伊・アルカンターラ、ニューヨーク・デビュー―アルカンターラ(R)、「Premiere Vision」米国展へ初出展

アルカンターラ

From: JCN Newswire

2013-07-18 16:20

New York, July 18, 2013 - ( JCN Newswire ) - イタリアの高級カバーリング素材メーカーであるアルカンターラ社(本社:ミラノ)は、この度、テキスタイル展示会「Premiere Vision (以下、プルミエール ビジョン)」の米国展(7月22日~23日、開催地:ニューヨーク市、METROPOLITAN PAVILION & ALTMAN BUILDING)へ出展することになりましたのでご連絡申し上げます。*1

メイド・イン・イタリアのブランドであるアルカンターラにとっては米国での初出展となります。アルカンターラはファッションやデザイン界の世界的に著名ないくつものブランドと国際的なパートナーとしての定評を得ており、2012年度には高級分野における販売量を55%拡大させるというすばらしい業績を上げています。

「プルミエール ビジョン」の米国展への出展は、米国のファッション業界へも販売を広げていくことを目指しています。アルカンターラは今回の出展で“伝統とイノベーション”を兼ね備えた実例を多数、紹介します。2014-15年秋/冬コレクションのプレビューや、フラット素材のセレクション、そしてイタリアのブランド、アキラーノ・リモンディ(Aquilano.Rimondi)がデザインしたアルカンターラ素材の衣料製品などです。

アルカンターラ会長兼CEOのアンドレア・ボラーニョ(Andrea Boragno)は次のように述べています。「独特のクロスカット性、美しさと感性、さらにカーボン・ニュートラル認証を加えて、サステナビリティ(持続可能性)についての意識を高めているファッション業界において、アルカンターラは、魅力の多い素材です。アメリカの市場は新たなトレンドやライフスタイルの先がけとなることが多く、ファッション業界へ提供できるアルカンターラのきわめて多彩で素晴らしい点をお見せするのに最適の舞台です」。

アルカンターラの米国でのプレゼンス確立のための努力は、最近始まったニューヨーク州立ファッション工科大学(Fashion Institute of Technology、以下FIT)とのコラボレーションにも表れています。FITのワークショップでは、学生たちが、アルカンターラ素材をオリジナルな創造性をもって、ファッションやハイテクアクセサリーといった分野で新しいコンセプトを産み出しています。この創造的な試みの世界はアルカンターラにとってなじみの深いものです。同社は数年前から世界の若いファッションデザイナーをプロモートするプログラムを支援しています。若いデザイナーは新しい素材や技法に対してオープンであるのが常だからです。このプログラムでは特に有望な才能を持つデザイナーを選び出し、特別なコラボレーション・プロジェクトを立ち上げていきます。

次の秋/冬シーズンに向けて、技術面、スタイル面においてイノベーションを重視した、以下のテーマに基づく新商品を紹介しています。

● BELLEVILLE(ベルヴィル): フランス的なコンセプト、ぜいたくなエレガンスをヒントとした、さまざまな要素からなるデザインテーマです。ラグジャリー感とユーモアがブレンドされ、デザインのアイデアには静物画、大きなプリント、ネックウェアやタペストリーから採ったモチーフが使われています。カラーとしてはレッド、マスタードイエローといった温かく活気のある色が主体です。

● HIGHLANDS(ハイランズ): ゴシックと中世の伝統を新たにとらえ直し、その時代の典型である防護をテーマとしたデザインで、本能に強く訴える感じを与えています。鎧や城の小さな幾何学模様をヒントに、テクスチャーに図案のパターンを散らし、スケール(うろこ)、フレーク、飾り鋲といった効果をもたらす加工技術が使われています。カラーの面では暗い色合いを主体とし、一部に黄色をあしらっています。

● ULAANBAATAR(ウランバートル): スポーティ感を持たせたデザインで、特にカラーの面ではモンゴルの伝統をヒントとしています。とりわけ、プリーツ化の技法や高周波ウエルダーなどの特殊加工技術によって得られた3D形状とボリューム感が特徴です。特に注目されるのはアルカンターラ素材に施されたカシミア・ニードルパンチング加工です。

