AsiaNet 53238
共同JBN 0647 (2013.6.3)
【ポートハーコート(ナイジェリア)2013年5月31日PRN=共同JBN】
* Mara Groupと JS Group がGhani Group、エギ(Egi)地方自治体が合弁でナイジェリアでフロートガラス製造
*目標は日産500トン。国内生産でのフロートガラス不足を大幅に改善
エギ地方自治体(エギ地方議会が代表)、Mara Group、JS GroupおよびGhani Groupの合弁事業であるEgi MJG Float Glassは、ナイジェリアで初めてのフロートガラス製造工場の建設に着手したと発表した。アフリカ全土で拡大している需要を前提にすれば、新工場は同合弁事業が建設、運用する最初の設備隣、最終的には西アフリカにおけるガラス製造部門を確立することになる。
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Egi MJG Float Glassは国際的グループと補完セクター、地元の専門技術をまとめる。Mara Groupは多業種のコングロマリットでアフリカの19カ国で事業を行っている。創立者はアシシ・J・サッカー。JS Groupは主としてアジア、中東、アフリカの途上国・地域に投資している産業コングロマリット。Ghani Groupはアラブ首長国連邦(UAE)とパキスタンにプラントがある大手ガラス製造業者で生産能力は30万トン。
現在、ナイジェリアのガラス製造は国内にフロートガラス生産設備が欠如しているため、欧州、南アメリカ、中国からの輸入に頼っている。と同時に、国内需要は住宅建設ブームの結果として拡大しており、年間需要は36万トンと推計されている。
リバース州に建設される新工場の生産目標は日産500トンで建築から自動車製造業に及ぶ多業種への用途が見込まれている。土地、天然ガス、ケイ砂などの主要な原材料は現地で豊富に調達が可能だ。プロジェクトの総投資額は初期段階で1億1000万ドル、第2段階ではさらに1億ドルが追加投資される。
着工式でMara Groupのディレクター、プラシャント・マネク氏は「このプロジェクトはナイジェリアをガラスが自給できる国にするための最初のステップである。戦略的な立地と、現地調達が可能な原材料があり、われわれは世界クラスの、コスト競争力のある設備を建設できるということに大きな自信をもっている」と語った。
JS Groupの最高経営責任者(CEO)であるアリ・シディキ氏は「2000年以降、世界のフロートガラス産業は力強く成長を経験している。特にガラス産業は西アフリカに潜在力を秘めており、このプロジェクトはナイジェリアの建設材料部門への戦略的な投資である」と述べた。
MJG EGI Float Glassのピーター・スカリー最高経営責任者(CEO)は「新プラントは単に戦略的なビジネス機会であるだけではない。雇用や利益の再分配という見地からもポジティブなインパクトが期待できる」と語った。
リバース州のガラス製造プラントに割り当てられた土地は、地元のエギ自治体に属している。地域にとって期待される利益や自治体自身がプロジェクトの意味のあるステークホルダーになっていることから、自治体は強力にプロジェクトを支持している。
エギ地方議会の議長であるオリス・U・オニィリ代表は「工場の発展に期待している。工場が創出する雇用やわれわれの自治体にもたらされる変化に心を弾ませている。工場は大きな喜びであり、世界的に有名な企業各社とパートナーになれることに満足している」と述べた。
▽問い合わせ先
Sabina Lindstedt
Communications Director, Mara Group
+971-567-798-974
sl@mara.com
ソース:Mara Group and JS Group
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