AsiaNet 55532
共同JBN 0060 (2014.1.17)
【ダブリン2014年1月17日PRN=共同JBN】Aviation Finance Company(AFC)は、国際的に短距離・長距離輸送を手掛ける大手航空会社に対し、恒常的に資金を融資すると発表した。AFCはボーイングと航空会社、投資家のそれぞれの利益と必要性を結び付けるという不可欠な役割を担っている。今回の融資の仕組みは、航空機融資において金融市場の役割が高まっていることを裏付けた。AFCのダグラス・ブレナン最高経営責任者(CEO)は「この融資は構造変化の核心を表す。AFCはそれに備えて事業を構築してきた。現在のように銀行融資が不透明な状況では、輸出信用機関(ECA)が引き続き重要な役割を果たすだろうが、最重要顧客である投資家と航空会社のニーズを満たすうえで、資金源として拡大するのは私募市場である」と述べた。
ボーイングの金融・リース子会社であるBoeing Capitalの金融市場開発・リース担当マネジングディレクター、コスチャ・ゾロツスキー氏は「顧客への効率的な融資では、私募市場がもう1つの重要な資金源だとみている。金融市場の投資家は航空機担保証券の堅調な動きやリース会社や国際航空への投資拡大の機会増大を認識しており、それが私募融資機会の拡大をもたらしている。この市場は信用補完付き信託受益権(EETC)市場をうまく補い、小規模な引き渡しでも大口取引と同じような経済効果を生む特別なソリューションを顧客に与える」と述べた。ボーイングの推定によると、世界では今後20年間に3万3000機を超える民間航空機が生産され、市場規模は4兆ドルを突破する(2010年物価基準)。その20%弱は米国の航空会社向け。金融情勢や規制環境の変化のため、民間航空融資は年間1000億ドルを超え、従来の融資手段の融資額を超えると予想されている。
▽Aviation Finance Company Limitedについて
Aviation Finance Company(AFC)は航空事業に投資し、航空機と国際輸送の発展に不可欠なインフラストラクチャーに資金を提供している。AFCは、大成功した航空コンサルタント企業、大手投資会社、投資銀行の間の相互補完的なパートナーシップである。航空業界は航空機調達のファイナンスのために常設的かつ専用の資金を必要とするとの見地に基づいて、AFCは創設された。航空会社やその他の事業体にとって信頼できる投資パートナー、金融アドバイザーとして、AFCは輸送部門の堅実な成長を支援するパートナーシップ事業のモデルであると自負している。
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ソース:Aviation Finance Company Limited
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