「アジアのベストレストラン50」(協賛:サンペレグリノ&アクアパンナ) アイヴァン・リー氏 特別功労賞を受賞

ソーホー・スクエア・ジャパン株式会社

From: Digital PR Platform

2014-02-18 18:42


厲家菜(れいかさい)のシェフで共同オーナーのアイヴァン・リー(Ivan Li)氏が、ダイナースクラブ ライフタイムアチーブメントアワード(特別功労賞)の受賞者に選ばれました。この権威ある賞は、サンペレグリノ&アクアパンナ(S.Pellegrino & Acqua Panna)がメインスポンサーを務め、ウィリアム リード ビジネス メディア社(William Reed Business Media)が主催する「アジアのベストレストラン50」の一環として授与されます。

リー氏には、2014年2月24日にシンガポールのカペラ(Capella)で開催される「アジアのベストレストラン50」の授賞式で賞が授与されます。

リー氏は厲家菜(れいかさい)で、清朝時代に紫禁城の厨房を司っていた曾祖父リー・シュンチン(Li Shunqing)氏が開発した宮廷料理のレシピと調理方法を守り続けています。リー・シュンチン氏は、宮廷の職を辞した後、西太后のお気に入りの料理を思い出しながら、素材や調理法を書き留め、宮廷料理のメニューを詳細に記録しました。

リー氏は、曾祖父が残した伝統を尊重し、4代にわたって一族が継承してきた由緒あるレシピを守り続けています。添加物を一切用いないその料理は、味の調和と純粋さを追求した最上級の天然素材と香味料から構成されています。またその料理は、近代的な調理器具を一切用いず、西太后の厨房のものを復元した伝統的な調理器具だけを用いて、炉の優しい炎の上で時間をかけてじっくりと調理されています。

リー氏は、1985年に北京で最初の厲家菜(れいかさい)の開店を手伝いました。厲家菜(れいかさい)は後にメルボルン、東京、台北にも出店しました。リー氏は、2006年には上海厲家菜(れいかさい)のテクニカル・コンサルタントに任命され、さらにその2年後に開店した天津店のテクニカル・コンサルタントも務めています。

リー氏は2010年、北京順義区でも厲家菜(れいかさい)をオープンしました。ロイヤルメルボルン工科大学でインテリアデザインを学んだリー氏は、このレストランの高級感あふれる内装のデザインも担当しました。

この北京店でリー氏の研鑽を受けたシェフたちが上海店や天津店の厨房で、リー氏の数千点にも及ぶ宮廷料理のレシピを試作し、探究しています。

失われた宮廷料理を蘇らせるには、イノベーションや創造性、素材に関する深い知識も必要です。数世紀も前のレシピには、もはや入手できない素材や絶滅危惧種が使われていることがあるため、リー氏は、品質面で妥協することなく、昔と同じ味わいが得られる、オリジナルの素材に代わる素材を探し求めています。

ダイナースクラブ ライフタイムアチーブメントアワードは、「ダイナースクラブ世界のベストレストラン50」アカデミーのメンバーである、レストラン業界を代表する900人以上のグローバルリーダーの投票によって決まりました。

「アジアのベストレストラン50」のグループエディターであるウィリアム・ドリュー氏は次のように述べています。「リー・シェフは、これまで宮廷料理の伝統を守り抜き、宮廷料理に関する知識を次の世代のシェフ達に伝える活動に携わってきました。中国の食文化の維持に対するリー氏の貢献はまさに、権威あるダイナースクラブ ライフタイムアチーブメントアワードに値します。」

ダイナースクラブ・インターナショナル(Diners Club International(R))の社長、エデュアルド・トボン氏は次のように述べています。「ファインダイニングは、ダイナースクラブ・インターナショナルの歴史を語るうえで不可欠な要素です。この度、素晴らしい食事を提供するために最高の食材を使用し、伝統的な料理法を用いながら中国の宮廷料理の伝統を維持してきたアイヴァン・リー氏に対し、このような賞を授けることができる事を大変光栄に思います。世界のファインダイニングシーンに対するリー・シェフの貢献は非常に大きなものなのです。」

受賞者に際してリー氏は、次のように述べています。「レストラン業界のリーダーたちに功績を認められたことは本当に名誉なことです。今回の受賞は、中国の食の伝統を維持し、世界中に伝えている厲家菜(れいかさい)のシェフたちにとって大きな励みになるでしょう」。


「アジアのベストレストラン50」のリスト作成について
「アジアのベストレストラン50」のリストには、ダイナースクラブ(Diners Club(R))「世界のベストレストラン50」アカデミーのメンバーから最も多くの票を獲得したアジアのレストランが選ばれます。

「アジアのベストレストラン50」は、「世界のベストレストラン50」の投票期間中に次のアジア諸国のレストランに投じられた票数によって選ばれます。アジアの投票対象国:バングラデシュ、ミャンマー、ブルネイ、ブータン、カンボジア、中国、香港、インド、インドネシア、日本、韓国、ラオス、マカオ、マレーシア、モルジブ、ミクロネシア、ネパール、パキスタン、フィリピン、シンガポール、スリランカ、台湾、タイ、東ティモール、ベトナム。

「アジアのベストレストラン50」の結果発表(2014年2月24日の授賞式の模様は、次のウェブページでライブ中継されます)
(リンク »)

メインスポンサーについて
サンペレグリノ&アクアパンナが、本イベントの主要スポンサーを務めます。サンペレグリノ&アクアパンナは、世界中の高級レストランにおいてファインダイニングのパートナーとして知られるナチュラルミネラルウォーターのブランドです。両ブランドはともに、イタリア流の上質な暮らし、喜び、健やかなライフスタイルを世界に届けてきました。

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