テクトロニクス、MIPI(R) M-PHY(R) レシーバ・テスト・ソリューションの機能を拡張

テクトロニクス

From: Digital PR Platform

2014-01-22 10:30


報道発表資料
2014年1月22日


テクトロニクス(代表取締役 米山 不器)は、本日、業界トップクラスのM-PHYレシーバ・テスト・ソリューションの機能拡張を発表します。拡張される機能としては、High Speed Gear2およびGear3の物理レイヤ・レシーバ・テスト、PWMモード(G0~G7)、自動校正、マージン・テストです。M-PHYをベースとした次世代のモバイル機器を開発するエンジニアは、このソリューションにより規格適合テスト、製品検証、マージン・テストを簡単に自動化し、設計やシグナル・インテグリティの問題を解決することができます。

今回の機能強化により、HS Gear2、Gear3およびPWMモード(G0~G7)のサポートにより、すべてのレンジのデータ・レートでテストすることが可能になり、設計を総合的に解析することができます。High Speed Gearの自動校正サポートによりセットアップの複雑さが軽減されるため、時間を短縮しデバイスをすばやくテストできます。High Speed Gearのマージン・テストでは、厳しい条件で検証し、ストレスをかけることができるため、競合する技術仕様に対する性能が確認できます。

テクトロニクス、パフォーマンス・オシロスコープ、ジェネラル・マネージャのブライアン・ライク(Brian Reich)は、次のように述べています。「テクトロニクスのM-PHYレシーバ・テスト・ソリューションは、製品の開発フェーズの初期において設計エンジニアが特定しなければならない、設計/特性評価の問題を詳細に解析します。このソリューションとテクトロニクスのオシロスコープを組み合せることにより、デバイスに対して理論的に最大のストレスを加え、自動環境で製品を迅速にテストできるため、製品を短時間で市場へ投入することが可能になります」

パートナー企業のProdigy Technovations社との協業により、テクトロニクスはRFFEおよびHSIのプロトコル・デコード・ソリューションも発表します。RFFEは、RFICと、アンテナ・チューナやパワー・アンプなどの周辺機器とのバス・インタフェースです。M-PHYデバイス、メモリ・インタフェースのマルチレーン・デコードなど、UniproおよびUFSのデコード・ソリューションも利用可能です。

<テクトロニクスは複雑なM-PHYテストをシンプルに>
MIPI AllianceのM-PHY仕様は、既存および将来のモバイル機器、民生デバイス市場に対応するスケーラブルで柔軟性のある、低消費電力、ローコストのPHYソリューションを可能にします。変更可能なGear、ターミネーション、振幅、ハイスピード・シリアル・データ・レートなど、M-PHYにはレシーバ/トランスミッタ側の両方にさまざまなテスト課題があり、専用のテスト・ソリューションが必要になります。

テクトロニクスのMSO/DPO70000シリーズ・オシロスコープで実行するM-PHYTX/M-PHYRX自動ソフトウェアは、数多くのM-PHYトランスミッタ/レシーバのテスト要件をカバーし、優れたプロトコル・デコード・サポート機能を備えています。トランスミッタ側では、テストのセットアップと実行は自動化され、1台の計測器のみで実行できます。M-PHYレシーバ・テストでは、パフォーマンス・オシロスコープとAWG7000シリーズ任意波形ジェネレータのみが必要になります。TekExpress(R)自動化ソフトウェアは、セットアップ、テストにおいて、使いやすいユーザ・インタフェース、直感的な操作手順を提供します。


<テクトロニクスについて>
テクトロニクスは、計測およびモニタリング機器メーカとして、世界の通信、コンピュータ、半導体、デジタル家電、放送、自動車業界向けに計測ソリューションを提供しています。65年以上にわたる信頼と実績に基づき、お客様が、世界規模の次世代通信技術や先端技術の開発、設計、構築、ならびに管理をより良く行えるよう支援しています。米国オレゴン州ビーバートンに本社を置くテクトロニクスは、現在世界22カ国で事業を展開し、優れたサービスとサポートを提供しています。詳しくはウェブ・サイト(www.tektronix.com/ja)をご覧ください。

<テクトロニクスの最新情報はこちらから>
Twitter (@tektronix_jp)
Facebook ( (リンク ») )
YouTube( (リンク ») )
お客さまからのお問合せ先

テクトロニクス お客様コールセンター
TEL 0120-441-046 FAX 0120-046-011
URL (リンク »)

Tektronix、テクトロニクス、TekExpressは 、Tektronix, Inc.の登録商標です。本文に記載されているその他すべての商標名および製品名は各社のサービスマーク、商標、登録商標です。
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]