◎Wi-SUN AllianceがECHONET Lite規格を完成

Wi-SUN Alliance

From: 共同通信PRワイヤー

2013-08-27 09:25

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◎Wi-SUN AllianceがECHONET Lite規格を完成

AsiaNet 54037
共同JBN 0964 (2013.8.27)

【東京2013年8月26日PRN=共同JBN】エネルギー管理、スマートユーティリティー・ネットワーク・アプリケーションを使用するための相互運用可能な無線ソリューションの開発組織から成る世界規模のエコシステムWi-SUN(登録商標)Allianceは26日、Wi-SUN ECHONET Lite規格を完了し、製品開発に利用可能であると発表した。この規格を採用すれば、完全に相互運用可能で、かつマルチプルベンダーの実装が可能となる。

ECHONET Liteは業界をリードする標準規格で、ホーム/ビルディング・オートメーションのための快適さ、利便性、セキュリティー、エネルギー管理が向上するスマートホームの構築に役立つ。ことし1月、Wi-SUN AllianceはECHONET Liteの標準インターフェースであるECHONET Liteバージョン1のWi-SUNプロファイルを公表し、このインターフェースは日本の情報通信技術委員会(TTC)規格のTTC JJ300.10として採用された。新たに公表された規格(Wi-SUN profile for ECHONET Liteバージョン2)は重要な新機能を追加し、シームレスな相互運用性と容易なネットワーク展開を実現、デバイスの組み合わせを標準化して消費者およびカスタムインストローラー双方にとってインストールおよびメンテナンスを簡略化する。新規格には特に、スマートメーターと宅内エネルギー管理システム(HEMS)の間、ならびにHEMSと家庭電化製品との間の暗号化と認証プロセスが含まれている。これらの機能は、サービスプロバイダーにとっては運用と機器のコストに、社会にとってはサービスの質に、それぞれ顕著な影響を与える。

Wi-SUN ECHONET Liteの規格およびテスト計画はドアロック、煙探知器、ブラインド、空調、冷蔵庫などのデバイスの機能向上に加え、スマート家電製品、電気計測デバイスなどの追加デバイスのサポートにおける機能向上をサポートする。この規格にはWi-SUN Allianceと100社以上の日本企業のコンソーシアムであるECHONETイニシアチブとのコラボレーションから生まれた新機能も含まれており、消費者が新しいデバイスを統合し、電気会社に必ずしも接続しなくてもエネルギー利用に関する消費者意識を向上させるメリットが生じる。

Wi-SUN Allianceのフィル・ビーチャー会長は「ECHONET Lite 2.0に関するWi-SUN Alliance規格は、オープンかつ完全に相互運用可能な無線宅内エネルギー管理プラットフォームを開発するうえで大きな一歩を踏み出したものである。サービスオペレーターおよび家電メーカーにとって、Wi-SUN ECHONET Liteは最新のホームサービスを計画、展開する際に生じる複雑性の大半を解消し、彼らが消費するエネルギーの量を軽減できる技術標準規格を提供する」と語った。

Wi-SUN Allianceボード共同議長でECHONET WGチェアである原田博司氏は「ECHONET Liteに関するWi-SUN規格は、宅内エネルギー管理システムにとって最も堅ろうで信頼でき、かつスケーラブルな低電力消費の無線規格であり、世界をリードするサービスプロバイダー、インストローラー、リテイラーが選択すべき技術である」と語った。

東芝のチーフスペシャリストである落合民哉氏は「ECHONET WGのTechnical Editorとして貢献できて大変うれしい。ECHONET Lite 2.0に関するWi-SUN Alliance規格は、すべての住宅を消費者およびファミリーにとってスマートで安全、かつエネルギー効率に優れた環境にできる標準規格になると確信している」と語った。

▽Wi-SUN:シームレスな接続の推進
Wi-SUN Allianceはオープンで世界的な規格であるIEEE 802.15.4gに基づき、信頼でき費用対効果のある低電力消費の無線ユーティリティー製品を実現するため協力する企業団体である。Wi-SUN Allianceは、世界の相手先商標製品メーカー(OEM)のソリューションで構成されている。あらゆる企業が会員になることができる。詳細な情報は (リンク ») を参照。

▽ECHONETについて
ECHONET規格は世界的に適用される国際通信規格で、さまざまなメーカーによって製造された家庭用電化製品を接続する。ECHONET Lite規格は、日本の経済産業省(METI)が日本スマートハウス標準として承認した。

▽問い合わせ先
Bhupender Virk,
MWG Chair:
+81-80-1137-5574,
bvirk@wi-sun.org

ソース:Wi-SUN Alliance

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