CTC、データ統合ソリューションの提供を開始

インフォマティカ社製品を活用し、企業のデータ連携・移行を支援

インフォマティカ・ジャパン株式会社

2014-05-02 00:00

2014年5月2日 - 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:菊地 哲、本社:東京都千代田区、略称:CTC)は、データインテグレーションソリューションにおける独立系リーディングプロバイダーであるインフォマティカ・ジャパン株式会社(代表取締役社長:吉田浩生、本社:東京都新宿区、以下:インフォマティカ)と販売代理店契約を締結し、本日よりデータ連携・統合を実現するETL※1ツール「Informatica® PowerCenter®(以下:PowerCenter)」、データ品質管理を行う「Informatica® Data Quality®(以下:Data Quality)」、そしてマスターデータの統合管理を実現する「Informatica® Master Data Management®(以下:Informatica MDM)」を中心とした、企業内のデータ統合マネジメントを行うためのソフトウェア製品群の販売と、製品導入に伴う技術支援やアプリケーション開発、保守サポートを行う包括的なデータ統合ソリューションの提供を開始します。大量の顧客情報や販売データを取扱い、情報分析のためのデータ統合ニーズが高い流通業や金融業を中心に、製造業や通信業などに提供します。販売目標は、3年間で6億円です。
昨今、デジタルデータの急激な増加とそれを蓄積・処理するためのIT機器の低価格・高性能化を背景に、様々な企業でビッグデータの活用が始まっています。データは複数の業務システムに存在し、データの保管場所や保存する際のフォーマット、精度はシステムごとに異なります。データ活用に際しては、まず、企業内に散在している様々な種類・フォーマットのデータを活用できる形に整備・統合することが必要です。従来、データの整備・統合には、分析や変換を行うための専用プログラムの開発やデータ移行作業が必要となりますが、それにかかる時間は、プロジェクト全体の約半分を占めることもあります。

インフォマティカには、データ統合における課題を解決する製品と多岐にわたるプロジェクト経験があります。インフォマティカ製品の主な特長は以下の通りです。

PowerCenter の特長:

メインフレームやERP/CRMなどの業務アプリケーション、各種データベースやクラウドサービス、ソーシャル、Hadoop、非構造データなど、あらゆるデータへの迅速なアクセスを可能にし、コード変換や加工・集計などの統合処理をした上でのリアルタイムなデータ連携を実現
生産性の高いGUIによるノンコーディングでの開発、および一度開発した処理ロジックの再利用により、データ統合にかかる開発期間を5分の1、コストを3分の1に削減することが可能
各システムのデータの所在や定義を管理するデータ辞書機能や、システム横断でのデータの流れを可視化するメタデータ管理機能が、開発だけではなく運用面での負荷低減に寄与

DataQualityの特長:

データの精度や品質を把握・評価するプロファイリング機能を提供。
品質に問題が見つかったデータをクレンジング・名寄せする機能を有し、フォーマットの標準化や重複データの排除、住所補完などでデータの品質を高め、最大限のビジネス価値を提供

Informatica MDMの特長

各アプリケーションが持つ様々な種類のマスターデータの統合管理機能を提供。
関連システム間での同期を可能にし、オムニチャネルビジネスにおける顧客360°ビューの提供
グローバル製品コードの統合によるサプライチェーン横断の情報可視化や業務プロセスの改善など、ビジネス面でのコスト削減や収益向上に貢献。
CTCはデータの整備・統合を伴うシステム構築案件において、インフォマティカ製品の販売、システム構築、保守サポートだけでなく、導入時のコンサルティングや利用教育の実施も含めたデータ統合ソリューションを提供します。今後、更なる企業のビッグデータ活用に向け、データクレンジング、システム移行支援、マスターデータ統合などの受託業務サービスの提供を通して、お客様のデータ統合を支援します。

■伊藤忠テクノソリューションズ株式会社について
伊藤忠テクノソリューションズは、ビジネス戦略の立案や企画・設計などをお手伝いする「コンサルテーション」から、フロント系基幹システムや大規模基盤システムの構築などのインテグレーション、さらには保守サービスやデータセンター運用などのアウトソシングサービスまで、ITライフサイクルを支える総合力を兼ね備えたトータルソリューションプロバイダです。世界最先端のITベンダーとのリレーションによって培った確かな技術力と充実した運用・保守サポート体制による高い信頼性により、お客様のITライフサイクルの全フェーズで最適なサービスを提供します。 (リンク »)

■インフォマティカ・ジャパン株式会社について
Informatica Corporation (NASDAQ: INFA) はデータインテグレーションソフトウェアおよびサービスにおける世界No.1独立系プロバイダーの1社です。インフォマティカのソリューションによって、世界中の企業がデータへの投資から最大限の効果を手にし、最も重要なビジネスニーズを満たしています。現在、世界5,000社を超える企業が企業内ならびにクラウドやソーシャルネットワーク等の企業外に保有する既存の情報資産から最大限の価値を引き出し、活用することに成功しています。    (リンク »)

※1 ETL:Extract/Transform/Loadの略。企業の基幹業務システムなどに蓄積されたデータを抽出し、データの関連性分析などを行うためのデータベースであるデータウェアハウスなどで利用しやすい形に加工し、書き出すこと。
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]