世界中の人たちが参加した韓国初の映画プロジェクト「わたしたちの映画、ソウル / Seoul, Our Movie」の完成作品が全世界同時公開

Seoul, Our Movie

From: JCN Newswire

2014-02-13 15:00

Seoul, South Korea, Feb 13, 2014 - ( JCN Newswire ) - ソウル特別市(以下ソウル)が主催した、全世界参加型の韓国初のクラウドソーシング映画プロジェクト「わたしたちの映画、ソウル」の完成作品である、『苦●甘來 (Bitter, Sweet, Seoul)』が2月11日、ソウル劇場にて公開しました。

■ 世界中から寄せられた映像を使用し制作された、韓国初の新感覚クラウドソーシング映画プロジェクト
- 公式YouTubeチャンネルにて、2013年8月20日~11月25日までの期間中、世界中から「ソウル」を表現する自作の映像作品を募集し、集まった作品をもとに映画を制作
- 世界中から集まった映像作品は11,852本、計159時間35分4秒。選出されたのは154本
■ 韓国を代表する映画監督PARKing CHANce (パク・チャヌク監督、パク・チャンギョン監督) の演出が加わり、一本の芸術的作品が完成
■ 公式YouTubeチャンネルを通して世界同時公開

この日の映画試写会には、パク・ウォンスン ソウル市長、本作品の監督PARKing CHANce (パク・チャヌク監督、パク・チャンギョン監督)および関係者、国内外の来賓たちをはじめ、本プロジェクトに映像を応募し映画に採用された国内外の受賞者、その他一般の方々など、計約270名が招かれました。

試写会で上映された同映画は、YouTube公式チャンネル( www.youtube.com/seoulourmovie (リンク ») )を通して全世界で同時公開されており、試写会の直後には、パク・ウォンスン市長とPARKing CHANce (パク・チャヌク監督、パク・チャンギョン監督)は、オンライン上にて、世界中の視聴者からリアルタイムで映画に関する公開質問を受けました。

本映画プロジェクト「わたしたちの映画、ソウル」では、<Working in Seoul(ソウルで働く)>、<Made in Seoul(メイド・イン・ソウル)>、<Seoul(ソウルのひと時)>という3つのテーマが設定され、それぞれのテーマに基づき、多くの映像作品が世界中から寄せられました。

完成した映画『苦●甘來』は、公募受付期間の2013年8月20日から11月25日までの間に世界中から集まった計11,852本の中から、154本の映像が選出され、それらをもとに制作されました。選ばれた154本のうち、41本が優秀作品として様々な賞を受賞しました。

応募映像総数の内訳は、韓国国内6,523本、海外5,329本で、韓国からの応募数が最も多く、続いて中国、アメリカ、カナダ、シンガポールの順で応募数が多い結果となりました。総計159時間35分4秒もの映像作品が応募され、本プロジェクトが韓国国内のみならず世界中からの高い関心を集めたことを証明する結果となりました。受賞した41本の映像作品は本プロジェクトの公式YouTubeチャンネル でご覧いただけます。( www.youtube.com/seoulourmovie (リンク ») )

この日公開された映画『苦●甘來』は、「世界中の人たちの映像作品にパク・チャヌク監督、パク・チャンギョン監督ならではの演出が加わり、独創的な雰囲気がつなぎ合わされ、ソウルをテーマにした完成度の高い芸術的映画が出来上がった」と、各方面から高い評価を得ました。

映画タイトルの『苦●甘來 (Bitter, Sweet, Seoul)』からも推測できるとおり、映画の中でのソウルは、従来の特定の都市をテーマにした数多くの映画で見られるような、明るく美しい姿ばかりを見せることはしていません。この映画では、ソウルという場所の過去と現在、またはソウルを訪れたり、そこで生活している人たちの日常の笑顔や涙、感動の瞬間など、ありのままの姿を派手な脚色を加えずに表現しているのが特徴です。

特に映画の中では過去から現在に至るまでに、急速に成長し変貌してきたソウルの原動力を表現していて、ソウルとそこにまつわる多種多様な人たちのエピソードにより、人々のソウルに対する好奇心を引き出すような作品になっています。

今回の映画制作を総括したPARKing CHANceのパク・チャヌク監督は「世界の大勢の人たちが応募してくれた映像作品を全て見ました。数々の異なる映像を繋ぎ合せて一つの作品をつくることは大きな挑戦でしたが、一つ一つの映像からアイデアが得られ、楽しみながら制作を進めることが出来ました。『苦●甘來』は世界中の人々の手によって作られた映画作品です」と述べました。

