AsiaNet 54202
共同JBN 1034 (2013.9.10)
【パリ2013年9月10日PRN=共同JBN】Sagemcomは明日のテレビへの道を築き、アムステルダムで開催される国際放送機器展、IBC 2013の期間中、ウルトラ高解像度(UHD)テレビ、先進的ビデオ・コンテンツ配信、次世代無線送信を紹介する。これらの新製品は統合されることで、放送事業者が受信契約者に対し実行可能で確実なマルチ・スクリーン、マルチ・デバイスの優れた視聴体験を提供できるようにする。
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IBC会場でSagemcomは、極めてシャープな画像とスムーズな動きを提供するプラットフォーム上で標準のHDより4倍の解像度を持つウルトラ高解像度テレビ(4Kテレビ)を生放送する。このプラットフォームは、次世代動画圧縮規格のHEVC(High Efficiency Video Coding)をサポートするため、放送事業者はコンテンツを放送するために必要な周波数帯域幅を最適化できる。
Sagemcomはまた次世代ビデオ・ゲートウエーを紹介するが、これは家庭内でクライアントのSTB、タブレット、スマートフォンなど、あらゆる接続機器に対しても高解像度コンテンツを再配信できるビデオサーバーとして作動する。その際、この製品のデジタル・コア・チップセットに組み込まれているマルチHDトランスコーダーによって、視聴体験の質が損なわれることはない。
ARMのチップセットによって駆動され、Sagemcomが開発したソフトウエア・スイートが動作するこのプラットフォームは今年末には展開されるが、完ぺきなCAS-to-DRM管理ソリューションが組み込まれているので、極めてセキュアなコンテンツ再配信を実現し、コンテンツ所有者資産を完全に保護する。
Sagemcomは最新の802.11acを含めた実証済みのWiFiに関する専門技術に依拠し、数週間のうちに802.11acを同社製品に実装する。次世代STBにはデュアル・コンカレント設定としてこの無線ソリューションが組み込まれ、これによって放送事業者は家庭でのスムーズで信頼できる放送と無線高解像度テレビ配信が可能になる。
コネクテッド・ホーム市場のリーダーであるSagemcomは、同社の革新的能力と「消費者のニーズに応えた統合ソリューションを予定どおり出す」というトレードマークの一つを紹介する。
Sagemcomのデジタル・セット・トップ・ボックス部門担当最高経営責任者(CEO)代理であるオリビエ・タラベル氏は「Sagemcomは、放送事業者のために明日のテレビを描く最新の革新を開発、統合、提供する能力があることを証明している」と語った。
▽Sagemcomについて
Sagemcomは、国際的広がりを持ったフランスのハイテクグループである。Sagemcomは、ブロードバンド(デジタルホーム、デジタル・セット・トップ・ボックス、ブロードバンドおよび住居用ターミナル)、電気通信とエネルギー(電気通信インフラストラクチャー、スマートグリッド、メータリング)、文書管理(プリント・ターミナル、ソフトウエアとソリューション、電子書籍ワークフロー)の各市場で事業を行っている。
Sagemcomの売上高は約13億ユーロで、5大陸に4600人を雇用している。Sagemcomは事業を行うキーマーケットのほとんどで既に欧州のリーダーである。Sagemcomは高付加価値通信機能付きターミナルの分野で世界的リーダーになるよう目指している。
ソース:Sagemcom
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