマニをはじめとする機能性食品素材が好調でしたがペットケア事業等が伸び悩み減収となりました。
 利益面では、製・販・管一体となって全事業分野にわたり合理化・コスト削減を徹底的に進めた結果、厳しい市況の影響を受けた製粉事業の減益を、食品素材(海外を含む)・冷凍食品・中食をはじめとする食品事業がカバーして、営業利益・経常利益・当期純利益いずれも増益となりました。
 なお、当期末の利益配当金は、連結業績および財務状況を総合的に勘案して、前期の創立115周年記念配当2円を普通配当に織り込んで7円を予定しています。既に実施した中間配当金5円と合わせ、年間配当金は前期同様に12円の見込みです。

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 次期連結業績予想
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 (※)当社Webサイトでご覧ください
  >  (リンク »)

 今後のわが国経済は、景気回復への期待が急速に高まってきておりますが、消費税増税や雇用情勢、欧州債務危機、日中関係の動向など、国内外に懸念材料が残っており、先行きは依然として不透明な状況にあります。当社グループは引き続き「SG130フェーズII」の2年目に取り組み、グループを挙げて持続的成長のペースを加速させてまいります。
 平成26年3月期の通期連結業績予想は、「SG130フェーズII」初年度の実績に鑑み、売上高2,900億円(前期比107.0%)、営業利益110億円(同113.2%)、経常利益115億円(同105.4%)、当期純利益72億円(同102.7%)を見込んでおります。
 なお、利益配当金につきましては、年間12円配当を予定しています。


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