世界同時試写会において、受賞者のひとりであるセバスティアン・シーモン氏 (31歳・フランス出身) は、「色々な国で映画制作に携わる人間として、これほど興味深くて新しい試みがきっかけで韓国に戻ってくることができて光栄です。映像制作を通して、ソウルのグローバルブランドイメージの構築に貢献出来たことは、過去2年間で多岐にわたり貴重な経験を提供してくれた韓国、そしてソウルに恩返し出来たような気持ちです。今回、招待してもらえたこと、そして受賞できたことを本当にありがたく思っています。今回の再訪を通して、また新たなインスピレーションをもらうことが出来ました」と述べました。

映画『苦●甘來』の記者会見に出席したパク・ウォンスン市長は、「世界中の人たちが一緒にソウルにまつわる映像を制作したことが、今回のプロジェクトにおける一番大きな意義だと考えます」と述べ、「世界中の人たちがソウルで体験したことや感じたことを共有することにより、今までにないかたちでソウルを表現した、独特な映画が完成しました。映画の内容のような飾り気のない姿こそ、他にはない、真のソウルの姿を映し出しているのではないでしょうか」と、コメントしました。

ソウル特別市は、世界でのブランドイメージの構築を目指し、引き続き新しい取り組みをグローバルに発信していきます。

【編注】●は「尽」の旧字体

[ご参考資料(1)] プロジェクト概要

*プロジェクト名: わたしたちの映画、ソウル/Seoul, Our Movie
*監督: PARKing CHANce (パク・チャヌク監督、パク・チャンギョン監督)
*内容: ソウルに訪問・居住する人を含むソウルを愛する外国人の方、またはソウル市民たちがソウルでの経験や、訪問のきっかけなどをテーマにした自作映像を公募したプロジェクト。応募された数々の映像作品がPARKing CHANce監督によって演出・編集され、ソウルをテーマにした一本のドキュメンタリー映画が完成するプロジェクトです。
- 「わたしたちの映画、ソウル」は世界中の人たちのソウルにまつわる映像(訪問のきっかけ、経験、思いなど)を集め、一本の映画を制作していくソウルのグローバルマーケティングプロジェクトです。
*目的: 世界中の人たちが直接参加する形でソウルを表現する映画を制作していくことで、世界中の人たちとのコミュニケーションから導き出された、ソウルに対するイメージを醸成・構築します。
*主催: ソウル特別市、PARKing CHANce(Moho Filmsプロダクション)
*プロジェクト期間: 2013年8月20日~2014年1月 (作品応募期間:2013年8月20日~11月25日)
*応募サイト: www.youtube.com/seoulourmovie (リンク ») www.seoulourmovie.com (リンク »)
*参加資格: ソウルを愛し、映像撮影・制作が可能な世界の全ての人々(年齢・性別など一切制限なし)
*提出様式: YouTubeにアップロードが可能な全ての形式の動画ファイル(スマートフォン映像も可能)
- 映像テーマ:<Working in Seoul(ソウルで働く)>、<Made in Seoul(メイド・イン・ソウル)>、<Seoul(ソウルのひと時)>
*プロジェクト・スケジュール:
- 映像公募受付: 2013年8月20日~11月25日
- 映像編集・映画制作: 2013年11月末~2014年1月初旬
- 映画公開: 2014年2月11日(試写会・オンライン世界同時公開)

[ご参考資料(2)] PARKing CHANce紹介

PARKing CHANceは、世界の映画界の巨匠である、パク・チャヌク監督と、韓国を代表するメディアアーティストのパク・チャンギョン監督の兄弟の名前から名づけられたブランド名です。二人の名字である「朴(PARK)」と、名前に共通してある「チャン(CHAN)」を利用した造語で、駐車場で、「parking chanc(駐車機会、駐車する機会)」を探すように、斬新で稀有なプロジェクトを目指す意味を持ちます。

これまでに、「波乱万丈/Night Fishing」、「オダルスロー」、「青出於藍/Day Trip」、「V」といった4つの作品でタッグを組み、今後も短編映画、ドキュメンタリー、芸術性溢れる実験映画、プロモーションビデオ、コマーシャルなど様々な映像を企画・演出する予定です。

本件についての報道機関からのお問い合わせ:
エデルマン・ジャパン株式会社
SeoulOurMovieJapan@edelman.com

概要:Seoul, Our Movie

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