AsiaNet 55089
共同JBN 1422 (2013.11.27)
【シュツットガルト2013年11月27日PRN=共同JBN】
*新規ビジネス契約額が新記録を達成
*2013年の金利・税引き前利益(EBIT)は12億5000万ユーロに
*ダイムラー(Daimler)の積極的なモデル戦略と革新的モビリティサービスで、2014年はさらなる成長
ダイムラー・ファイナンシャルサービス(Daimler Financial Services)は創業以来初めて、300万台を超える自動車購入に資金を提供した。同社のクラウス・エンテンマン取締役会会長は26日シュツットガルトで「2013年10月にわが社は300万台の水準を突破した」と述べた。ダイムラーの金融部門である同社による融資は今では、3年前より約50万台多い。2013年1-9月期のEBITは9億5500万ユーロ。エンテンマン会長は「今年全体のEBITについては約12億5000万ユーロの達成を目指す。これは予想される株主資本利益率(ROE)の最低17%より多い水準だ。特に現在はオンライン販売網や革新的モビリティサービスに投資していることを考慮すると、わが社は立派な業績を上げている」と語った。
▽新規事業契約額は新記録を達成
新規ビジネス契約額で同社は、2013年1─10月に新記録を達成した。新規の自動車ローンと自動車リースの契約に相当する新規ビジネスは、この10カ月間に6%増えて330億ユーロとなった。10月末時点の契約総額は2012年末と比べて3%多い820億ユーロに上っている。
▽各地域で業績が伸びる
ダイムラー・ファイナンシャルサービス(DFS)は世界中で新規顧客を獲得できた。英国での新規自動車ローン台数は前年比で22%増加した。トルコでは17%の増加。米国に次いで2番目に大きい市場のドイツでは、DFS子会社のMercedes-Benz Bankが3%伸ばした。米国での需要も引き続き強く、自動車ローンの台数は前年より15%増えた。新しいBharatBenzブランド車にも融資しているインドでは、新規ローンの台数が倍増している。
▽2014年はさらに成長へ
ダイムラー・ファイナンシャルサービスは来年もさらに成長が見込まれる。エンテンマン会長は「わが社の自動車ローン、自動車リース事業は、積極的なメルセデス(Mercedes)の製品戦略とわれわれの魅力的な商用車モデルが追い風になるとみられる」と述べた。新しいCクラスとGLA SUVの市場投入および新しいSクラスの完全供給によって、事業機会はいっそう広げる。中古車ローンの分野では市場の拡大が期待される。オンライン販売網の拡大も、顧客にとって自動車ローンの全体像が改善されることで、業績拡大につながっている。
▽car2go:2014年には利用できる都市が増加
DFS子会社のDaimler Mobility Services GmbHが提供する革新的なモビリティサービスは、2014年に新しい拠点が増える見通しだ。利用しやすいカーシェアリングのcar2goは年間を通していくつかの新しい都市でサービスを開始する。今年10月末でこのサービスは世界25都市で利用可能となっている。
▽問い合わせ先
Andreas Spannbauer,
Telephone: +49-(0)711-2574-4078
ソース:Daimler Financial Services AG
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