インフォマティカ、クラウド環境における統合を新たなレベルへ

インフォマティカ・ジャパン株式会社

2013-05-29 16:00

- クラウドにおけるSAP環境とのネイティブコネクティビティ、プロセス自動化、
強化されたMDM機能を提供する最新リリースおよびCloud Data Maskingの
一般提供開始を発表 -

米国カリフォルニア州レッドウッドシティ発 - 2013年5月14日 - データインテ
グレーションソリューションにおける独立系リーディングプロバイダーInformatica
Corporation(本社: 米国カリフォルニア州レッドウッドシティ、NASDAQ: INFA、
以下「インフォマティカ」)は本日、「Informatica Cloud Summer 2013」を発表
しました。Informatica Cloud Summer 2013は、数々の賞に輝く同社のクラウド
ベースインテグレーションおよびデータ管理のSaaS (software as a service)
ソリューション「Informatica Cloud」の最新リリースです。

業界をリードするiPaaS (integration platform-as-a-service: サービスとしての
統合プラットフォーム)であるInformatica Cloud Summer 2013の特長は次の
通りです。
・ Informatica Cloud SAP Connectorを通じ、新たにSAP環境との強力な統合
を実現
・ 新しいInformatica Cloud Extendにより、統合タスクフローとビジネス
プロセスの自動化を実現
・Informatica Marketplaceの新しいCloud ConnectorおよびGet it Now
Cloud Integration Template
・開発環境とテスト環境でデータを保護するInformatica Cloud DataMasking
サービスの一般提供

<クラウドにおける統合の強化:SAP環境とのネイティブコネクティビティを
実現>
SAP環境との統合におけるリーダーシップを背景に、インフォマティカは統合の
デザインにInformatica PowerCenterを、実行にInformatica Cloudを活用した
強力なハイブリッドソリューションを実現しました。クラウドでのSAPテーブルの
読取りと書き込みを実現するInformatica Cloud Summer 2013のInformatica
Cloud SAP Connectorによって、インフォマティカのリーダーシップはさらに拡大
します。この新しいコネクタによってユーザーは次のことが可能になります。

・ SAP ERP Central Component (ECC) から簡単にデータを抽出
抽出したデータはオンプレミス(自社運用型) アプリケーションやSaaSアプリ
ケーション、データベース、ファイルなどと統合し、データの同期化、移行、
データウェアハウス、BIイニシアチブを実行できます。
・ クラウドを通じたビジネス用語によるSAPメタデータの閲覧
データ移行、データウェアハウスとBI、データ同期化などのプロセスを支援し、
技術用語とビジネス用語の切り替えを容易に行えるビジネスアナリストや
パワーユーザーにセルフサービス環境を提供します。
・ 新しいSAP Table Reader and Writerコネクティビティを活用
SAP Transparentテーブル、Clusterテーブル、Pooledテーブル、SAPビューから
のデータの抽出や、挿入、更新、削除機能を利用したカスタムTransparent
テーブルへのデータロードをサポートします。

他にも最新リリースのSummer 2013で強化されているクラウドにおけるSAP環境
との統合機能は次の通りです。
・ ODBCを通じたSAP HANAコネクティビティ
ハイパフォーマンスな分析を実現
・ Cloud Integration TemplatesのSAPサポート強化
SAP IDoc Reader and Writerをソース/ターゲットとしてサポートするとともに、
カスタム統合タスクでSAP BAPI トランスフォームをサポート

<クラウドにおけるプロセス自動化の強化:プロセスガイドにデータ統合タスクを
追加>
Salesforceユーザーを支援するInformatica Cloud Extendの強力なビジネス
プロセス自動化機能によって、プログラミングの知識がないユーザーでも「ガイド」
を作成・公開することができ、他のユーザーはSalesforceビュー、Webページ、
モバイルデバイスなどからこれらのガイドへアクセスできます。
Informatica Cloud Summer 2013では、Informatica Cloud Extendでいくつかの
重要な機能強化が実現されています。

・ ガイドを使用したInformatica Cloud 統合タスクの実行
Informatica Cloud Extendガイドに、Informatica Cloud統合タスクの自動実行
ステップを含めることが可能になりました。これにより、情報を収集するガイドで
Salesforceデータと他のデータソースやアプリケーション(クラウド環境またはオン
プレミス環境) の同期化を自動的に実行することができます。

