AsiaNet 55622
共同JBN 0094 (2014.1.29)
【マドリード(スペイン)2014年1月29日PRN=共同JBN】
*アエロメヒコ航空(Aeromexico)は5月から定期運航スケジュールに週3便の夜行運航便を追加する。
*スペインのマドリードへのこの増便は、欧州市場におけるボーイング787機材運用強化プログラムの一環である。
メキシコ最大の航空会社 アエロメヒコ航空は国際ツーリズムフェア(FITUR)を背景にして、ボーイング787ドリームライナーを使用して週に3回の夜間運航便を追加すると発表した。
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アエロメヒコ航空は243座席を備えたこの最新鋭機の到着次第、スペイン市場の需要に対応する。243席のうち180度リクライニング付きのビジネスクラスは32席あり、同型機の中でも座席間のスペースが一段と広くなり、新しい個別のエンターテインメントシステムを備え、客室内の与圧などを改善している。
アエロメヒコ航空は、マドリード-メキシコシティ間で提供することになる週10便(7便はボーイング777、3便はボーイング787)を通じて両首都間に約5400座席を供給する。この新たな夜間運航便によって、メキシコ国内40都市、米国17都市、中南米12都市、カナダ1都市に乗客が接続できるようになる。
新しい便のスケジュールは以下の通り。
マドリード-メキシコシティ(注) 出発 到着
Flight No. AM 022 23:30 hrs. 05:05 hrs.
メキシコシティ-マドリード
Flight No. AM 022 22:50 hrs. 17:10 hrs.
(注)スケジュールは現地時間表示で、予告なしに変更がありうる。
アエロメヒコ航空はこのトレンドを維持し、欧州市場へのコミットメントを示すため世界で一番新しい航空機材によるサービスを提供する方針である。
アエロメヒコ航空のコマーシャル担当最高責任者、セルジオ・アラードは「われわれはマドリード、ロンドン、パリなど欧州のすべての目的地に、導入1年に満たない最新鋭機ボーイング787を投入させることは、顧客の旅行体験を一新することになると理解している」と語った。
英国からの乗客は今年5月から、新しいボーイング787のアドバンテージを楽しむことができる。アエロメヒコ航空は今回発表の増便によって、ロンドン・ヒースロー国際空港とメキシコシティ間の座席提供をおよそ30%増やすことになる。
アエロメヒコ航空は2013年10月以来、ボーイング787を使ってパリから週7便の夜行便を運航している。
アエロメヒコ航空は今回の増便発表で、世界で最新の航空機を使い欧州とメキシコを結ぶ唯一の航空会社としてのポジションを固めることになる。同航空は引き続き保有機材を刷新し、顧客の利便のために世界クラスのサービスを強化する計画を進めていく。
▽Grupo Aeromexicoについて
Grupo Aeromexico, S.A.B. de C.V.は、メキシコで商用航空事業やマイレージサービス事業を行う子会社を傘下に置く持ち株会社である。アエロメヒコはメキシコ最大の航空会社であり、主要ハブ空港であるメキシコシティ国際空港の第2ターミナルから毎日600便以上を運行する。その目的地はメキシコ国内47都市、米国17都市、中南米12都市、欧州3都市、アジア2都市、カナダ1都市を含め、3大陸の80都市余りに運航している。
グループが保有する航空機群は116機のボーイング787、777、767、737ジェット旅客機および最新世代のエンブラエル190、175、170、145である。アエロメヒコは2012年に、ボーイングから90機の737 MAXジェット、10機の787-9ドリームライナーの合計100機を購入するという意向を示して、メキシコ航空史上で最大規模の投資戦略を発表した。
アエロメヒコ航空は同時に、アラスカ航空、アビアンカ航空、ラン航空、TACA航空、TAM航空とのコードシェア提携を行ったことで、米国、ブラジル、カナダ、チリ、コロンビア、ペルーなどの国々へのきめ細かく幅広い接続網を提供する。
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ソース:Aeromexico
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