◎ロバート・ケネディー氏が世界環境フォーラムで水の民営化を批判

Forum Mundial de Meio Ambiente

From: 共同通信PRワイヤー

2013-06-24 15:10

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。詳細は上記URLを参照下さい。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
◎ロバート・ケネディー氏が世界環境フォーラムで水の民営化を批判

AsiaNet 53485
共同JBN 0750 (2013.6.24)

【サンパウロ2013年6月23日PRN=共同JBN】水に関しては民営化が現時点で最も厄介な問題である―。これは、ビジネスリーダーグループLIDE(Grupo de Lideres Empresariais)がブラジル・フォスドイグアスで開催した世界環境フォーラムに参加した環境法専門の活動家・弁護士であるロバート・F・ケネディー・ジュニア氏の見解である。

ケネディー氏は「水は人類すべてのための権利であらねばならない」と主張した。同氏は自由市場資本主義が最善の解決策ではあるが、社会的利益によって管理されるべきであり、そうしないと将来の世代は、われわれが犯した誤りや使いすぎ対して代価を支払わなければならなくなると述べた。同氏はさらに「水をもっと合理的に使用することを奨励すべきであるが、価格を設定することで最も貧しい人々が水を利用することを制限すべきではない」とも語った。

ケネディー氏はその例としてカンボジア、ボリビアを挙げ、この2国では水が民営化され人々が水を利用できなくなり瀕死(ひんし)の状態であると語った。これに対する反抗が広がり、都市部の水供給を管理するフランスと米国の企業は2国からの退去を余儀なくされた。またチリのピノチェト政権時代に起きた例では、独裁者が一企業のEndesaにすべての河川を「売却」した。同社はスペイン投資家に買収され、ケネディー氏によると現在は外国の投機家が同国の水全体を所有している。同じことが森林でも起きている。同氏は、チリは同国の自然資源への自治権がなく、同国には真の民主主義が確立されていないと考えている。

ケネディー氏は石炭が米国で最も環境を汚染しており、できるだけ早くこのエネルギー源を切り替える必要があるが、これには、石油産業への現行の補助金、新エネルギー・ネットワーク体制の欠如、資源を浪費するものを罰する、効果的なメカニズムの欠如という3つの障害があると説明する。

ケネディー氏は、ニューヨークのハドソン川再生の運動における貢献と、ホワイトハウス前で環境保護グループと一緒になって石油パイプラインに反対するデモに参加したことで、タイム誌の「Heroes of the Planet」の一人に選ばれた。ケネディー氏は故ロバート・F・ケネディー元上院議員の息子で、故ジョン・F・ケネディー大統領とエドワード・ケネディー元上院議員のおいである。

▽報道関係問い合わせ先
CDN - Comunicacao Corporativa: www.cdn.com.br
Erica Valerio - erica.valerio@cdn.com.br (+55 11 3643.2710)

ソース:Forum Mundial de Meio Ambiente

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]