● FJORD(フィヨルド): 北極地方の景観と北欧文化をヒントに作られた、きわめて内省的かつ本質的なテーマです。ミニマルなラグジャリー感を表現するために、マーブル効果を持つモチーフの中に氷や氷山といった自然の要素を取り入れ、明るいカラーを主体としています。さらにヘリンボーン柄やウィンドー・ペーン柄といった紳士用のクラシックなプリントも施されています。

これらのコレクションでは、高周波ウエルダー、プリーツ、エンブロイダリー、レーザーカット、デジタル・プリント、キルティング、エンボス、レジネート加工などあらゆる高度な特殊加工技術が使われています。

*1 「プルミエール ビジョン」とアルカンターラ: 「プルミエール ビジョン」はパリで毎年2回、開催される世界のファッションをリードする国際的なテキスタイル展示会。アルカンターラは、当展示会へ毎回出展をしているが、ニューヨークが開催地となるプルミエール ビジョン米国展では、初出展となる。            

*この発表はグローバルのものです。

アルカンターラとは

1972年に設立されたアルカンターラは、メイド・イン・イタリアの品質を誇る最高級な素材を作り出します。アルカンターラ社(Alcantara S.p.A.)の登録商標であるアルカンターラ(R) (Alcantara(R))は、無類の優れた感覚特性、外観の美しさ、特殊機能性を持ち合せた画期的なカバーリング素材です。この驚くべき多様性を持つアルカンターラ(R)は、ファッション、アクセサリー、自動車、インテリアデザイン、家具、コンシューマ・エレクトロニクス、などさまざまな分野のリーダー企業により選ばれ、採用されています。また、サステナビリティ(持続可能性)に対して企業として真摯に取り組み関連する認証取得に取り組んでいます。環境保護を最重視するとともに、毎日使うもののよさを追求したい人のためのライフスタイルを提供します。アルカンターラは、全製造工程及び製品ライフサイクルから排出される二酸化炭素排出量の削減に努めています。2009年に製造過程における二酸化炭素排出量を削減し、「カーボン・ニュートラル」認証を取得しました。さらに2011年には「ゆりかごから墓場まで」を対象に広げ製造工程に加えて製品ライフサイクルから排出される二酸化炭素も算出して認証を取得しています。また、サステナビリティ分野における企業のコミットメントを示すためにアルカンターラ社は、テュフズードより国際的な認証を得て、毎年、独自のサステナビリティレポートを公表しています。こちらは、ウェブサイト上からのダウンロードも可能です。本社をミラノに置き、生産拠点とR&Dは、ウンブリア州の中心であるネラ・モントロにあります。

アルカンターラホームページ:www.alcantara.com
アルカンターラ You Tube チャンネル(日本語): (リンク »)

国際規格の取得認証:
- UNI EN ISO 9001(2008年取得認証): 品質マネージメントシステムの国際規格
- ISO/TS 16949(2009年取得認証): 自動車産業に特化した品質マネージメントシステムの国際規格
- UNI EN ISO 14001(2004年取得認証): 環境マネージメントシステムの国際規格適合を示す認証
- エコテックススタンダード100(1994年取得認証): 製品との接触が人体に害を与えないことを保証
- Authenticity認証: インテリアデザイン業界で制定された正規品であることを保証する認証
- SA8000認証(2008年3月認証取得): 社会的説明責任へのコミットを実証する国際規格
- カーボン・ニュートラル認証(2010年取得認証): 二酸化炭素排出を環境プロジェクト支援によりゼロ化

本資料及び写真などに関するお問い合わせ先:
(株)井之上パブリックリレーションズ
アルカンターラ広報担当:
渡辺・ベーカー・小島
〒160-0004 東京都新宿区四谷4-34 新宿御苑前アネックス2階
Tel: 03-5269-2301
Fax: 03-5269-2305
E.mail: kazuko.watanabe@inoue-pr.com
E.mail: alcantara@inoue-pr.com

概要:アルカンターラ

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]