AsiaNet 54026
共同JBN 0958 (2013.8.27)
【メキシコシティ2013年8月27日PRN=共同JBN】
*同機種では75番目の納入機である。
*革新的な技術が施されたアエロメヒコ航空の787ドリームライナーにより新しい空の旅を提供する。
*同787ドリームライナーの優れた客室内環境で乗客の快適性が向上する。
メキシコの国際航空会社アエロメヒコ航空は23日、メキシコシティ国際空港(AICM)にある同社の最新メンテナンスハンガーで、同社初のボーイング787-8ドリームライナーを公開した。アエロメヒコ航空は最新の装備が搭載されたこの航空機で乗客にサービスを提供するメキシコ航空業界で最初の、かつ世界的に早期導入した航空会社の一社となる。
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ボーイング787ドリームライナーは独自の構造的かつ技術的な優位性がある。客室は180度リクライニングする「フルフラットベッド」を導入したビジネスクラス“Clase Premier”32席、レッグルームを広げた次世代シートを採用したエコノミークラス211席で構成されている。この最新の旅客機は、Sky Interiors LED照明、従来機よりも大幅に大きな窓も備え、航空疲労を軽減する客室与圧になっている。
この最新機では、ビジネスクラス“Class Premier”の座席に16インチのElite High Definition Panasonicスクリーンが付いた個人用のエンターテインメント・システム、エコノミークラス座席にはEco Monitor Touch Screenを備え、20以上の映画と36のテレビシリーズが楽しめる。その他数多くある最新機能の中には、フライト情報をリアルタイムで提供するMoving Mapsシステム、システムに組み込まれた1500曲の中から乗客の好みで選ぶプレーリスト作成可能なジュークボックス・アプリ、エンターテインメント・システムとiPodとが同期するiConnect、機内の他の乗客と通信できるSeat Chatシステムが装備されている。
ドリームライナーはゼネラル・エレクトリックGEnx-1Bエンジンを搭載、カーボンファイバー素材と高効率な設備・システムなどの多くの先進性により、運航効率とメンテナンス性が向上している。これらは同時に二酸化炭素(CO2)を軽減し、離着陸時の騒音を低下させ、環境面で大きな恩恵をもたらす。
Grupo Aeromexicoの最高経営責任者(CEO)アンドレス・コネサは「メキシコの航空会社である私たちが世界中でも多くの他航空会社がまだ運航していないこの航空機をこのメキシコで初めて運航することを、メキシコの国民として誇りに思う。アエロメヒコ航空のボーイング787ドリームライナーの優れた先進性により、当社の顧客サービスはより向上する」と語った。
Boeing Commercial Airplanesの中南米、アフリカ、カリブ海地域の販売担当副社長、バン・レックス・ガリアルド氏は「本日はアエロメヒコとボーイングの皆にとってまさに画期的な日である。われわれは、ジェット機時代の夜明けから続いている伝統あるパートナーシップを継続できることを誇りに思う。787ドリームライナーは、アエロメヒコ航空に新たなレベルの効率と性能を、アエロメヒコ航空の乗客には快適性と利便性の向上をもたらすことになる」と語った。
重要な事は、アエロメヒコ航空のボーイング787-8機はまず10月にメキシコの特定の国内線に就航し、続いて10月14日にメキシコシティ-東京間の路線で運航を開始することである。
アエロメヒコ航空は発注済の合計19機のうち、年内に2番目と3番目のB787-8航空機を受領し、10月にメキシコシティ-ニューヨーク、11月にメキシコシティ-パリの路線で運航がそれぞれ開始される。
ボーイング787-8機の納入および運行開始はGrupo Aeromexicoにとって特筆すべきことであり、メキシコの航空市場で前例のない出来事でもある。アエロメヒコ航空はこの最新の航空機を導入することにより、すべての乗客とビジネスパートナーに高品質なサービスを提供する事を繰り返しコミットしてきた航空会社として、その地位を一層強固なものにできる。
▽Grupo Aeromexicoについて
Grupo Aeromexico, S.A.B. de C.V.は、メキシコで民間航空事業やマイレージサービス事業を行う子会社を傘下に置く持ち株会社である。アエロメヒコ航空は主要ハブ空港とするメキシコシティ国際空港の第2ターミナルから毎日600便以上を、メキシコ国内47都市、米国18都市、中南米11都市、欧州3都市、アジア2都市、カナダ1都市を含む3大陸80都市以上へ運航している。
アエロメヒコ航空が保有する航空機はボーイング777、767、737および最新のエンブラエル145、170、175、190である。2012年には、ボーイングからB737MAXを90機、B787ドリームライナー10機の計100機を購入するというメキシコ航空史上で最も重要な投資戦略を発表した。ドリームライナー1番機は2013年10月に就航する。
アエロメヒコ航空は航空連合スカイチーム(SkyTeam)の創設メンバーとして、加盟19航空会社が就航する187カ国、1000都市にサービス網を広げ、乗客は世界525カ所の空港プレミアムラウンジを利用できるなどの特典がある。アラスカ航空、アビアンカ航空、ラン航空、TACA航空、TAM航空とはコードシェアで提携し、米国、ブラジル、カナダ、チリ、コロンビア、ペルーなどの国々へはきめ細かい接続網がある。 (リンク ») 、 (リンク »)
ソース:Aeromexico
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