テクトロニクス、MHL2.1対応の拡張解析/コンプライアンス・テスト・ソフトウェアを発表

テクトロニクス

From: Digital PR Platform

2013-07-17 10:46


報道発表資料
2013年7月17日

テクトロニクス(代表取締役 米山 不器)は、本日、最新のMHL(R)(Mobile High-Definition Link) CTS(コンプライアンス・テスト仕様)2.1に準拠した業界初の、トランスミッタ(Tx)、レシーバ(Rx)、ドングル、ケーブルの物理(PHY)/プロトコル・レイヤ・コンプライアンス・テスト用のワンボックス・ソリューションを発表します。

MHL規格は、ソニー、東芝、ノキア、サムスン、シリコン・イメージによって開発された、携帯電話などのポータブル・デバイスをHDTVや大型ディスプレイに接続するための規格です。MHL技術により、モバイル・デバイスのビデオ/デジタル・オーディオをHDディスプレイからホーム・シアター品質で出力でき、同時に充電することも可能になります。MHLに対応可能な製品としては、スマートフォン、タブレット、DTV、テレビ・アクセサリ、Blu-ray Disc(TM)プレーヤ、オーディオ/ビデオ(AV)レシーバ、モニタ、プロジェクタ、アダプタ、自動車用アクセサリ、ケーブルなどがあります。最新のMHL CTS 2.1の規格には、ダイレクト・アタッチ・デバイス・テストとケーブル・テストが追加され、さらにデータのアイ・ダイアグラム、クロック・ジッタの新しいテスト方法も紹介されています。これらはすべて、テクトロニクスによってサポートされています。

テクトロニクス、パフォーマンス・オシロスコープ、ジェネラル・マネージャのブライアン・ライク(Brian Reich)は、次のように述べています。「モバイル製品同様、MHL規格も急速に進化しており、モバイル製品を開発するエンジニアにとっては、最新の機能、開発サポートをテスト/計測事業者に依頼できるということが重要になっています。テクトロニクスはMHLコンソーシアムと密接に連携しており、お客様のテスト要求に対応していち早くソリューションを強化することができます。また、お客様はMHL 2.1のテストで既存のMHL 1.2、2.0のセットアップが使用できるため、当社のソリューションにおいて投資を無駄にすることがありません」

テクトロニクスの画期的なMHLプロトコル解析ソフトウェアは、同じくテクトロニクスMSO/DSA/DPO70000シリーズなどのリアルタイム・オシロスコープ上でPHYレイヤがテストできる、優れたMHLプロトコル・テスト・ソリューションです。このワンボックス・ソリューションにより、PHYレイヤとリンク・レイヤのシームレスなトランジションが可能になります。

ダイレクト・シンセシス・ベースのレシーバ/ドングル・テストによりテスト効率はさらに改善され、正確なHML信号生成が可能になり、MHL CTS 2.1準拠に必要な数多くのパラメータ、属性が設定できます。ダイレクト・シンセシスによるソリューションは、複雑なシンク・ベースによるストレス信号生成に比べて、より簡単で、テスト・セットアップが繰り返し利用できる、より低コストのソリューションです。

家電、携帯業界のHDテスト・プログラムにおけるリーディング・カンパニーであるSimplay Labs社のジェネラル・マネージャであるソロモン・ラングレイ(Solomon Langley)氏は、次のように述べています。「MHL規格は成長し続けており、200社以上が採用しており、インストール・ベースでは、数多くの世界的な家電/モバイル・デバイス・メーカの2億6000万台以上の製品において、互換性のあるデバイス間のインターオペラビリティ(相互運用性)で欠かせないものになっています。テクトロニクスとSimplay Labsは、優れた機能を持ったMHLのテスト・システムを協力して開発してきました。MHL 2.1に準拠した製品をいち早く市場に投入するための、実績のあるテスト・リソースをご提供します」

<テクトロニクスについて>
テクトロニクスは、計測およびモニタリング機器メーカとして、世界の通信、コンピュータ、半導体、デジタル家電、放送、自動車業界向けに計測ソリューションを提供しています。65年以上にわたる信頼と実績に基づき、お客様が、世界規模の次世代通信技術や先端技術の開発、設計、構築、ならびに管理をより良く行えるよう支援しています。米国オレゴン州ビーバートンに本社を置くテクトロニクスは、現在世界22カ国で事業を展開し、優れたサービスとサポートを提供しています。詳しくはウェブ・サイト(www.tektronix.com/ja)をご覧ください。

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