・ モバイル機能の拡張
Informatica Cloud Summer 2013ではダウンロード可能な新しいモバイルアプリ
ケーション (ベータ版) によってCloud Extend ガイドの既存のモバイル実行機能が
拡張され、実行オプションの幅が広げられていると共にパフォーマンスが高められ
ています。

・ Salesforce 環境でのカスタマイズ可能なガイド実行レポート
ガイドの実行ユーザーやガイドの結果など、ガイドの実行に関する情報を
Salesforce CRMに記録できるようになりました。これによってユーザーはガイドの
利用状況とSalesforceの生産性向上を記載したカスタムレポートを作成できます。

・ テーマを手軽にカスタマイズ
新しいボタンやライン、フォントの設定など、ガイドのインターフェイスを簡単かつ
迅速にカスタマイズできます。

<クラウドにおけるデータ品質管理とMDM (マスターデータ管理) の強化>
Informatica Cloud Summer 2013では、クラウドにおけるデータ品質管理とマスター
データ管理も強化されています。

・ Informatica Cloud MDM for Salesforce.comではマルチタイプ/マルチソース/
多次元階層をサポートし、ビジネスにおける複数の異なるコミュニケーションと
エンティティの視覚化と追跡管理が可能になります。これによってSalesforce
ユーザーは、顧客との重要なやり取りにおけるコラボレーションの強化と複雑な
テリトリーの管理を実現しながら、外部ベンダーからの構築済みの階層および
社内のバックオフィスシステムを活用できるようになり、クロスセル/アップセルや
市場のビジネスチャンスを簡単に明確化することが可能になります。この新しい
階層管理機能によって、Informatica Cloud MDMは信頼性の高いレポーティング
および分析の基盤をSalesforce環境に提供します。

・ Informatica Cloud Contact Validation Service(CVS)では、入力時点における
リアルタイムの住所情報検証機能が付加され、データの品質と精度が高められます。

<Informatica Cloud Data Masking:一般提供を開始>
インフォマティカは、Cloud Summer 2013を通じてInformatica Cloud Data Masking
を一般提供します。数々の賞に輝くInformatica Persistent Data Masking テクノロ
ジーをセルフサービス型のクラウドアプリケーションとして提供するInformatica
Cloud Data Masking は、SaaSアプリケーションサンドボックスなどアプリケー
ションの開発環境とテスト環境におけるデータプライバシーを保護する初の包括的
なSaaSソリューションです。

<新しいCloud ConnectorとIntegration Templates>
Informatica Cloud では、複数の新しいCloud ConnectorとGet it Now Cloud
Integration TemplateをInformatica Marketplaceから利用できます。

・ 新しいCloud Connector
Cloud Marketplace Mallを通じ、Microsoft SharePoint、MongoDB、JSON、
Hive(Hadoop)、QuickBooks Online向けの無償トライアル版 (30日間)。

・ 新しいCloud Integration Templates
Cloud Marketplace Mallを通じ、SAP-to-Salesforce、Workday-to-Concur、
Workday-to-NetSuiteの統合のための無償トライアル版 (30日間)。

・ Virtual Data Machine (仮想データマシン)
データへのアクセス、集約、管理を実行する埋め込み可能なデータ管理エンジン
です。データのタイプや量、ソース、またコンピューティングプラットフォームや
エンドユーザーに関係なくロジックを展開することが可能で、Informatica Platform
のコアエンジンです。

以上

*Informatica Cloud Summer 2013に関する詳細は、こちらにてご覧いただけます。
(リンク »)  (英語のみ)
*Informatica Cloud Summer 2013の国内提供については、確定次第ご案内
いたします。

インフォマティカ社について
Informatica Corporation (NASDAQ: INFA) はデータインテグレーションソフト
ウェアおよびサービスにおける世界No.1独立系プロバイダーの1社です。インフォ
マティカのソリューションによって、世界中の企業がデータへの投資から最大限の
効果を手にし、最も重要なビジネスニーズを満たしています。現在、世界5,000社
を超える企業が企業内ならびにクラウドやソーシャルネットワーク等の企業外に
保有する既存の情報資産から最大限の価値を引き出し、活用することに成功して
います。インフォマティカに関する詳細はインフォマティカ・ジャパン株式会社
(代表 03-5229-7211)までお問い合わせいただくか、弊社 Web サイト
(リンク »)  をご覧ください。
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