AsiaNet 53810
共同JBN0880 (2013.7.30)
【ジュネーブ2013年7月30日PRN=共同JBN】
*スイスのプライベートバンク大手Union Bancaire Privee(ユニオン・バンケール・プリヴェ、UBP)は30日、2013年上半期(1―6月)決算で連結純利益が、前年同期の7000万スイスフランから7720万スイスフラン(8160万ドル)へと10%増益になったと発表した。
*2013年6月30日時点の運用資産は811億スイスフラン(857億ドル)。2012年末は800億スイスフランだった。これは個人と機関投資家の両顧客から資金流入が増えた結果である。これには合併に伴う資産は含まれていない。UBPは2013年5月末にロイズ・バンキング・グループの国際プライベートバンキング事業を買収したと発表したが、この資産は合併が完了した時点(2013年10月31日予定)で財務諸表に組み込まれる。
*UBPは慎重なリスク管理手法と克明なバランスシートの点検により、強固な財政基盤を維持した。自己資本(ティア1)比率は30%以上で、最も資本が充実したスイスの銀行の一つである。
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▽運用資産と純利益の増加
2013年上半期にUBPは7720万スイスフランの純利益を計上した。前年同期(7000万フラン)と比べて10%の増加。6月末時点の資産運用額は811億スイスフランになった。これには合併による資産が含まれていない。UBPは2013年5月末にロイズ・バンキング・グループの国際プライベートバンキング事業を買収したと発表したが、この資産は合併が完了した時点(2013年10月31日予定)で財務諸表に組み込まれる。
上半期の収入は3億4940万スイスフラン(3億6930万ドル)で、前年同期の3億4450万スイスフランから増加した。手数料とコミッションの収入は11%増加して2億3340万フラン(2億4670万ドル)となり、金利収入の減少を補った。営業経費は厳しく管理され、2012年上半期と比べて11%減少して2億3220万スイスフラン(2億4550万ドル)となった。グループ全体の経費・収入比率は、銀行業界でのマージン低下の強い圧力にもかかわらず、1年前の76%から66%に低下した。
▽強い財政基盤
バランスシートの合計額は188億スイスフラン(199億ドル)。全体としてバランスシートは安定して、流動性が高い。リスク管理で慎重な手法を追求することによって、UBPは強固な財政基盤と、健全でしっかりしたバランスシートを維持できている。自己資本比率は30%以上で、最も資本が充実したスイスの銀行の一つである。
▽経営戦略の展開
UBPは2013年上半期に市場の回復と新金融商品の販売増によって、スイスだけでなく新興国市場で、個人と機関投資家の両顧客との関係を強化できた。スイスの金融市場はウエルスマネジメントのセンターとしての力と質を備え、規制改革時代にあって最上級のサービスを顧客に提供し続けられると、UBPは固く信じている。
▽Union Bancaire Privee (UBP)について
UBPはスイスの大手プライベートバンクで、最も資本が充実している銀行の一つ。自己資本比率は32.9%。個人、機関投資家双方を対象にした資産運用を専門にしている。本拠はジュネーブで、世界の約20カ所に約1250人のスタッフを抱える。運用資産は2013年6月30日時点で811億スイスフラン(857億ドル)。
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詳しい情報と連絡先:
Jerome Koechlin - Head of Communications: T
Tel. +41-58-819-26-40,
e-mail jko@ubp.ch
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ソース:Union Bancaire Privee
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