AndroidのBluetooth Smart標準装備に対応する開発に収益をもたらすCSRの新プラットフォーム

シーエスアール株式会社

From: Digital PR Platform

2013-06-03 16:01


CSR plc(英国ケンブリッジ、ロンドン証券取引所 略号:CSR.L、以下、「CSR」)は、本日、低消費電力ワイヤレス・アクセサリーの開発者に一層の柔軟性を提供する第2世代のBluetooth Smartプラットフォームを発表しました。CSR μEnergy製品群の構成要素であるCSR1010とCSR1011は、ワイヤレス・リモート・コントロールなどのHID、マウス、画期的な「アプセサリー」をはじめとする多様なデバイスの開発者向けエンドツーエンド・ソリューションです。

この発表に先がけて、Androidオペレーティング・システムの次期バージョンがBluetooth Smart ReadyおよびBluetooth Smartデバイスにネイティブ対応することがGoogleとBluetooth Special Interest Groupから発表されました。スマートフォンの75%*[1]が 、各種Bluetooth Smart Readyデバイスとシームレスに統合できるようになります。

CSRの低消費電力ワイヤレス担当ディレクターであるポール・ウィリアムソン(Paul Williamson)は、「Googleの発表はBluetooth Smartテクノロジーの展開の中で大きな意義をもつマイルストーンであり、画期的な低消費電力ワイヤレスデバイスや高機能モバイルアプリの創造を目指す開発者に大きな機会を提供します。CSRは、開発者がこの機会を収益に換えることができるように支援し、CSR1010やCSR1011などの柔軟で強力なプラットフォームを提供することで、消費者が求めるシームレスな接続体験を実現するデバイスを開発者が製造できるようにします」と述べています。

Bluetooth Smartは、これまで消費電力、サイズ、その他のワイヤレス規格の複雑さが原因として限定的であったアプリケーションに対して、低消費電力での接続との基本的データ転送を可能にします。

CSR1010とCSR1011は、CSRの洗練されたBluetooth Smart無線技術をベースとす第1世代に多くの改良を加えた第2世代プラットフォームです。

高度でより柔軟なアプリケーション・スペースに対応するメモリーの増加
128KBのメモリーを備えた新プラットフォームは、従来バージョンの最大2倍のメモリーと6倍のカスタマー・アプリケーション・スペースを提供します。これにより、柔軟性が向上し、より画期的で多機能な設計を支える環境が実現します。

シンプルかつ最適化された電力消費
CSRの新プラットフォームは、μEnergyハードウェア・モデムを採用しています。モデムと超低消費電力のプログラマブルIOコントローラは、外付けマイコンなしでセンサーや周辺デバイスと通信できます。これにより、消費電力を最小化し、データ転送遅延を低減しています。その結果、システムレベルでの消費電力を最小化し、最小限の開発努力で最適化されたパフォーマンスを実現します。

シンプルなデザインと低価格
CSRは、単一50オーム出力ピンの採用によってデザインプロセスを簡素化しました。バランを不要とし、BOMとプリント基板デザインの複雑さも軽減しています。さらに、オンチップ・スイッチ・モードの電源は、非効率な外部レギュレータなしで直接各種バッテリー電源から操作できます。

CSRは、Bluetooth Smartソリューションの柔軟かつ短期間での開発環境を実現するソフトウェア開発キット、サンプル・アプリケーション、ハードウェア・レイアウト・サンプルを提供しています。他のプロバイダーのSDKライセンスの平均価格が$2,000であるのに対し、このBluetooth Smart SDKとツール(コンパイラを含む)の価格は最小の$499に設定されています。

CSRはBluetooth SIGの認定を受け、FCCとETSIに準拠し、すぐに利用できるCSR1010とCSR1011のリファレンス デザインセットも用意しています。

ゲーム・アクセサリー・プロバイダーのMad Catzは、C.T.R.L.Rワイヤレス・ゲームパッド、R.A.T.Mワイヤレス・モバイル・ゲーム・マウス、M.O.U.S.9ワイヤレスマウスにすでにCSR1011プラットフォームを採用しています。両プラットフォームは、世界のお客様に販売中です。

関連リソース:
製品の詳細な情報、スペック等につきましては、下記リンクよりご参照下さい
CSR1010 / CSR1011 (リンク ») (英語)

CSR μEnergy製品群 (リンク ») (英語)

*[1] International Data Corporation(IDC)の「Worldwide Quarterly Mobile Phone Tracker, March 2013」からのデータ
(リンク »)

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CSRについて:
CSRは、位置認識、メディアリッチ、クラウド・コネクティビティの分野に革新的なシリコンおよびソフトウェア・ソリューションを提供するグローバル企業です。当社のプラットフォームは車載ナビおよびインフォテインメント、デジタルカメラ、画像処理、家庭用インフォテインメント、ワイヤレスオーディオ市場向けに最適化されています。CSRは、さまざまな市場でオーディオビジュアル、コネクティビティおよびロケーション・テクノロジーなどの分野において、ますます多様化する課題に対応するソリューションを提供しています。当社のテクノロジー・ポートフォリオは以下の通りです。GPS/GNSSシステム、Bluetooth、Wi-Fi、FM、NFC、aptXおよびCVCオーディオコーデック、JPEG、MPEG、H.264画像処理、IPS印刷、マイクロコントローラ、DSPs およびブロードバンド・レシーバー。CSRのテクノロジー・ソリューションおよびマーケット・プラットフォームによって、顧客企業は優れたユーザー体験を提供することが可能になります。自動車、コンピュータ、家庭用および携帯機器市場の主要企業に採用されています。さらに詳しい情報は当社Websiteをご覧ください。www.csr.com 

* 本文に記載されたすべてのブランド名とその商品名はそれぞれ帰属者の登録商標または商標です。


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