AsiaNet 56767
共同JBN 0535 (2014.5.19)
【カエサリア(イスラエル)2014年5月19日PRN=共同JBN】
*Keystone Heartは無作為臨床研究とさらなる商業化に向けてリソースを振り向ける
*同社は来週パリで開かれるEuroPCRで展示、講演する
医療機器企業でCEマークを受けた脳保護機器TriGuard(商標)の開発者( (リンク ») )であるイスラエルのKeystone Heartはこのほど、OrbiMedを主幹事とするシリーズB資金調達ラウンドで1400万ドルを成功裏に調達した。OrbiMed はヘルスケアセクターに特化する有力投資会社であり、約110億ドルの公共事業、民間企業投資を管理している。
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Keystone HeartのTriGuard(商標)は唯一の脳保護機器であり、特にすべての大動脈弓除去を完璧にカバーするよう設計されている。脳保護機器TriGuard(商標)はすべての脳領域を保護することによって、経カテーテル大動脈弁置換術(TAVR)やその他心血管外科手術中の脳の損傷リスクを最小限に抑えるよう考案されている。
今回の資金調達ラウンドは欧州でTAVR手術中のマルチセンター、無作為臨床試験を実施するため、および計画中の米食品医薬品局(FDA)による治験医療機器の適用免除(IDE)研究の実施に向けられる。これらの研究はTriGuard(商標)の効率と性能をさらに深く評価することを可能にして、TriGuard(商標)の世界的な商用化を支援することになる新たな臨床データを生み出すことが期待される。Keystone HeartはTAVRとその他心血管適応でTriGuard(商標)製品パイプラインを活用する追加的な研究を計画している。
Vessix Vascularの元副社長(臨床問題担当)であるハンク・ハウザー氏は最近、これらの臨床研究拡充を支援するため副社長(臨床活動担当)としてKeystone Heartに入社した。
PCR 2013で発表されたDEFELCT I臨床試験データは、脳損傷を保護されないTAVR手術に基づくこれまでのデータと比較して、TriGuard(商標)を使用して保護されたTAVR手術によって、脳の新たな病変ボリュームが60%以上と顕著に削減することを実証した。欧州とイスラエルにある最大12センターで実施されるマルチセンター、無作為臨床試験であるDEFLECT IIIは現在、このような効果をさらに評価する目的で、TAVR手術を受ける患者の登録を開始している。
ドイツ・ハンブルクにあるUniversitares Herzzentrum責任者のヨアヒム・ショファー教授は「TAVR手術を実行中、われわれは脳の損傷を防ぐために塞栓保護を行わなくてはならない。私はTriGuard(商標)が効果を示すと強く信じている」と語った。
Keystone Heartは来週パリで開かれるEuroPCR 2014で展示室を開き、この有力な心臓学会議で臨床プレゼンテーションのいくつかの主要な活動を概説する。
脳保護機器TriGuard(商標)は米国内ではまだ商品化されていない。
▽Keystone Heart( (リンク ») )について
Keystone Heart Ltdは医療機器会社で、心臓血管処置に伴う脳の損傷によって起こる脳卒中、神経認知後退、認知症のリスクを減らす脳保護機器を開発、製造している。
同社はTAVR、外科的弁置換術、心房細動アブレーション(除去)、その他心血管手術中のリスクを軽減するために脳梗塞のリスクを減らすため、脳の梗塞が進むことから保護することに注力している。新たなTriGuard(商標)製品パイプラインはインターベンション心臓医、電気生理学者、心臓外科医がこれらの処置を実施しながら脳の残存機能を保護するのを助けるように設計されている。
Keystone Heartはイスラエルに本社があり、革新的技術と臨床研究を通じて患者のケアを進めることに注力している。同社経営陣は、インターベンション心臓学と医療機器の分野で豊かな経験を積んでいる。
▽問い合わせ先
Mr. Shuki Porath
President and CEO
info@keystoneheart.com
Tel: +972-4-615-8000
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ソース:Keystone Heart
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